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辺りをまばゆい輝きが埋め尽くしている。その輝きを繋いでほしくて、消えてしまった彼女の星に届けようとしているのだ。
「こざかしいっ!!」
声が聞こえたと思うとその輝きはカオスによって断ち切られてしまった。
「なっ…!!」
カランと音を立て剣がその場に転がる。
「セーラームーン!」
スターライツが駆けてくる。
「光が…」
失われた希望の光。それが彼女に届いたかなんて分からない。ただ、剣は無機質な音を立てて転がるだけ。
「諦めないよ…」
セーラームーンのスターシードがもう一度輝きだす。そして、その剣を手にした時、セーラームーンの姿は戦士の服から、セレニティのドレスへと変わった。
「だって、真珠ちゃんの繋いでくれた温かい光はちゃんと私達の中に残っているもの…。諦めるわけないよ」
そう、ずっと胸の奥で感じている。あの時スピカが見せてくれた自分達の星が繋がった1つの輝きを。そして、彼女の言葉を。
『セレニティの輝きで、カオスを包んで…』
『誰かの光が届けば、それは絶望から希望へと変わるから』
ギュッと光の剣を握りしめた。
「…私がカオスを、そして、この宇宙を照らす光になる!!」
(だからお願い!真珠ちゃん!この光を私の光を銀河中に、ギャラクシアに届けて…!!)
もう一度剣が光輝いた時、ギャラクシアの体に異変が起こった。
「…お前もその剣で私を封印しようと言うわけなのだな?あいつと同じように、力で私を遠ざけようと言うのだな…?」
バシッとブレスレッドが砕け散った。
「カオス…」
黒いエナジーがギャラクシアと包んだと思ったその時、彼女の体には黒い翼。そしてただ負の念をたくさん纏ったギャラクシアの体があった。服は黒く染まり、全ての負がそこに集まっている気がした。
「…カオスに体を完全に支配されてしまっているんだわ…」
「そんなっ!」
「じゃあ、どうすることも出来ないじゃない…」
どうやって、カオスを追い出すことが出来るだろう。スターライツには何もいい考えが浮かんでこない。ダッと駆けてくるカオスは翼のせいで更にスピードが増している。
ガンッとセーラームーンが持っている剣とぶつかりあった。だけどその時剣がまばゆく光り、セーラームーンに翼を与えたのだ。
「…!!」
突然の変化に驚きながらも、セーラームーンは空へと飛び上がる。それを追ってカオスも飛び上がった。
「セーラームーン!」
今の自分達には空を飛ぶ翼はない、地上で2人の戦いを見守ることしか出来ない。剣と剣がぶつかり合い、カオスの攻撃をただ避け続けるセーラームーン。反撃のしてこない彼女にカオスはどんどんと攻めて行く。
「お願い、やめて…!」
「やめろ?だと…?その手に携えているそれはなんだ?」
そう、セーラームーンの持っている剣は先ほどスピカがギャラクシアに光を届けるために持っていた剣。
「本当はお前も望んでいるのだろう?戦いを!!」
だけど、違う。セーラームーンはスピカは戦うために剣を持ったんじゃない。
「違うっ!私も真珠ちゃんも…!」
「同じことだぁぁ!!!」
カオスが大きく剣を振り下ろす、それをどうにか避けるも、次から次へとカオスの剣はセーラームーンを襲っていく。避けることで精一杯で光を届かせることが出来ない。