相容れない関係
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新しい敵の大元の正体が分かったあのオフの日から、何日か経った休みの一日。うさぎと待ち合わせをして真珠は公園に向かっていた。すぐそこまで夏が近づいてきているのだろう、アスファルトから照り返す熱がとても暑かった。
「あ、真珠ちゃん、ちょっとだけ…」
うさぎの手に握り締められているのは衛宛のエアメール。彼女の視線の先には赤いポスト。
「…いってらっしゃい」
少し先の角で真珠はうさぎがポストにその手紙を入れるのを見つめていた。
(…寂しそうな顔…。プリンスの輝きが消えた事を言ったらきっともっと悲しい顔をさせてしまう…。私は一体どうしたらいい?どうしたら、うさぎちゃんを守れる…?)
ポストを見つめ、遠い地に行った想い人の事を考え顔を曇らすうさぎを真珠もまた、複雑な表情で見つめていた。そんな2人の間を夏の風が強く通り過ぎて行った。
「あはは、お待たせ~」
「大丈夫よ。衛さんに届くと良いね」
「あ、うん」
分かっている、その手紙はうさぎの想い人に届くことはない。その手紙が届く地にその人はいないのだから…。
「…ごめんね、うさぎちゃん…」
ぽそりと落とした言葉はうさぎには届かなかったようで、彼女は前を向いて待ち合わせの場所へと向かっていた。
辿りついた場所はたくさんの遊具が並ぶ大きな公園。遊具の日影の中でうさぎ達はアイスクリームを片手に、この前出会った敵の情報を交換し合う。
真珠はその場に座り、あまり会話には参加せず、アイスを食べ続けていた。
「ギャラクシアって…言ってたの」
『銀河は全てギャラクシアが制する…』
あの時そう女は言っていた。そして、スターライツがその女がギャラクシアだと言うことを証明してくれている。
「ギャラクシア…それが、今度の敵の親玉?」
「太陽系の外から来た侵略者か…」
「確かはるかさん達がスターライツも太陽系から来た侵入者だって言ってたわ…」
亜美の言葉に真珠の肩がピクリと動く。
「まさか、スターライツの3人も敵?」
「違うっ…!スターライツは敵なんかじゃない…!」
美奈子の言葉に真珠が立ち上がり、強くそう告げた。そして、今まさにうさぎが同じことを言おうと思っていたのだろうか、周りの4人以上に驚いていた。