離れていく星々
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
昼休みのひと時、何故か今日はスリーライツと揃って穴場の裏庭でスケジュールの確認も兼ねてお弁当を食べていた。
「ヴァイオリニストの海王みちるとジョイントコンサート?」
「急に決まったことでして。今日の放課後、顔合わせと打ち合わせの予定が急遽入ってしまったのです…」
(海王みちるって、みちるだよね。ヴァイオリニストでそんな名前の人他に聞かないし…)
腕を組みうーんと考え込む。もしもその海王みちるならば、色々とまずいことになる。
「それって、私も行かなきゃだめ?」
「なんだよ、いつもなら「了解」ってついてくるのに」
「いや、えっと…うーん。違ったら、違ったで良いんだけど、いや、でもあんな名前のヴァイオリニストなんてみちるくらいだし…」
頭を捻りながら考える真珠にスリーライツは顔を見合わせる。
「何、その海王みちると知り合いなわけ?」
「知り合いだったら、色々大変だと言うか、スリーライツの付き人してるって聞いたら面倒な人が1人ついてきそうな気がして…」
「何だよ、愛野達以外にまだ、俺らのファンがいるのか?」
星野たちにファンの方がまだましだと真珠は告げた。
「でも、とにかく仕事なんだもんね…。ああ、みちるが、みちるでありませんように…」
祈る真珠にもう一度3人は顔を見合わせ、首を傾げた。
放課後…。
用意された1つのスタジオに並べられた椅子に座る真珠達。
出来れば、違うヴァイオリニストであってほしいと願うが、時間になって開けられた扉から入ってくる2人の人物を見て真珠はがっくりと肩を落とした。
「…やっぱり…。後が怖いわ…」
2人の人物も真珠の姿を見て驚いていた。
「何、やっぱり、知り合いだったわけ?」
隣の夜天に聞かれ、真珠は頷いた。
「真珠がいるなんて聞いていなくってよ」
「私も、みちるの名前を聞いた時はびっくりしたわ…」
「で、どうして、ここにいるんだ?スリーライツとの顔合わせだと聞いていたが…」
みちるの隣のとても綺麗な人に話しかけられ真珠は「アハハ」と返した。
「何、僕達完全に無視されてない?」
「そうですね。ですが、挨拶は仕事の基本ですよ」
「だな。初めまして、海王みちるさん。俺はスリーライツのボーカル担当の星野光です」
星野が立ちあがりみちるに挨拶をする。
「大気光です。素敵なコンサートにしましょう」
「夜天光です。短い間だけど、よろしくお願いします」
「海王みちるよ。私も素敵なコンサートにしたいわ」
挨拶が終わった後、軽くコンサートの打ち合わせに入った。それを静かに見守るはるかと真珠。ホワイトボードに詳しく説明の文字が書かれていく。