学園祭の戦い
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もちろん夜天達との力の差というものもあるだろう。だけど、それだけじゃない、守護戦士達は戦闘慣れしていないだけなのだ。いつも、肝心なところではセーラームーンの力に頼っていたから。
そのつけが今出てきているのだろう。もし、今この場所にギャラクシアが来たらきっと誰も生き残る事が出来ないだろう、そう真珠は続けた。
「私が星の力を導いて、繋ぐことが出来れば大丈夫だったはずなのに…」
「…それは、夜天君達のこと?それとも…」
「…ギャラクシアに勝つにはみんなの力を1つにしないと駄目。あの黒い力を打ち破れるくらいの輝きが無いと、銀河中に広まった闇は消せないわ。…でも…」
例え違う星のセーラー戦士だとしても、一緒に戦い、成長していく。それが一番ベストだった。更に火球が見つかり、彼女から全ての事情を説明してもらう。
そして、スリーライツ達に自分達の正体を明かし、一緒にギャラクシアを倒すために協力する。星の光を繋ぎ、力を合わせて一緒に戦うことが出来ればよかったのに。それが出来なくなってしまった。
スリーライツの夜間飛行イベントでのセイレーンの計画。そして、一番の理由は自分が戦士として目覚めていなかったから。
「…私が、自分の力を恐れて、戦士としての目覚めを遅らせてしまったから…。ごめんなさい」
「どうして、真珠ちゃんが謝るの…。だって、何にも悪くないじゃない」
「私は星の輝きを導く戦士。輝きの繋げない星は滅びの運命をたどるしかないの…。だからこんな状態になる前に輝きを繋げたかった…」
「どういうことなの…?」
「それに、銀河中の星が無いと私は生きていけないから…」
美奈子が、レイが、亜美が、まことが、うさぎが、自分を見つめてくる。でも、それを言うことは出来ない。自分はまだ戦士として目覚めてはいない。何も出来ない、ただ無力な存在なのだから。
「じゃあ、これで、私は行かないといけない所があるから」
立ちあがる真珠の足をちびちびちが捕まえた。
「だーめ」
「ちびちびちゃん。ごめんね、私大切な用事が…」
「だーめ」
ギュッと掴まれるその手。そして、真剣な表情。ちびちびの頭を撫で足を掴む小さな手をゆっくりと離した。長くここにいてはいけない。自分にはいかなくてはいけない所があるのだから。
「やっと見つけたわよ!」
頭上から聞こえてきた声に真珠達はその方向を見る。
「…クロウ…」
「まさか、こんなお譲さんが真のスターシードの持ち主なんて、そりゃ見つからないわけよね…」
うさぎを後ろに庇いながら真珠がクロウを見つめる。クロウの手には手帳が握られていた。