天下統一計画(仮)
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食い倒れしたかったけど、時代的にまだそういう場所じゃないよなとふと冷静になった俺。
だが現実は、なんか飲食店めっちゃある。
「わぁー!どこから回ります?いっぱいお店があってドキドキです!」
まぁ、鶴姫が喜んでいるからいいか。
俺達は竹中の仕事の調整が済むまで大阪をふらつくことにした。
そういえば先日街中でチラチラ見られた理由は俺がザビー教の服を着ていたからだったそうだ。
普通の着物を纏って街に繰り出せば、あら不思議。モブに紛れて誰も俺なんかには気づかない。
今日は鶴姫が注目されている。まぁ、可愛い方だし巫女だし、目を惹くよね。
「和海さん!あれ、なんですか!」
「なんでしょうねー」
射的があるよ、時代的にどうなんだろうって思ったけどもう考えるだけ無駄だよね。
「雑賀さんがいたら欲しいもの取り放題だったろうに」
ちょっとした菓子っぽいものや、武将の木彫りが並んでる。絶対撃ち落とせないだろアレ。
「あ!あれって和海さんっぽくないですか?」
いやまぁ、なんか棒を武器にかっこいいポーズの木彫り象あるけどね、美化しすぎで俺ではないと思うよ。
っていうか、素材が木製で色がついていないだけでこれぶっちゃけフィギュアだよね。
こんな技術のある職人が大阪に入るのか。ザビーランドのグッズ担当として働いてくれないかな。
「私、がんばっちゃいますね!」
「あ、あれ欲しいの?」
「欲しいです!」
まぁ、1回くらいやってみてもいいかと店主に金を払う。
案の定弾は当たっても倒れない。
「うー!悔しいです!」
「まぁ当たっただけいいじゃないか。参加賞にカルメ焼きだってさ」
辺りもかすりもしなかった俺はショリショリ甘いカルメ焼きを齧っていたが、鶴姫は納得がいかない様で自前の弓を取り出そうとしていた。
「やめ止め!ほら、諦めて!代わりにこれあげるから」
ザビーランドで販売予定の根付。2頭身程度の武将がデフォルメマスコットになったもので、これのモデルは俺。
ぶっちゃけ自分のマスコット持っていても困るので、鶴姫にあげる事にした。
「え、いいんですかぁ!かわいいです!」
「いいよ、いいよ。ぶっちゃけザビーランド行けば山ほど売ってるし」
「こんなかわいいもの買えるんですか!」
「かわいいか…これ?」
間抜けな顔にみえるけどなぁと眺めていると、射的の店で歓声が上がった。
「にいさんすげぇな!」
無言で会釈し、景品を獲得したのは…モブっぽい格好をしているけどあれは風魔。風魔ぁ?!
「宵闇の羽の方!」
「いやいや、なんでここに?この間は仕事だっただろうけど」
『休暇です』
あ、伝説の忍びはちゃんと福利厚生もしっかりしているんだね。
じゃないんだよ、スマホを使ってゆっく○ボイスでしゃべるな!
あれか、俺が関わってしまった相手はじんわり現代文化に侵食されるのか?
「おお~和海じゃないか、元気そうじゃの」
「おじいっちゃーん、なんでここに居るの?観光?」
「そうじゃ、風魔が連れてきてくれたんじゃ」
北条さんをわざわざ大阪にねぇ…なんだろうなぁ、なにか作為的なものを感じるんだけど気のせいかなぁ風魔さん。視線を投げるが、鶴姫のハグから逃れるので忙しいのか絶対に目を合わせない。
「あれ、じゃあ今小田原は誰もいないのか?」
『官兵衛殿が留守番』
「さすがに城に誰もおらんのは危ないからのう」
城主が居候に城を任せてきちゃうのもどうかと思うけど、それだけジョシー黒田は信用されているんだな。
「それで、お主は先日上田で戦といっとらんかったか?」
「ああ、終わって帰って来たんですよ」
近くの茶屋で団子とお茶を注文して、北条さんと近況報告などをしていた。
なんか本当に北条さんは風魔とのんびり旅行に来たって感覚みたいだな。けどなぁ…今のタイミングで小田原開けてて大丈夫なのかな。
伊達、上杉、徳川の連盟があの辺襲わないとも限らないし……。
まぁ、黒田に任せよう。駄目ならきっと電話が来るはず。頑張れ黒田!
俺は心の中でエールを送っておいた。
「ほっほ…しかし、随分と雰囲気が変わったのう」
「どこか変わりましたか?」
「なに、どこか存在感が薄いというか、ブレておったがのう。そういう揺らぎがなくなったわい」
あー、なんかぼんやりしてた過去だのなんだのはみーんなあっちが持ってったからね。俺は俺しかなくなったわけだからブレは無いだろう。
「戦で頑張ったから自身が付いたんだと思いますよ」
「そういう事にしておこうかのう。さて、わしらはそろそろ先へ向かうとするか…ゆくぞ風魔」
「そうですか、良い旅を」
二人に別れを告げ、俺達も城へ戻ることにした。しっかし……うーん、おじいちゃんと孫って感じだ。
結局鶴姫は風魔に逃げられまわって抱き着けなかったらしく、その後ずーっと俺にべったりだった。
「そういえば、風魔は何を取ったんだ」
「木彫りの像を取ったみたいです。よく見えなかったんですけど、どうやったんでしょう」
多分こっそりBASARA使ったんでしょうね、属性風だから、玉の威力を底上げしたんだろう。
「まぁ、忍びのやる事は何でもありなんですよ」
「忍びって言葉便利ですね」
「うん、そう思うよ」
ずるずると鶴姫を抱えながら城に戻ると、場内が騒がしかった。
……これはまた、九州に戻っている場合ではなくなりそうだな。怖いなぁ。
だが現実は、なんか飲食店めっちゃある。
「わぁー!どこから回ります?いっぱいお店があってドキドキです!」
まぁ、鶴姫が喜んでいるからいいか。
俺達は竹中の仕事の調整が済むまで大阪をふらつくことにした。
そういえば先日街中でチラチラ見られた理由は俺がザビー教の服を着ていたからだったそうだ。
普通の着物を纏って街に繰り出せば、あら不思議。モブに紛れて誰も俺なんかには気づかない。
今日は鶴姫が注目されている。まぁ、可愛い方だし巫女だし、目を惹くよね。
「和海さん!あれ、なんですか!」
「なんでしょうねー」
射的があるよ、時代的にどうなんだろうって思ったけどもう考えるだけ無駄だよね。
「雑賀さんがいたら欲しいもの取り放題だったろうに」
ちょっとした菓子っぽいものや、武将の木彫りが並んでる。絶対撃ち落とせないだろアレ。
「あ!あれって和海さんっぽくないですか?」
いやまぁ、なんか棒を武器にかっこいいポーズの木彫り象あるけどね、美化しすぎで俺ではないと思うよ。
っていうか、素材が木製で色がついていないだけでこれぶっちゃけフィギュアだよね。
こんな技術のある職人が大阪に入るのか。ザビーランドのグッズ担当として働いてくれないかな。
「私、がんばっちゃいますね!」
「あ、あれ欲しいの?」
「欲しいです!」
まぁ、1回くらいやってみてもいいかと店主に金を払う。
案の定弾は当たっても倒れない。
「うー!悔しいです!」
「まぁ当たっただけいいじゃないか。参加賞にカルメ焼きだってさ」
辺りもかすりもしなかった俺はショリショリ甘いカルメ焼きを齧っていたが、鶴姫は納得がいかない様で自前の弓を取り出そうとしていた。
「やめ止め!ほら、諦めて!代わりにこれあげるから」
ザビーランドで販売予定の根付。2頭身程度の武将がデフォルメマスコットになったもので、これのモデルは俺。
ぶっちゃけ自分のマスコット持っていても困るので、鶴姫にあげる事にした。
「え、いいんですかぁ!かわいいです!」
「いいよ、いいよ。ぶっちゃけザビーランド行けば山ほど売ってるし」
「こんなかわいいもの買えるんですか!」
「かわいいか…これ?」
間抜けな顔にみえるけどなぁと眺めていると、射的の店で歓声が上がった。
「にいさんすげぇな!」
無言で会釈し、景品を獲得したのは…モブっぽい格好をしているけどあれは風魔。風魔ぁ?!
「宵闇の羽の方!」
「いやいや、なんでここに?この間は仕事だっただろうけど」
『休暇です』
あ、伝説の忍びはちゃんと福利厚生もしっかりしているんだね。
じゃないんだよ、スマホを使ってゆっく○ボイスでしゃべるな!
あれか、俺が関わってしまった相手はじんわり現代文化に侵食されるのか?
「おお~和海じゃないか、元気そうじゃの」
「おじいっちゃーん、なんでここに居るの?観光?」
「そうじゃ、風魔が連れてきてくれたんじゃ」
北条さんをわざわざ大阪にねぇ…なんだろうなぁ、なにか作為的なものを感じるんだけど気のせいかなぁ風魔さん。視線を投げるが、鶴姫のハグから逃れるので忙しいのか絶対に目を合わせない。
「あれ、じゃあ今小田原は誰もいないのか?」
『官兵衛殿が留守番』
「さすがに城に誰もおらんのは危ないからのう」
城主が居候に城を任せてきちゃうのもどうかと思うけど、それだけジョシー黒田は信用されているんだな。
「それで、お主は先日上田で戦といっとらんかったか?」
「ああ、終わって帰って来たんですよ」
近くの茶屋で団子とお茶を注文して、北条さんと近況報告などをしていた。
なんか本当に北条さんは風魔とのんびり旅行に来たって感覚みたいだな。けどなぁ…今のタイミングで小田原開けてて大丈夫なのかな。
伊達、上杉、徳川の連盟があの辺襲わないとも限らないし……。
まぁ、黒田に任せよう。駄目ならきっと電話が来るはず。頑張れ黒田!
俺は心の中でエールを送っておいた。
「ほっほ…しかし、随分と雰囲気が変わったのう」
「どこか変わりましたか?」
「なに、どこか存在感が薄いというか、ブレておったがのう。そういう揺らぎがなくなったわい」
あー、なんかぼんやりしてた過去だのなんだのはみーんなあっちが持ってったからね。俺は俺しかなくなったわけだからブレは無いだろう。
「戦で頑張ったから自身が付いたんだと思いますよ」
「そういう事にしておこうかのう。さて、わしらはそろそろ先へ向かうとするか…ゆくぞ風魔」
「そうですか、良い旅を」
二人に別れを告げ、俺達も城へ戻ることにした。しっかし……うーん、おじいちゃんと孫って感じだ。
結局鶴姫は風魔に逃げられまわって抱き着けなかったらしく、その後ずーっと俺にべったりだった。
「そういえば、風魔は何を取ったんだ」
「木彫りの像を取ったみたいです。よく見えなかったんですけど、どうやったんでしょう」
多分こっそりBASARA使ったんでしょうね、属性風だから、玉の威力を底上げしたんだろう。
「まぁ、忍びのやる事は何でもありなんですよ」
「忍びって言葉便利ですね」
「うん、そう思うよ」
ずるずると鶴姫を抱えながら城に戻ると、場内が騒がしかった。
……これはまた、九州に戻っている場合ではなくなりそうだな。怖いなぁ。
