重なれない輝き
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「…たまたまよ。ファージが出たところに私が居合わせて、戦っていたらこの場所で2人に会っただけ…。あなた達が来たのなら大丈夫ね…っ…」
血が流れ落ちている腕を押さえながらその場を去って行く。
「真珠ちゃん!!」
「真珠!!」
追いかけようとしたセーラームーンの腕をプルートが掴む。星野は追いかけたくても、頭の怪我が痛み動くことが出来なかった。
「君たちには特別大きな風船、あげちゃうよぉ~」
「ウラヌス!来ます!!」
ファージの持っている風船が1つにまとまり、大きな赤い風船になる。
「スペース・ソード・ブラスター!!」
ウラヌスのタリスマンがその大きな風船を切り裂いた。その衝撃の爆発に巻き込まれたファージは真っ黒焦げになっており、目をパチクリとしている。
「セーラームーン今です!!」
「あ、はい!」
真珠の去った方向を気にしつつ、ティアルを握りその光でファージを照らす。光に包まれたファージは遊園地の総支配人の姿を取り戻し、その場に倒れ込んだ。
「…真珠ちゃんは!?」
「もう去ったようだな…」
「そんな、あの傷で…」
顔を曇らせるセーラームーンに、後ろから駆けてくる2人の人物が姿を見せた。
「星野!」
「ったく、抜け出してこんなところに…。って、何しに来たんだよ!」
星野に駆け寄ったのは大気と夜天。セーラームーンとウラヌス達の姿を見るや険しい表情に変わる。お互いに睨みつけていた。
「…夜天、違うんだ…」
星野の肩を抱え立ち上がらせる夜天と大気。
「もう、会わないという約束だったはずだが?」
夜天に弁解を始める星野に、変身を解いたはるかが問い詰める。
「何言ってんだよ!そっちが勝手に会いに来たんだろ!?」
夜天の言葉にうさぎが、それを肯定する。星野は悪くない。自分が勝手に会いに来たのだと。
「とにかく、この星のことは僕達で何とかする。お前達は手を出すな…」
「それは、とっても助かります。ぜひ、そうしてください」
星野を連れて行こうと体を反転させる大気。
「おだんご!今日は、ありがとうな…」
言い終えた星野を連れて大気と夜天はそのままその場を去って行く。うさぎがその後を追おうとしたが、はるかに腕を掴まれてそれは叶わなかった。
「夜天、さっき真珠が…」
帰る途中で夜天に真珠のことを伝えようと星野が話しだす。
「知ってるよ、僕達のコンサート見に来てた」
「それは本当ですか?」
「そうだよ。僕、真珠のこと見つけたから」
コンサートの時に会話もしたのだ。だけど自分達と一緒に行動することは出来ないと言った真珠が何故今日のコンサートに来たのか疑問に思う。あの時の会話では真珠は夜天の頬を叩いたことを謝りたいと言っていたが。