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カツン、カツン。
階段を下りて行く。客席にはたくさんのスリーライツのファンの子達。途中自分のよく知っている輝きを遠くに見つけた。だけど、それに近寄ることはせずに、チケットに書かれた席へと向かう。
(…このコンサートが終わったら、最後の戦いに…。ギャラクシア…、あなたの力は…)
何があっても、絶対にこの地球は守ってみせる。たとえ、自分が消えることになっても、この力を解放することになっても…。ギュッと、クリスタルを握りしめながら席に着いた。
周りの女の子たちは最後のコンサートだということで残念がるトークを繰り広げている。
(きっと戦いが終われば夜天達はキンモク星に帰ってしまう…)
ダメだ。これ以上想ってはいけない。その想いは迷いを生み、判断を鈍らせてしまう。今自分が守るべきものはこの地球、そしてセーラームーンなのだから…。
急に周りの女の子たちが静まりだした。ハッと思って顔を上げると、辺りは暗転し、静かに暗闇の中彼ら3人がステージに現れる。
一番前の真ん中。それがよく見える。ちょうど星野の真正面だ。ドクンドクンと心臓が跳ねる。ギュッとクリスタルを握りしめた。キラリと光るその光に夜天は微笑む。
今までいなかった自分達の光を受け止めて、一緒に輝いてくれる彼女の存在を今日はこんなに近くで…、前と変わらぬ位置で感じられる。
それがただ嬉しかった。スポットライトが自分たちを照らし、曲のイントロが流れ始める。
~♪~♪~
キャーキャーと騒ぐファンの子なんて気にしない。自分が歌を届ける相手は違うから…。そして、今はその輝きを繋いでくれる彼女がいてくれるから…。それだけで心の奥から、安心できた。
そっと、ばれないように、微笑みかけて自分はマイクを口元に近づける。
(希望の光に届くように…。ただ、それだけを願って歌うから…)
どうか、この想いが希望の光に届きますように…。
(夜天、大気、星野…。3人の波動が集まって、とても温かい…メッセージになってる…)
目を瞑り、彼らの声を、音を、波動を感じる。それはとても、温かい。クリスタルが優しい光に満ちて行くのが分かる。彼らの光がポウッと光だした。
もちろん、それは周りの女の子たちに見えるはずがない。
「私達は今まで、メッセージを送ってきました…」
「僕達の想いが伝わってほしい…。この、ファイナルコンサートで!」
「受け止めてくれ!この想いの全てを!!」
星野の声に合わせ、天井がプラネタリウムのような満点の星で埋め尽くされる。それはセットと言う域を超えていた。とても綺麗で幻想的なその星空。たくさんの瞬く星達。