重なれない輝き
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
夜天達のコンサートを途中で抜けて真珠はメガロポリス内をうろうろしていた。スリーライツの歌が微かに聞こえて来てしまい、足を止めて、帰る事が出来なかっただけなのだが。
それに、先ほど近くを走り抜けた女の子達の会話で星野が倒れたという情報も気になっていた。真珠が辿りついた場所は入口付近に作られた従業員だけが入れる建物。
そこの近くにいれば星野の情報でも手に入れることが出来るかもしれないと思って向かってきていた。そんな時、その中から飛び出してくる1人の男の人。そして、その人に話しかける女の姿が見えた。
「私、銀河テレビの烏丸と申します…」
(銀河テレビ…!?)
聞こえてきたその会話に真珠は木陰に隠れじっと見守る。今はそれどころではないと走り抜けて行く男の人に烏丸と名乗る女は、クルリと踵を返した。
「あんたの、スターシード見せてもらうよ!!」
服を脱いだ女は確か、セイレーンと一緒にいた人物。そして、あの公開録音の時にセーラームーンを狙ったもう1人の敵と言い争いをしていた人物。
(やっぱり、銀河テレビがギャラクシアの本拠地だと思っていいかもしれないわね…)
今までの敵と同じブレスレットから金色の光が出て、男の人のスターシードを抜き取る。しかし、そのスターシードはすぐに輝きを失った。
「くっ…。またはずれ…」
悔しそうに拳を握る敵。そのままその人を放って帰ろうとするその人物の前に出て行った。
「あんた、何者?」
突然目の前に現れた真珠に驚く。
「…ちょっと、色々聞きたいことがあるのだけれど…。お時間よろしいかしら?」
「聞きたいこと?悪いけど私今忙しいのよ。後が無いんだから」
「それは、あなたの命ってこと?それとも、ギャラクシアかしら?」
「あんた、ただの一般人ってわけじゃなさそうね…」
その女が自分の武器である鞭を握りしめた。
「私は、セーラーアニマメイツ№1のセーラーレッドクロウ!」
「星梨真珠よ。以後お見知りおきを…。銀河テレビと、ギャラクシアの関係について、話してもらうわ!」
「はいそうですかってしゃべるわけにはいかないの!」
クロウが振り下ろした鞭を避ける。その時、スターシードを奪われた男の人の体を黒いエネルギーが包み始めた。
「よそ見は禁物よ!!」
「うあっ!!」
男に気を取られてしまった真珠がクロウの鞭に吹き飛ばされる。吹き飛んだ真珠が起き上がる前にクロウはいつも通りの電話ボックスに入りその場から去って行ってしまった。
「しまった!」
起き上がり電話ボックスに走りよるが間に合わず、目の前で消えてしまった。そして、残されたのは、ファージにされた男の人。
ファージの姿はいかにも遊園地にいそうな風船を持った着ぐるみの従業員風。