永遠を誓う
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「また?この前も映画観たよね?今回も映画ってそんなに観たいのが続いてるの?」
最近の真珠のデート場所のチョイスは映画館一択。テレビも漫画もあまり見ない彼女がどうして映画にはこんなにも興味があるのか夜天は気になった。
「あ、ほら…夜天はお仕事で疲れてるでしょう?映画館だったら座っていられるし、それにそんなに人も多くないかもしれないじゃない?」
確かに自分は今をトキメクアイドル、スリーライツの1人。スリーライツのチケットは発売と同時に売り切れる人気ぶり。仕事で駆ける彼を連れまわして疲れさせてもいけないという真珠なりの気遣い。
それに人目に付く場所ではいくら変装していたとしても気付かれてしまうだろう。ファンの子やマスコミに堂々とデートしている姿を見つかるわけにはいかない。
「もう。真珠は気を使いすぎ。キミが行きたいとこに行けばいいのに…」
コツンと夜天の拳が真珠の頭を優しく叩く。
「本当は遊園地行きたいんでしょう?」
どうしてそれを知っているのかと驚く。遊園地に夜天と2人で行ってみたいと思っていたことを話したことなんてないのに…。見つめてくる夜天に真珠は少し遠慮がちに頷いた。
「決まりだね。映画は中止。遊園地行くよ」
真珠の手を引き、歩き出そうとする夜天。だけど真珠はその手を逆に引っ張った。
「で、でも…」
確かに普通の恋人たちみたいに遊園地デートは憧れている。だけど彼はアイドル。そしてなにより夜天がアイドルとして歌っているのは大切な目的があるから。
もしここでマスコミに見つかってしまったら?その目的の邪魔をすることになってしまうのではないか。自分の存在が彼の足かせになるかもしれない。だから彼が手を引いてくれたのにその場から一歩が踏み出せなかった。
「遊園地は今度でいいわ…。もしマスコミに知られたらアイドル出来なくなるかもしれないし…」
「そんなへましないよ」
「プリンセスを見つけるために歌っているのに、私が行きたいからっていった場所が原因で歌えなくなったら申し訳ないし…」
何かと理由を付けて動かない真珠にじれったくて少しイラついてしまった。