球技大会は愛の戦場!?
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
今日もスリーライツの仕事は滞りなく終わり、車に乗って真珠と3人は帰路についていた。その途中で真珠は彼らに学校の行事予定を伝える。
「…球技大会があるみたいよ」
「球技大会?」
手帳を見ながら真珠が言った。その言葉に隣にいた夜天が手帳を覗き込む。
「うさぎちゃん達から電話でね。最近学校に行けてないでしょう。この日に球技大会があるからって連絡が来たの」
「僕めんどくさい…」
「そう言うと思ったけれど、残念ながら全員強制参加よ」
「…」
真珠の言葉にため息を落とし、夜天は窓の外の景色を見つめ始める。そんな夜天は置いておき真珠は球技種目の説明に入る。
今回の球技大会の種目はバレーボール、バスケットボール、ソフトボール、ドッジボール。
「どれもしたくないんだけど…」
種目を聞いた夜天が更に面倒そうに返してくるが真珠は首を振る。
「どれか一つに強制参加。十番高校の生徒なんだから学校の行事にちゃんと参加しないと…」
「真珠はどれに出るんだ?」
前の席から星野が覗き込みながら聞いてくる。真珠はボールペンを顎に当てながらうーんと考え出す。正直なところ真珠も喜んで参加はしたくないイベントではある。
更にスリーライツが出るだけでも大変な騒ぎになる予感がする。そして優勝を狙って熱血するある意味お近づきになりたくないスポ根タイプも出てくるだろう。
「…今のところ、有力候補はバスケか、バレーかなぁ。室内で出来るし、ソフトはちょっとねえ…」
ソフトボールとドッジボールはきっとグラウンドだろう。あまり泥だらけにはなりたくない。
「私はバレーですかね…」
「じゃあ、俺ソフトボール」
どうやら前の2人はもう参加するものを決めたらしい。
「後はあなた達ですね。どうしますか?」
「…どうするって言われてもなぁ…」
ポリポリと頬をかく。
「参考までに、お前のお友達は何に出るのか聞かせろよ」
「えっと、確か美奈子はバレー部だからバレーに出るはず…。まこちゃんはたぶんバスケだろうし。うさぎちゃんはまだ決めてないんじゃないかなぁ。亜美ちゃんは違うクラスだから分からないけど…」
「そうか、おだんごはまだ何も決めてないのか。じゃあ、ソフトボールに決定だな」
「ちょっと、うさぎちゃんの種目勝手に決めて…!」
「いいって、どうせ、決められねえんだったら俺が決めてやる方がいいだろう。明日辺りにでも先生に言ってやるよ」
「いいのかなぁ…」
星野の独断に真珠はあと溜息をつく。とりあえず真珠は出る種目をバスケットボールに決めた。そして、夜天も半ば強制的にバスケに決定となった。
「言っとくけど、僕は真剣にやらないからね」
「体育の授業もサボってばっかりで…。運動下手なわけじゃないんだから、真面目に取り組めばいいのに」
「僕は興味のないことには真剣にはならないの」
「へえ、じゃあ、どういうことに興味があるか教えてほしいですね」
「ほんと、可愛くない…」
「お互い様よ」
ベーっと舌を出しあって真珠と夜天はフンとそっぽを向く。そんな2人の姿に前の2人は苦笑をしていた。