重なれない輝き
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「…今日は…。学校来るのかな…」
最近のスリーライツはアイドル業が忙しく学校に姿を見せていない。もし出来るなら話し合いたい。
そして、頬を叩いてしまったことを謝りたい。だけど、その日も彼らの姿は学校になかった。
これだけ休むということは星野の怪我の具合も気になるところ。斜め前の席を見るとうさぎも星野の身を案じて、苦しんでいた。
放課後になっても元気にならないうさぎを気にして亜美とまことが話しかける。真珠はそれを横で俯いて聞いていた。
「はい、今ここでスリーライツがコンサートのリハーサルやってるんだって」
放課後になるなり教室を飛び出していった美奈子。急に後ろから駆けて来たと思えば手に持っている一枚のメモ。それをうさぎに渡す。
「星野君の具合、気になるんでしょう?」
「ありがとう!」
うさぎが笑顔で駆けていく。
「やるじゃん!」
まことが美奈子に言うと美奈子は自分の情報網を侮るなと言って胸を張る。
「そういえば、最近は真珠ちゃんだけ学校に来てるよな」
あの日ラジオの公開収録の翌日から真珠は忙しいスリーライツと一緒に行動することなく、毎日登校してきている。
付き人である真珠だけが学校に来ているのかとまことが聞いた。
「あ、えっと…。ほら、私ヒーラーの頬たたいちゃったでしょう?あの後、ヒーラー達とは行動できないって言ったから、付き人、解雇されちゃったの」
アハハと笑う真珠に美奈子がガシッと肩を掴んだ。
「どうして、そういうこと先に言ってくれないの!うさぎちゃんに渡したメモ真珠も…!」
「私は大丈夫だよ。」
美奈子の手を優しく解く。亜美が真珠の顔を覗き込んできた。
「だけど、真珠ちゃん辛そうな顔してるわ…夜天く…」
「だ、大丈夫、大丈夫!いつも通りに戻っただけだし!ほら、あの日って言うか、私たち喧嘩してたし、今会っても気まずいって言うか、ね。それに、私は…」
ギュッと鞄を握りしめた。そう、信じている。絶対に分かりあえる時が来るって。
だから出来れば2人を繋ぐ星の輝きが重なりもう一度綺麗に輝いてほしい。引きあうことの出来ない星は輝けないから…。
少しすると公衆電話からスリーライツに電話をかけたうさぎがとぼとぼと歩いて帰ってきた。