天下統一計画(閑話)
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「忍びの技ね……それ聞きたくて呼び出したの?」
俺の部屋には今、猿飛、かすが、風魔がいる。風魔さんには特別報酬をお支払いしてきていただいています。
「つまり、和海は上杉軍に入る決意をしてくれた訳だな」
「何言ってんの、武田軍の忍びになる決意をしたって訳でしょ?」
猿飛とかすがからは、自分の所属している軍に入るなら忍びの技を教えてもいいといわれているが、どちらに入る予定もない。
「入らないと、やっぱり教えてもらえませんよねー」
『報酬次第では考えてもいいです』
ささっとホワイトボードに文章を書きあげたのた風魔。
なんでホワイトボードなんてものがあるかとかは突っ込むだけ野暮だ。
「報酬次第か……今は懐がなぁ」
難しいな。貧乏なんだよな、俺自身は。風魔様にスマホプレゼントという特別報酬を支払った後なので、今は出せそうな金は無い。
「あー……ちなみになんだけど、俺様も報酬次第って言ったらどの位出せたりする?」
すっと指で円を作ってニコニコする猿飛。
「現物支給じゃだめ?一応飛翔天鳳を用意しております」
「なぁ!」
佐助に第八武器を見せると欲しそうに手を伸ばしてくるが、現金支給のほうがいいのか受け取らずに耐えた。
「貴様ら、忍びの技を金で売るというのか?……まぁ、私は別に報酬は金である必要はないぞ和海」
「え、お金じゃなくてもいいの?でも上杉軍入る予定ないけどいいの?」
こそこそと近づいてきたかすがはザビー城海岸での一日遊び放題&高級客室を所望してきた。
以前モデルケースとして泊まってもらったのだが、ずいぶん気に入ったようだ。
とはいえ、それで教えてくれるのは分身だけで、影分身のように自身の意志を持った状態で別れる術はダメだという。
だけど分身だけでも使えればありがたい。そこら中移動している俺としては、部屋に身代わりにおいておけるデコイが欲しかったので最悪ただの分身でも十分に役に立つ。
「その程度でいいならかすがさんにお願いしようかな」
ぶっちゃけ一番安い。そして俺は何も苦労しない。
さささっと風魔がさらにボードに書き込んで俺にこっそり見せる。
希望報酬はかすがと同じようなものだ。
北条さんをのんびりさせてあげたいから、安全を確保された宿で二泊三日。
それで影分身(風魔が使う様なある程度意思を持って自立行動してくれるもの)を教えてくれるという。
ただし、俺が使いこなせるかは別だという。
まぁ、ほぼただみたいなもんで教われるなら教わりたい。
「風魔さん、お願いします!」
「なんだと…私はかなり破格な条件だったはずだぞ!」
「そうなんだけど……でもわざわざ話聞いてくれたかすがさんにもお礼としてこちらさし上げます」
一日お得な宿泊優待券。この件を使えば通常の半額になるものだ。
「半額券だと……いいのか、結局私は何もしていないぞ?」
「忙しい中俺のたわごとに付き合ってもらったからね。期限は無いから気が向いたときにでも使ってよ」
「早速謙信様をお誘いしなければ!」
疾風のごとくかすがは帰っていった。
「いいなー。結局俺様は何もないのかぁ…さっさと現物支給の時に受け取ればよかったかも」
「まぁまぁ。一応佐助さんにもお礼はあるよ。なんかよく分かんない巻物貰ったからあげるよ」
なんか専用アイテムらしいので俺では使えない。
「なんでこれ持ってるわけ?まぁ……でもありがとう。貰っておくよ」
猿飛も巻物を受け取ると姿を消した。忍びって忙しいんだなぁ。
「それじゃあ、風魔先生お願いします!」
……結局俺には影分身は覚えられませんでした。
俺の部屋には今、猿飛、かすが、風魔がいる。風魔さんには特別報酬をお支払いしてきていただいています。
「つまり、和海は上杉軍に入る決意をしてくれた訳だな」
「何言ってんの、武田軍の忍びになる決意をしたって訳でしょ?」
猿飛とかすがからは、自分の所属している軍に入るなら忍びの技を教えてもいいといわれているが、どちらに入る予定もない。
「入らないと、やっぱり教えてもらえませんよねー」
『報酬次第では考えてもいいです』
ささっとホワイトボードに文章を書きあげたのた風魔。
なんでホワイトボードなんてものがあるかとかは突っ込むだけ野暮だ。
「報酬次第か……今は懐がなぁ」
難しいな。貧乏なんだよな、俺自身は。風魔様にスマホプレゼントという特別報酬を支払った後なので、今は出せそうな金は無い。
「あー……ちなみになんだけど、俺様も報酬次第って言ったらどの位出せたりする?」
すっと指で円を作ってニコニコする猿飛。
「現物支給じゃだめ?一応飛翔天鳳を用意しております」
「なぁ!」
佐助に第八武器を見せると欲しそうに手を伸ばしてくるが、現金支給のほうがいいのか受け取らずに耐えた。
「貴様ら、忍びの技を金で売るというのか?……まぁ、私は別に報酬は金である必要はないぞ和海」
「え、お金じゃなくてもいいの?でも上杉軍入る予定ないけどいいの?」
こそこそと近づいてきたかすがはザビー城海岸での一日遊び放題&高級客室を所望してきた。
以前モデルケースとして泊まってもらったのだが、ずいぶん気に入ったようだ。
とはいえ、それで教えてくれるのは分身だけで、影分身のように自身の意志を持った状態で別れる術はダメだという。
だけど分身だけでも使えればありがたい。そこら中移動している俺としては、部屋に身代わりにおいておけるデコイが欲しかったので最悪ただの分身でも十分に役に立つ。
「その程度でいいならかすがさんにお願いしようかな」
ぶっちゃけ一番安い。そして俺は何も苦労しない。
さささっと風魔がさらにボードに書き込んで俺にこっそり見せる。
希望報酬はかすがと同じようなものだ。
北条さんをのんびりさせてあげたいから、安全を確保された宿で二泊三日。
それで影分身(風魔が使う様なある程度意思を持って自立行動してくれるもの)を教えてくれるという。
ただし、俺が使いこなせるかは別だという。
まぁ、ほぼただみたいなもんで教われるなら教わりたい。
「風魔さん、お願いします!」
「なんだと…私はかなり破格な条件だったはずだぞ!」
「そうなんだけど……でもわざわざ話聞いてくれたかすがさんにもお礼としてこちらさし上げます」
一日お得な宿泊優待券。この件を使えば通常の半額になるものだ。
「半額券だと……いいのか、結局私は何もしていないぞ?」
「忙しい中俺のたわごとに付き合ってもらったからね。期限は無いから気が向いたときにでも使ってよ」
「早速謙信様をお誘いしなければ!」
疾風のごとくかすがは帰っていった。
「いいなー。結局俺様は何もないのかぁ…さっさと現物支給の時に受け取ればよかったかも」
「まぁまぁ。一応佐助さんにもお礼はあるよ。なんかよく分かんない巻物貰ったからあげるよ」
なんか専用アイテムらしいので俺では使えない。
「なんでこれ持ってるわけ?まぁ……でもありがとう。貰っておくよ」
猿飛も巻物を受け取ると姿を消した。忍びって忙しいんだなぁ。
「それじゃあ、風魔先生お願いします!」
……結局俺には影分身は覚えられませんでした。