久しぶりの男前
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「何すんねんさ、もうぅ!!」
せっかくの楽しい妄想を、総司くんがぶち破ってくれたのだ。
「気持ち悪い顔してたから、悪い夢にでもうなされてるのかなと思って」
「──なんやてぇっ?」
あたしは両手で総司くんの襟を掴んで、ぎゅーっ首を絞めた。
苦しかったのか、急に総司くんが咳き込み出す。
「──あ、ごめん」
あたしは手を離して背中をさすろうと近寄った途端、
──どん、
総司くんに突き飛ばされて、あたしは尻餅をついた。
総司くんは、立ち上がると部屋の方へ歩き出す。
(怒った……?)
「怒ったんかな……?」
あたしは一くんに訊いた。
「あれぐらいで怒らぬだろう」
「不意打ちくらって咳き込んだから、恰好悪いって思ったんだろ」
左之さんもそう言ってくれた。
あたしは、総司くんの部屋の方を見つめた。