あなたと過ごす大切な日の話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
生まれてきてくれてありがとう。あなたに出会えてよかった。そう伝えられる一番の日。あなたの誕生日。
「で、夜天君に何あげるの?」
放課後いつも集まるクラウンで話しかけてきた美奈子。ワイワイと喋っていた話題の中心はいつの間にか近いうちに訪れる彼の誕生日になっていた。
「ケーキは作ろうかと思ってるけど、プレゼントはまだ…」
「いっそのことプレゼントは、わ・た・し♡とかにしたらぁ?」
「ちょ、ちょっと美奈子ちゃん!!」
これは特大の雷が落ちるだろうと思って真珠の様子をうかがう皆。だけどその視線の先の彼女はキョトンとしていた。
「私って、もうあげてるじゃない…?プレゼントにはならないと思うけど…?」
「ブフーっ!!」
その言葉にレイと美奈子が盛大に飲み物を吹き出した。
「ちょ、ちょっと…えー!あんたちいつの間に…!!」
「真珠ちゃん、私たちはまだ高校生で大人になる途中で、いくら前世からの相手だと言っても健全なお付き合いというものを…」
ナニを想像しているのか亜美の顔は赤く染まっていく。
「…?」
亜美がどうして顔を赤くしているのかわからない。そんなにもおかしなことを自分は言ったのだろうか。
「私の全ては夜天の全て。彼がいないと私は光を失ってしまうわ。私と夜天の光が重なって輝きを増すの。だから私は全てを夜天に預けたのだけど…?」
「あっ…と、そういう意味ね…」
他にどんな意味があると言うのか真珠は分からず首をかしげる。
(ねえ、真珠ってこっち方面、何にもわかんないの!?)
(私に聞かれても困るよ。第一真珠ちゃんとそんなに詳しく恋バナとかしたことないだろ)
(でもでも、うさぎと衛さんの話を普通に聞いてたからその辺りのことは問題ないと思ってたのに…!)
コソコソと話す5人に不思議に思う真珠。
「あ、あのね、私たちが言ってるのはそういうことじゃなくて…」
ちょっとからかってやろうというつもりだったのに、その内容をまさか説明する羽目になるとは。
さすがに大きな声で言うわけにもいかず、自分たちが言っていた本当の意味を耳打ちする。