朝起きたら武将が部屋に居たんだがどうしたらいい
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「はぁ……」
従兄妹である和海によって引き起こされたであろう非現実的な出来事に頭を抱えていた。
前世の知り合いが当時そのままに現代にやってきてしまったのだ。
政宗様に会えたこと自体は嬉しいのだが、一体どうなってやがる。
「疲れた顔してるねー」
「誰のせいだと思ってやがる。それで、和海はどうした」
和海を迎えに行かせたはずの猿飛が一人でふらふらと戻ってきた。
「ああ、もう寝ちゃっててね。起こすのも可哀想だからそのまま寝かせてきたよ。
それよりさ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
笑っているが、その目は冷めており戦場で見せていた不気味さを滲ませている。
「なんだ、俺に答えられるか分からねぇぞ」
「和海ちゃんのお隣に住んでいるのって、風魔だろ。
気付いてなかった?それとも関わらない様にしてた?」
猿飛の面倒な質問に今日何度目か分からないため息をつく。
「風魔小太郎の生まれ変わりだって事は知っている。だがこの時代じゃ関係のない話だ。
家賃もしっかり払っているし、社会人として何ら問題も起こしていない。
……少々和海と距離が近い気がするのが気に入らないがな」
「あ、生まれ変わりってわかってたんだ。
それじゃあ俺らのうち、ほかに生まれ変わっている奴いた?」
この説明はどうしたらいいものか。
「……会ったことは無い。そもそも俺が風間が生まれ変わりだと気付いたのは、突然だった。
どんなきっかけで前世を思い出すのか、俺にも分からない。
もしかしたら他の奴らと会っているのかもしれないが、俺は気づけなかった」
「なんだろうね、そのきっかけが分かればいいのになぁ」
「どうしてだ、この時代じゃ戦してた頃の記憶も感覚も役に立たないだろう」
「だって思い出せたらさ、この時代でちゃんと和海と片倉の旦那にお礼言えるだろ」
妙なところで律儀というのか、これは単なる建前だけかもしれないな。
「仮に思い出したとしても俺に会いに来なくていい。この時代でまでわざわざ関わりたくないのが本音だ」
「ええーでも、和海ちゃんには会いに行くよ。
すっごい俺様の事好きみたいだしぃ~」
確かに和海は猿飛に対してテンションが高いが、あれはアイドルを見ているような感覚だろう。
好きの種類が違う。
「和海にちょっかい出すな」
「―――旦那はさ、和海ちゃんの従兄妹なんだろ。過保護すぎない?」
過保護か……たしかにそうかもしれない。
北条家の孫娘として誘拐された過去がある和海の事をどうしても心配してしまう。
幸い当時の事を忘れているし、思い出さない様にわざわざ当時の家から離れた俺の家の近くへ引っ越してきたのだから、これからも当時の事を思い出さずにいてほしいと思ってしまう。
「本当に過保護なら、そもそも社会に出さずこの家で囲っちまうさ」
「あらあら、和海ちゃんってば面倒そうな御仁に好かれるんだねぇ」
「テメェも人の事言えないだろう」
猿飛もどちらかと言えば面倒な人間の種類に入る。
「あらやだ、俺様は面倒見がいいだけだって。あと最後に一つ。
旦那はBASARA技使えるって言ってたよね、剣術も当時の様に使える?」
「そうだな……試す機会は無かったが、おそらく体は動くだろう。
そう思うようになったのは、前世を思い出してからだった気がするな」
猿飛は何か思案しているが、これ以上会話する気が無かった俺は休むと告げて部屋にもどった。
もしも、本当に猿飛が生まれ変わっていて……和海は、アイツの事を選ぶんだろうか。
従兄妹である和海によって引き起こされたであろう非現実的な出来事に頭を抱えていた。
前世の知り合いが当時そのままに現代にやってきてしまったのだ。
政宗様に会えたこと自体は嬉しいのだが、一体どうなってやがる。
「疲れた顔してるねー」
「誰のせいだと思ってやがる。それで、和海はどうした」
和海を迎えに行かせたはずの猿飛が一人でふらふらと戻ってきた。
「ああ、もう寝ちゃっててね。起こすのも可哀想だからそのまま寝かせてきたよ。
それよりさ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
笑っているが、その目は冷めており戦場で見せていた不気味さを滲ませている。
「なんだ、俺に答えられるか分からねぇぞ」
「和海ちゃんのお隣に住んでいるのって、風魔だろ。
気付いてなかった?それとも関わらない様にしてた?」
猿飛の面倒な質問に今日何度目か分からないため息をつく。
「風魔小太郎の生まれ変わりだって事は知っている。だがこの時代じゃ関係のない話だ。
家賃もしっかり払っているし、社会人として何ら問題も起こしていない。
……少々和海と距離が近い気がするのが気に入らないがな」
「あ、生まれ変わりってわかってたんだ。
それじゃあ俺らのうち、ほかに生まれ変わっている奴いた?」
この説明はどうしたらいいものか。
「……会ったことは無い。そもそも俺が風間が生まれ変わりだと気付いたのは、突然だった。
どんなきっかけで前世を思い出すのか、俺にも分からない。
もしかしたら他の奴らと会っているのかもしれないが、俺は気づけなかった」
「なんだろうね、そのきっかけが分かればいいのになぁ」
「どうしてだ、この時代じゃ戦してた頃の記憶も感覚も役に立たないだろう」
「だって思い出せたらさ、この時代でちゃんと和海と片倉の旦那にお礼言えるだろ」
妙なところで律儀というのか、これは単なる建前だけかもしれないな。
「仮に思い出したとしても俺に会いに来なくていい。この時代でまでわざわざ関わりたくないのが本音だ」
「ええーでも、和海ちゃんには会いに行くよ。
すっごい俺様の事好きみたいだしぃ~」
確かに和海は猿飛に対してテンションが高いが、あれはアイドルを見ているような感覚だろう。
好きの種類が違う。
「和海にちょっかい出すな」
「―――旦那はさ、和海ちゃんの従兄妹なんだろ。過保護すぎない?」
過保護か……たしかにそうかもしれない。
北条家の孫娘として誘拐された過去がある和海の事をどうしても心配してしまう。
幸い当時の事を忘れているし、思い出さない様にわざわざ当時の家から離れた俺の家の近くへ引っ越してきたのだから、これからも当時の事を思い出さずにいてほしいと思ってしまう。
「本当に過保護なら、そもそも社会に出さずこの家で囲っちまうさ」
「あらあら、和海ちゃんってば面倒そうな御仁に好かれるんだねぇ」
「テメェも人の事言えないだろう」
猿飛もどちらかと言えば面倒な人間の種類に入る。
「あらやだ、俺様は面倒見がいいだけだって。あと最後に一つ。
旦那はBASARA技使えるって言ってたよね、剣術も当時の様に使える?」
「そうだな……試す機会は無かったが、おそらく体は動くだろう。
そう思うようになったのは、前世を思い出してからだった気がするな」
猿飛は何か思案しているが、これ以上会話する気が無かった俺は休むと告げて部屋にもどった。
もしも、本当に猿飛が生まれ変わっていて……和海は、アイツの事を選ぶんだろうか。
