団子屋の男
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「あー、お前ぇなかなか上手ぇじゃねえか。いい手つきだ」
「ほんまですか?」
手がつりそうなのを我慢して答えた。
そういえば、書き物してたなら目も疲れているはずだ。
あたしは肩から手を離して、こめかみに指をあてた。
「ほら、こうしたら気持ちよくないですか?」
こめかみを、ぐりぐり、と押さえる。
「お、おおおおぉぉ……」
何とも言えない声を漏らす土方さんは、ただの【おっさん】みたい。
「ここは?」
首の付け根のくぼみに、人差し指を突き立てた。
「くううううぅぅうぅうぅ!」
「ちょっと失礼しますよ?」
目のくぼみに人差し指をあてて、くい、と上方向に引っ張る。
「ここ、痛いでしょ」
「はあああぁぁあぁぁ……」
あたしは、ついにくすくす笑い出した。
「──笑うな、気持ちいいんだから仕方ねぇだろうが」
目から指を離して、肩もみに戻ると、
「──、っは、」
土方さんは、息を吐きだして脱力した。
「土方さん?」