天下統一計画(仮)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「私も一緒にお泊りしたかったですー!」
ザビ―ランド観光をしたことを後日鶴姫に伝えたところめちゃくちゃ泣かれました。
確かに苦労かけたし、慰労の意味で呼んでも良かったんじゃないかとは思うんだけど、あのメンバープラス鶴姫を相手にする元気はなかったんだ。
「ごめん、ごめん。今度は鶴姫だけ招待して案内するから許してよ」
「和海さん、約束ですよ。その日は私以外構ったらだめですからね!」
ぷんぷん怒っている鶴姫もかわいいななんて現実逃避をする今日この頃。
ここは伊予。
先日の騒動の事後処理的な意味で来ているが俺にできることは特にない。
毛利が的確に指示を出し、結果として提出された書類に目を通している。
俺は単純に、毛利を運ぶための足だ。
伊予軍の人的損害はほぼない。
ただ、壊れた施設の修繕費などはかかるようで毛利はため息をついている。
織田軍の兵の一部は自国へ逃げ帰ったようで、鳳凰寺が鶴姫の部隊に捕まった事は知らされているだろう。
捕まったんじゃなくて今は国外逃亡しているはずなんだが、皆が気を使ってどうなったかという情報は俺には回ってきていない。
暇な俺は鶴姫をなだめながら、雑賀集から各地の武将の動きを聞いていた。
真田軍のお陰で、伊達軍は小田原より撤退。
その後伊達は徳川と合流。後日徳川と伊達の連合軍として豊臣軍にぶつかるという話だった。
準備とかあるので、実際に戦として形になるのは2か月くらい先の話だろうと言っていた。
やっぱ俺単体だと動きが早すぎて、戦の予定とかみ合わないんだな。
織田軍も近くの小さな国を引き込み、豊臣と連合軍の戦にぶつける気のようだ。
上杉軍が連合軍へ合流しないように武田軍は足止めを行うつもりのようで、豊臣軍の戦へ直接参戦は難しとの事だが、上杉を抑えてくれるならありがたい。
「そういえば、最近妙な僧侶が戦場に姿を見せています」
「なんで僧侶が?」
「小早川軍についたようです」
小早川といわれても歴史は得意じゃないのでぴんと来ない。
「金吾の事か、近々こちらに挨拶に来ると申していたな」
書類仕事にめどが立ったようで、毛利が俺たちの雑談に交じってきた。
「毛利が知っている奴なのか」
「ああ、あまり役には立たぬがな。優柔不断で、コマとして使うにもイマイチな男よ」
毛利が手放しに喜ぶ駒なんてそうそういないと思うけどな。
「じゃあ、近いうちに逢えるのか。ちょっと楽しみだな」
それから10日ほど経った頃、高松城に小早川秀秋がやってきた。
噂の僧侶と一緒にやってきたのだが……。
「お初にお目にかかります、天海と申します」
思わず俺は毛利の肩を叩いた。
(あれって、どう見ても明智光秀じゃないのか?)
(貴様も気づいたか)
どう見ても気づくだろう。しかし、なんでかな。他の人たちは気づいていない。
小早川はなんかカブトムシみたいな甲冑で鍋担いでいるし、奇妙な子だな。
妙におどおどしていて、何か怖いのか?
視線の先を見てみると、明らかに毛利を見て怯えている。
「毛利、この小早川殿とどんな関係だ?」
「ザビー教の信者の一人。名をカロリー金吾」
「カロリー金吾……ってことは食べるのが好き?」
妙に怯えているので、しゃがんで視線を合わせながらザビーキャンディを差し出してみる。
「うん!ぼくね、食べるのも好きだし料理するのも好きだよ!」
なんかこう、かわいいな。
子供っぽいというか、わんこっぽいというか……。
「あれ、もしかしてザビ―ランドで出す料理考えているときにすっごく丁寧に感想書いてくれてたのって彼?」
「左様、ザビ―ランドの料理番よ」
思わず彼を拝んでしまった。
「え、ええ?なんで!」
「いや、俺の無茶ぶりを何とかこなして予算と味を両立してくれていた人が目の前にいたからさ。
ありがとう、ザビ―ランドは君に大きく支えられているよ」
お礼を言われ慣れていないのか、照れてる姿もかわいいな。
「こ奴はその程度しか役に立たぬ。戦場に出したところで、場を乱すだけよ」
「成程ね、カロリー金吾は戦より内勤向きなんだね。まさに適材適所、毛利の采配はいつも完璧だな」
なんだかんだと毛利の人事配置は今のところ問題はないどころかスムーズに回っている。
「あ、ところでカロリー金吾と小早川殿とどっちで呼んだ方がいいかな」
「えっと、どっちでもいいですけど……ああ、なんでもないです。やっぱりカロリー金吾でおねがいします!」
毛利に睨まれたのか、後半怯えていたがカロリー金吾としてザビー教信者として今後尽力してくれることになった。
なんだかんだ大友軍というか、苦労人の立花殿と親しいらしい。
いやー、新しい人が来るからどんな人かとハラハラしたけどかわいい子でよかったな。
うん、小早川君はいいんだが、その隣の胡散臭い僧侶をどうするかな。
「天海殿は、カロリー金吾の保護者という事でいいんでしょうか」
「ええ、そのようにとらえていただいて結構ですよ、ふふっ」
寝首かかれそうで怖いんですけど。
「和海よ、金吾と共にこちらの作戦を進める準備をしておけ」
渡された企画書は【戦国一美食大戦】まぁ、名前は仰々しいが全国うまいもの展をやって人を集めようぜという試みだ。
開催はザビーランド。イベントと共に、ランドへの集客率を上げる予定らしい。
なんかよそではどうやって敵を討つかって話しているのに、うちは平和だな。
……いや、そういう部分だけを見せてくれているんだろうな。毛利の気遣いに感謝しつつ、俺は数か月後に戦する相手の元にいってご当地のうまいものを聞きに行かなきゃいけないっていう気まずさよ。
ザビ―ランド観光をしたことを後日鶴姫に伝えたところめちゃくちゃ泣かれました。
確かに苦労かけたし、慰労の意味で呼んでも良かったんじゃないかとは思うんだけど、あのメンバープラス鶴姫を相手にする元気はなかったんだ。
「ごめん、ごめん。今度は鶴姫だけ招待して案内するから許してよ」
「和海さん、約束ですよ。その日は私以外構ったらだめですからね!」
ぷんぷん怒っている鶴姫もかわいいななんて現実逃避をする今日この頃。
ここは伊予。
先日の騒動の事後処理的な意味で来ているが俺にできることは特にない。
毛利が的確に指示を出し、結果として提出された書類に目を通している。
俺は単純に、毛利を運ぶための足だ。
伊予軍の人的損害はほぼない。
ただ、壊れた施設の修繕費などはかかるようで毛利はため息をついている。
織田軍の兵の一部は自国へ逃げ帰ったようで、鳳凰寺が鶴姫の部隊に捕まった事は知らされているだろう。
捕まったんじゃなくて今は国外逃亡しているはずなんだが、皆が気を使ってどうなったかという情報は俺には回ってきていない。
暇な俺は鶴姫をなだめながら、雑賀集から各地の武将の動きを聞いていた。
真田軍のお陰で、伊達軍は小田原より撤退。
その後伊達は徳川と合流。後日徳川と伊達の連合軍として豊臣軍にぶつかるという話だった。
準備とかあるので、実際に戦として形になるのは2か月くらい先の話だろうと言っていた。
やっぱ俺単体だと動きが早すぎて、戦の予定とかみ合わないんだな。
織田軍も近くの小さな国を引き込み、豊臣と連合軍の戦にぶつける気のようだ。
上杉軍が連合軍へ合流しないように武田軍は足止めを行うつもりのようで、豊臣軍の戦へ直接参戦は難しとの事だが、上杉を抑えてくれるならありがたい。
「そういえば、最近妙な僧侶が戦場に姿を見せています」
「なんで僧侶が?」
「小早川軍についたようです」
小早川といわれても歴史は得意じゃないのでぴんと来ない。
「金吾の事か、近々こちらに挨拶に来ると申していたな」
書類仕事にめどが立ったようで、毛利が俺たちの雑談に交じってきた。
「毛利が知っている奴なのか」
「ああ、あまり役には立たぬがな。優柔不断で、コマとして使うにもイマイチな男よ」
毛利が手放しに喜ぶ駒なんてそうそういないと思うけどな。
「じゃあ、近いうちに逢えるのか。ちょっと楽しみだな」
それから10日ほど経った頃、高松城に小早川秀秋がやってきた。
噂の僧侶と一緒にやってきたのだが……。
「お初にお目にかかります、天海と申します」
思わず俺は毛利の肩を叩いた。
(あれって、どう見ても明智光秀じゃないのか?)
(貴様も気づいたか)
どう見ても気づくだろう。しかし、なんでかな。他の人たちは気づいていない。
小早川はなんかカブトムシみたいな甲冑で鍋担いでいるし、奇妙な子だな。
妙におどおどしていて、何か怖いのか?
視線の先を見てみると、明らかに毛利を見て怯えている。
「毛利、この小早川殿とどんな関係だ?」
「ザビー教の信者の一人。名をカロリー金吾」
「カロリー金吾……ってことは食べるのが好き?」
妙に怯えているので、しゃがんで視線を合わせながらザビーキャンディを差し出してみる。
「うん!ぼくね、食べるのも好きだし料理するのも好きだよ!」
なんかこう、かわいいな。
子供っぽいというか、わんこっぽいというか……。
「あれ、もしかしてザビ―ランドで出す料理考えているときにすっごく丁寧に感想書いてくれてたのって彼?」
「左様、ザビ―ランドの料理番よ」
思わず彼を拝んでしまった。
「え、ええ?なんで!」
「いや、俺の無茶ぶりを何とかこなして予算と味を両立してくれていた人が目の前にいたからさ。
ありがとう、ザビ―ランドは君に大きく支えられているよ」
お礼を言われ慣れていないのか、照れてる姿もかわいいな。
「こ奴はその程度しか役に立たぬ。戦場に出したところで、場を乱すだけよ」
「成程ね、カロリー金吾は戦より内勤向きなんだね。まさに適材適所、毛利の采配はいつも完璧だな」
なんだかんだと毛利の人事配置は今のところ問題はないどころかスムーズに回っている。
「あ、ところでカロリー金吾と小早川殿とどっちで呼んだ方がいいかな」
「えっと、どっちでもいいですけど……ああ、なんでもないです。やっぱりカロリー金吾でおねがいします!」
毛利に睨まれたのか、後半怯えていたがカロリー金吾としてザビー教信者として今後尽力してくれることになった。
なんだかんだ大友軍というか、苦労人の立花殿と親しいらしい。
いやー、新しい人が来るからどんな人かとハラハラしたけどかわいい子でよかったな。
うん、小早川君はいいんだが、その隣の胡散臭い僧侶をどうするかな。
「天海殿は、カロリー金吾の保護者という事でいいんでしょうか」
「ええ、そのようにとらえていただいて結構ですよ、ふふっ」
寝首かかれそうで怖いんですけど。
「和海よ、金吾と共にこちらの作戦を進める準備をしておけ」
渡された企画書は【戦国一美食大戦】まぁ、名前は仰々しいが全国うまいもの展をやって人を集めようぜという試みだ。
開催はザビーランド。イベントと共に、ランドへの集客率を上げる予定らしい。
なんかよそではどうやって敵を討つかって話しているのに、うちは平和だな。
……いや、そういう部分だけを見せてくれているんだろうな。毛利の気遣いに感謝しつつ、俺は数か月後に戦する相手の元にいってご当地のうまいものを聞きに行かなきゃいけないっていう気まずさよ。
