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「じゃあ今真珠は1人で行動しているってこと?」
「そう言ってるじゃない!」
「何やってんだよ!真珠はお前達の仲間だろ!」
「それはこっちのセリフよ!!真珠は私達の仲間でもあるけど、スターライツの仲間でもあるじゃない!」
心臓が落ち着いてくれない。ドクドク、体中の血が脈打つのが分かる。
『また、繰り返すのかよ!!』
星野の言葉が頭に蘇る。繰り返す…?今1人で行動している真珠がまた、自分の前からいなくなるかもしれない…?そんなことあるはずない。だって…。
「近くにいても、守れない事あるわよ…」
美奈子の言葉にハッと顔を上げ、どういうことかと顔を見る。
「どれだけ、近くにいても私達は何度もプリンセスを失っているもの…」
だから、守れない悔しさは痛いほど分かる。どれだけ、近くにいても守れない時は守れないのだ…。今の楽しい高校生活を送るまでに何度プリンセスに幻の銀水晶の力を解放させてしまったのだろう…。それも、自分達が近くにいる時に…。
「……」
初めて聞いた彼女達の真実。幸せな生活に溺れて、戦うことを恐れているただの甘ちゃんだと思っていたのに…。だけど、だからと言って彼女達の戦い方に賛同できるわけではないが。
「…笑ってたじゃない…」
何も話さない夜天にしびれを切らしたのか、美奈子が話しだす。その声は少し震えていて。瞳には涙が浮かんでいた。
「真珠、夜天君達と一緒にいて笑っていたじゃない。私達と一緒にいる時よりも、夜天君と一緒の時の方が真珠は真珠だった…」
悔しい、ずっと一緒にいたはずの自分たちよりも、出会ったばかりのはずの夜天達の方が本当の彼女と接していたことに。自分達との越えられない一線がスリーライツとの間にはなかったことが。
「夜天君は真珠の恋人でしょ!!どうして、探しに行かないよの…!どうして、こんなときに側にいてあげないのよ!!」
「僕はっ!!」
美奈子に反論しかけた時にオーディションのスタッフが夜天と美奈子を時間だからと呼びに来た。不機嫌な顔のまま夜天はスタジオに入って行く。美奈子もそれに続いた。
歩いていた暗がりの廊下の途中、ガタガタと音が聞こえてくる。真珠は不審に思いながらもその場所に近付いて行った。
「うー、うー!!」
真珠の姿を見るなり体をよじりながら何かを訴えてくるその人物。
「…えっと、烏丸さんでしたっけ…?銀河テレビプロデューサーの…」
真珠が聞くと彼女はコクコクと頷く。