学園祭の戦い
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「私言わなかったかしら?戦闘中は、何があっても油断はしないことって!!!」
彼らが勝利を確信し、油断したその一瞬の隙を見逃さなかった真珠は大気の拳を逃れ、腕を掴んでいる夜天を大気の方へと蹴り飛ばした。夜天は掴んでいた腕を離し大気と共に地面へと倒れ込んだ。
持たれていた部分をパンパンと払いながら真珠は夜天達の元へと一歩ずつ近づく。バタバタと走る音が聞こえてきたのは真珠の拳が夜天に受け止められた時。
「お前らっ!!」
「真珠ちゃん!」
「…星野と、うさぎちゃん達。一緒にいるってことは、星野だけうさぎちゃんのクラスに行ったってことかしら?」
拳を夜天に突き付けながら真珠は星野に問いかける。顔は星野の方を見ていると言うのに、真珠からは反撃できる一瞬の隙も見当たらない。
「そんなことは、どうでもいいんだよ。何でお前らが戦ってるんだ」
星野がそれを止めさせようと駆けてくる。
「真珠が僕達の邪魔しようとしたからだよ。離してもらえる?」
起き上がりながら真珠の手を振りほどく夜天。真珠も交戦意欲が消えたのか、それに従った。
「邪魔って、あんた達が先にちびちびちゃんに!」
「何かしたのか!?」
まことの言葉を受け、星野が夜天と大気に聞く。
「何かって、僕は星野の方が気になるね。一体何してるのさ?」
「まさか、彼女に会いに来たわけではないでしょうね?」
彼女というのは星野の横で心配そうに自分達を見つめているうさぎのこと。
「いけないこと、か…?」
大気の言葉、星野は真剣な表情で答えた。その言葉に夜天は星野の隣にいるうさぎを睨む。
「あの女のせいだ!星野をたぶらかすの、やめてもらえる?」
夜天が一歩出るが、真珠がその前に立ちはだかった。
「うさぎちゃんは関係ないんじゃない?その思い込みどうにかしたら?」
「ああ、ごめん。あの女は君のプリンセスだっけ?」
「わかってるなら、そういう口は慎んでもらえますか?」
睨みあう2人。いつもと同じ言い合いのはずなのに、違う。
「どうして、こうなっちゃうの…。真珠ちゃんも夜天君も、お互いの事大切に思ってるはずなのに…」
「…プリンセス。私達は別々の星と、プリンセスをお守りする役目の戦士です。道が違えてしまうのは仕方のないこと…」
「違うよ…。だって、真珠ちゃん言ってたじゃない。諦めないでって。信じてって。私達ちゃんと話しあったら絶対に分かりあえるはずだよ…」
「…仕方ありませんね…。出直しましょう。星野もちょっと、話しがあります」
「待って、2人とも…!」
大気が歩きだそうとしたところをうさぎがとめる。
「これは私達の問題です!あなたには関係ない…」
そう冷たく言い放ち歩きだす大気。遅れて夜天が続く。