引き裂かれた星の繋がり
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今日はスリーライツの大切なイベントが行われる日。真珠は隣の席の星野とその打ち合わせをしていた。
今夜6時発の飛行機でスリーライツの映画の試写会を行うというイベントなのだが。
いくら人気アイドルだからと言って飛行機を貸し切りにして映画の試写会とは、最近のお偉いさんの考えていることが全く理解できないと。
「…ファンクラブ限定イベントだけど、席は満席…。っていうか飛行機でやるようなイベントじゃないわよね…」
「仕方ねえだろう。勝手に決められてたんだから」
「分かってるけど。飛行機の中だったら私はあまりすることなさそうね。客室乗務員さん達の邪魔にならないように大人しくしておくわ」
飛行機には客室乗務員がいるので、付き人としてのお仕事はあまりないだろう。コーヒーや食べ物などを用意するのはあちらの仕事になるだろうから。
そんな話をしていると教室の扉がガラガラと開いた。見えてきたのはうさぎとまことそして、美奈子だ。
しかし、教室に入るなりうさぎは鞄を自分の机の上に置き、後ろの席の星野に縋りつくように何かを訴えている。
「今日のイベントのチケット?」
「そう、今日からファンクラブに入るからちょうだい!」
あまりにも無茶すぎるお願い。先ほど話していたが、今日のイベントはすでに席が埋まっており、キャンセルが無い限りチケットは用意できないのだ。
それを星野が告げるとうさぎからはお決まりの「えー!」という声が帰って来た。
「だから、無理だって…」
「いいもん!大気さ~ん!」
断る星野の次は大気らしい。しかし、大気もチケットは余っていないとうさぎにやんわりと断っていた。
ガックリと肩を落とし次に向かったのはもちろん、最後のメンバー夜天の元。
彼はうさぎの話しも聞く耳もたずで、読んでいた小説をパタンと閉じ、席を立った。
「…私も、行きたいよ!!スリーライツと夜間飛行!!」
「…うさぎちゃん…。あのね、今日ファンクラブに入ってもチケットって取れない物なんだよ。みんな3ヶ月前ぐらいからチケット取るためにハガキ何十通って出してて…」
全国にいるスリーライツのファンのうちの一部のメンバーしか行くことが出来ない試写会。
そのチケットが今この場で手に入るわけがないと真珠が説明するが、うさぎは必死で星野達にチケットをもらえないかと頼みこんでいる。