ドキドキ学園生活(仮)
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今日もみっくんと一緒に学校に向かいます。
やはり昨日は制服の件で先生に捕まってしまっていたみたい。
「今日の放課後部活動の見学があるが、和海は希望する部はあるのか?」
「うん、家庭科部に入ろうと思っているよ。料理のお勉強もしたいし、お裁縫とかも上手くなりたいの」
「なぁ……まさか、一人暮らしをしようと考えているのか?」
なぜかみっくんはすごく動揺している。
「そうだね、高校を卒業したら一人暮らしすることになるかもしれないから練習だよ」
「そ、そうか。そうだな……料理の試食なら私が付き合おう」
「本当!ありがとう、みっくんにおいしいって言ってもらえるように頑張るからね!」
食べてくれるという人がいると、がぜんやる気がわいてきます。でも…みっくんてそんなに食べる人じゃなかった気がするけど大丈夫かな?
ふふ……お料理上手になればみっくんのおばさんのお手伝いとかもできるもんね!
よし!がんばろう。
何事もなく授業を終え、放課後の部活見学になるといろんな生徒を見る機会がありました。
入学式にもおもったけれど、制服の気崩しや改造多いなぁ……。
「きゃっ!」
「わあ!ごめんなさい!」
お鍋にぶつかって転びそうになりました、お鍋って何?
まさかお鍋を背負っている子に出会うなんて思いもしなかったのでびっくりです。
「だ、だ、大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。それお鍋でしょ?もしかして家庭科部希望なの?」
男子だって料理するもんね。同じ一年生だろうから、お友達になれるかな?
「あの…僕は鍋同好会で……家庭科部じゃないんです……」
「なるほど、鍋」
鍋背負っているのはそういう理由なんだね。
「そっか、ちょっと残念。でも面白そうな愛好会だね」
「……不思議だな……三成君に似てるのに、似てないや」
お鍋の子は私の顔を見ながらみっくんの名前を出した。やった、少しはみっくんに似ているのかな?
「もしかして、みっく……三成君のお友達?」
「いやいやいや、友達じゃないよ!!」
すごい勢いで首を横に振っている。てっきり友達なのかなと思ったんだけどな。
「僕は小早川秋秀だよ、その……部活は違うけど、家庭科室を借りることはあるから」
「そうなんだ、秋秀君よろしくね。私は石田和海だよ」
……あれ、なんで固まっちゃったんだろう。私変な事言ったかな?
「おい金吾!誰と話をしている!」
「うわああああ!三成君!!!!」
友達ではないけど、知り合いなのかな?でも秋秀君の事金吾って呼んでるけど、これってあだ名か何かなんじゃないかな?
もしかしてみっくんは友達だと思っているけど…っていう一方通行の友情なのか?それは寂しいなぁ……
「……そちらの方は?」
みっくんの隣には炬燵で移動する人が……鍋の次はこたつ。なんで炬燵に入っているんだろう。
というか、こたつって浮くものだったかな?
「む?そうか、和海は会うのは初めてだったな。刑部だ」
「刑部先輩ですか、よろしくお願いします。従兄妹の和海です」
「話は三成からよく聞いておる。なるほど、三成が心配になるのもよく分かる」
……もしかして、何かやらかしてしまったのかな。いや、確かに秋秀君固まらせちゃったから何かしたのかもしれない。
「それで、金吾と何を話していた」
「あ、部活は何かなって。お鍋持ってるから家庭科部だと思って声をかけたの」
「そうか……それならいい。それより、見学に行くんじゃなかったのか?」
「あ、そうだった!……あれ、みっくんは見学しないの?」
よく考えたらみっくんだって部活の見学時間のはずだけど?
「なに、私の用件は済んだ。早く見学を済ませて帰るぞ」
「あ、うん。じゃあ一緒に家庭科室行こうか」
みっくんの手を取って家庭科室へ向かう。それにしてもみっくんはどんな部活に入るんだろう。
剣道かな?背が高いからバスケ部とかにも誘われてそうだな。
「……所で、クラスではどうなんだ。その……私の所為で浮いたりしていないか?」
「え?なんでみっくんの所為で浮くの?全然問題ないよ」
「それならいいが……」
私のクラスは本当にほのぼのとしている。隣の教室は休み時間となればなんだろう…爆発音に近い破壊音が響くけどそんなことは無い。
なんていうか、私のいるクラス以外問題が起きているようだったので、本当に平和なクラスに配置してもらえてよかったって感じてる。
「あ、でも結構質問攻めにはあってるかも。大体みんな顔見知りみたいだから、私みたいな地方からくる子って珍しいみたい」
「……あとで、誰に質問されたか答えろ」
「うん、いいよー!何人かみっくんのお友達だったみたい」
石田の従兄妹だよねーって声をかけてくれる子そこそこいるんだよね。
やっぱりみっくんはかっこいいからね、私を経由して親しくなりたいなって子もいるんだよね。
口数少ないけど、みっくんやさしいからなぁ。
第一印象でちょっと損している気がするよ、みっくん。
こうして私は家庭科部の見学を終わらせてみっくんと一緒に家に帰ることになった。
「でも、みっくんは部活決めるの早かったねー」
「私は部活動には入らないからな。生徒会の手伝いをする」
びっくりした、部活って入らなくてもいいんだ。
「生徒会の手伝いってすごいね、ふふ、生徒会かーもしかしてみっくんも2年生になったら生徒会長に立候補するの?」
「まだわからない。ただ、私は先輩たちに協力したいだけだ」
みっくんの友好関係は全然知らない。そのうち先輩たちを見る機会もあるかな。
こういうとき、上京して友達がいないのは少し寂しかった。
「…うらやましいな」
消えそうな小さな声でそっと心の内を呟いた。
ーーーーーーーーーーーー
「金吾や、わかっておるな?」
「まって、まって!僕何もしてないし、何も言ってないよ?」
三成君と和海さんがいなくなった後、刑部さんが圧をかけてくる。
「主が和海に見惚れておったのは見ておったぞ」
「ええ、二人とも僕の背後から来たよね?」
たしかに三成君に似ててちょっと怖いかなって最初は思ったけど
和海さんの笑顔はすごくかわいくて、心臓が恐ろしくうるさく脈打ってたけどあれは驚いただけ惚れたわけじゃなくて…
一生懸命言い訳を考えるけど、見惚れていたというのは本当だった。
「三成君の従兄妹か……どうしよう」
きっと彼女はまた僕に声をかけてくれるけど、その後ろにいる三成君が怖すぎる。
今度、家康さんに相談してみよう。
やはり昨日は制服の件で先生に捕まってしまっていたみたい。
「今日の放課後部活動の見学があるが、和海は希望する部はあるのか?」
「うん、家庭科部に入ろうと思っているよ。料理のお勉強もしたいし、お裁縫とかも上手くなりたいの」
「なぁ……まさか、一人暮らしをしようと考えているのか?」
なぜかみっくんはすごく動揺している。
「そうだね、高校を卒業したら一人暮らしすることになるかもしれないから練習だよ」
「そ、そうか。そうだな……料理の試食なら私が付き合おう」
「本当!ありがとう、みっくんにおいしいって言ってもらえるように頑張るからね!」
食べてくれるという人がいると、がぜんやる気がわいてきます。でも…みっくんてそんなに食べる人じゃなかった気がするけど大丈夫かな?
ふふ……お料理上手になればみっくんのおばさんのお手伝いとかもできるもんね!
よし!がんばろう。
何事もなく授業を終え、放課後の部活見学になるといろんな生徒を見る機会がありました。
入学式にもおもったけれど、制服の気崩しや改造多いなぁ……。
「きゃっ!」
「わあ!ごめんなさい!」
お鍋にぶつかって転びそうになりました、お鍋って何?
まさかお鍋を背負っている子に出会うなんて思いもしなかったのでびっくりです。
「だ、だ、大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。それお鍋でしょ?もしかして家庭科部希望なの?」
男子だって料理するもんね。同じ一年生だろうから、お友達になれるかな?
「あの…僕は鍋同好会で……家庭科部じゃないんです……」
「なるほど、鍋」
鍋背負っているのはそういう理由なんだね。
「そっか、ちょっと残念。でも面白そうな愛好会だね」
「……不思議だな……三成君に似てるのに、似てないや」
お鍋の子は私の顔を見ながらみっくんの名前を出した。やった、少しはみっくんに似ているのかな?
「もしかして、みっく……三成君のお友達?」
「いやいやいや、友達じゃないよ!!」
すごい勢いで首を横に振っている。てっきり友達なのかなと思ったんだけどな。
「僕は小早川秋秀だよ、その……部活は違うけど、家庭科室を借りることはあるから」
「そうなんだ、秋秀君よろしくね。私は石田和海だよ」
……あれ、なんで固まっちゃったんだろう。私変な事言ったかな?
「おい金吾!誰と話をしている!」
「うわああああ!三成君!!!!」
友達ではないけど、知り合いなのかな?でも秋秀君の事金吾って呼んでるけど、これってあだ名か何かなんじゃないかな?
もしかしてみっくんは友達だと思っているけど…っていう一方通行の友情なのか?それは寂しいなぁ……
「……そちらの方は?」
みっくんの隣には炬燵で移動する人が……鍋の次はこたつ。なんで炬燵に入っているんだろう。
というか、こたつって浮くものだったかな?
「む?そうか、和海は会うのは初めてだったな。刑部だ」
「刑部先輩ですか、よろしくお願いします。従兄妹の和海です」
「話は三成からよく聞いておる。なるほど、三成が心配になるのもよく分かる」
……もしかして、何かやらかしてしまったのかな。いや、確かに秋秀君固まらせちゃったから何かしたのかもしれない。
「それで、金吾と何を話していた」
「あ、部活は何かなって。お鍋持ってるから家庭科部だと思って声をかけたの」
「そうか……それならいい。それより、見学に行くんじゃなかったのか?」
「あ、そうだった!……あれ、みっくんは見学しないの?」
よく考えたらみっくんだって部活の見学時間のはずだけど?
「なに、私の用件は済んだ。早く見学を済ませて帰るぞ」
「あ、うん。じゃあ一緒に家庭科室行こうか」
みっくんの手を取って家庭科室へ向かう。それにしてもみっくんはどんな部活に入るんだろう。
剣道かな?背が高いからバスケ部とかにも誘われてそうだな。
「……所で、クラスではどうなんだ。その……私の所為で浮いたりしていないか?」
「え?なんでみっくんの所為で浮くの?全然問題ないよ」
「それならいいが……」
私のクラスは本当にほのぼのとしている。隣の教室は休み時間となればなんだろう…爆発音に近い破壊音が響くけどそんなことは無い。
なんていうか、私のいるクラス以外問題が起きているようだったので、本当に平和なクラスに配置してもらえてよかったって感じてる。
「あ、でも結構質問攻めにはあってるかも。大体みんな顔見知りみたいだから、私みたいな地方からくる子って珍しいみたい」
「……あとで、誰に質問されたか答えろ」
「うん、いいよー!何人かみっくんのお友達だったみたい」
石田の従兄妹だよねーって声をかけてくれる子そこそこいるんだよね。
やっぱりみっくんはかっこいいからね、私を経由して親しくなりたいなって子もいるんだよね。
口数少ないけど、みっくんやさしいからなぁ。
第一印象でちょっと損している気がするよ、みっくん。
こうして私は家庭科部の見学を終わらせてみっくんと一緒に家に帰ることになった。
「でも、みっくんは部活決めるの早かったねー」
「私は部活動には入らないからな。生徒会の手伝いをする」
びっくりした、部活って入らなくてもいいんだ。
「生徒会の手伝いってすごいね、ふふ、生徒会かーもしかしてみっくんも2年生になったら生徒会長に立候補するの?」
「まだわからない。ただ、私は先輩たちに協力したいだけだ」
みっくんの友好関係は全然知らない。そのうち先輩たちを見る機会もあるかな。
こういうとき、上京して友達がいないのは少し寂しかった。
「…うらやましいな」
消えそうな小さな声でそっと心の内を呟いた。
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「金吾や、わかっておるな?」
「まって、まって!僕何もしてないし、何も言ってないよ?」
三成君と和海さんがいなくなった後、刑部さんが圧をかけてくる。
「主が和海に見惚れておったのは見ておったぞ」
「ええ、二人とも僕の背後から来たよね?」
たしかに三成君に似ててちょっと怖いかなって最初は思ったけど
和海さんの笑顔はすごくかわいくて、心臓が恐ろしくうるさく脈打ってたけどあれは驚いただけ惚れたわけじゃなくて…
一生懸命言い訳を考えるけど、見惚れていたというのは本当だった。
「三成君の従兄妹か……どうしよう」
きっと彼女はまた僕に声をかけてくれるけど、その後ろにいる三成君が怖すぎる。
今度、家康さんに相談してみよう。