突き付けられる現実たち
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「大丈夫。それでも私が決めたことだから…」
全てをかける覚悟はあるか、青龍の神子にそう言われて自分が決めた結果がそうならばそれを受け入れる。それが自分の選んだ物語の結果なら。
「平気だよなんて言えないけど、神子たちの全てをかけて助けてもらったんだもん。弱音を吐いていられない…」
寝台から下り、鏡台に移動する。その鏡にも映らない自分の姿。彼にまとめてもらった髪をもう見ることも出来ないと思うと胸が痛いけれど、嘆いてばかりはいられない。
戦いはまだ終わっていないから。髪の毛を一つにまとめ上げ、彼にもらった髪飾りを付けて緋連は部屋を後にした。
「緋連!!もう大丈夫なの!?」
皆が集まる場所に玄武の神子と姿を見せた緋連に美朱が駆け寄った。
「心配かけちゃったね。玄武の神子たちのおかげで、もう大丈夫。それより、みんなごめんなさい…」
魔の気に操られていたとはいえ七星士を攻撃したこと、そして魏の記憶のこと。ひどいことをしてしまったと緋連は頭を下げた。
「気にすんなや、お前が無事やったらそれでええわ」
翼宿がニカッと笑って肩をポンと叩いてくれる。その他の七星士たちも頷いてくれた。
「柳宿も、ごめんね」
彼にしたことを考えるととてもじゃないが、顔を合わせられない。
そんな緋連の気持ちを汲んだのか柳宿が頭をポンポンと優しく叩いてくれた。
「確かにちょっと刺激的な緋連だったわね~」
襲われた時のことを思い出して柳宿はそう言った。
「たまには緋連から襲ってちょうだい。あたしはいつでも準備できてるからね」
そう言われて緋連はカアっと頬を熱くして、恥ずかしさのあまり柳宿の肩をバチンと叩いた。
「って言うか、みんな私のあの格好のこと忘れてね!!絶対だよ!!」
柳宿を夜襲したあげく、そのままの姿でみんなと戦闘した自分の姿は二度と思い出したくない。なにより恥ずかしくて仕方がない。