永遠を誓う
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「…あっそ、真珠は僕と遊園地に行くのが嫌ってことなんだ」
「違うわ。そんなこと一言も言ってないじゃない」
「言ってるじゃないか!僕がいいって言ってるのにさ!」
まただ、お互いがお互いを想いあっているのに上手く伝えられない。夜天は真珠の望みを少しでも叶えたい。
真珠は夜天の目的の邪魔をしたくない。しかしその想いは相手には伝わらずまたデート開始時のように言い合いが続いていく。
「わかったよ!もういいから、勝手にすれば!?」
そう言って夜天は手を離して人込みへと消えていった。
「あ、夜天…」
居なくなった彼を追いかけることも出来ずその場に残された真珠。近くのベンチに座り、喧嘩の内容を思い返していた。
(なんだよ、真珠が遊園地に行きたいって話してたから、連れて行ってあげようって思ったのに…)
教室で友達と話す彼女の姿を見ていた時に聞こえてきた会話。自分とのデートはどこに行くのかという話。
『うーん…。デートって程じゃないけど…。アイドルだし出来るだけ人目につかないところかな。映画館とか家とか…』
そう、彼女とのデートはだいたいそんな感じ。彼女がそうなるように気を遣ってくれるから。真珠の話を聞いて驚く彼女の友達。その中の1人が彼氏とどこに行ったなんて話している。
『遊園地…行ったことないなぁ』
その話を聞いていた真珠が落とした言葉。ならば2人で行けばいいのにと続ける友達に真珠は首を振った。その反応に遊園地に行きたくないのか?と聞く彼女の友達。
『行きたいと言えば行きたいけど…。遊園地って人多いでしょ。マスコミもいるかもしれないし、ファンの子なんか絶対にいるだろうし…見つかったら大変でしょ。だから、いいの』
そう言って仕方ないと笑う真珠の顔が頭から離れなかった。普段と変わらないように笑った彼女の顔は自分にだけわかる寂しさが見えた気がしたから。
自分はマスコミに見つかったってかまわない。他の2人に言ったら怒られるかもしれないけれど、そんなことはどうでもよかった。
この地球に未練なんて何もない。他の女の子なんてどうでもいい。たった1人のお方を見つけるためだけに歌えればそれでいいから。アイドルにこだわっているわけじゃない。
それに、この宇宙の中でたった1人の大切な人。ずっと探していた自分の星が求めている輝きは彼女の輝きだから。だから他の奴らにどう思われても関係なかった。