星に願いを…
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「美朱にも服選んで来るわ。綺麗に着飾った美朱見たらたまちゃんも話すでしょうしね」
にっこりと笑いながら柳宿はその部屋を後にした。先ほど美朱とすれ違った鬼宿の表情。そして、緋連が見つめていた鬼宿。
きっと美朱と鬼宿の間に何かあったことは間違いないだろう。朝、美朱はそれを相談しに来たに違いない。緋連は2人の問題だからと教えてくれなかったが、やっぱり気になってしまうのだ。
「緋連まで暗い顔するから気になっちゃうじゃない」
鬼宿を見送る時の緋連の顔。心配してるような、そんな表情だった。美朱達の問題だということは分かっているが、どうにも気になって仕方が無い。
緋連の不安な顔の原因を取り除きたいそう思ったのだ。
「美朱、入るわよ!」
コンコンと部屋の扉を叩き、柳宿は部屋の中の人物の返事を聞いて、戸を開けた。
「ほら、鏡。見てみなさい」
侍女たちに用意させた服を美朱にあてて、鏡の前に立たせる。美朱は緋連と違って照れるでもなく、普通に鏡に合わせている。
「これなんか、あんたにぴったりじゃない?」
持っていた服を美朱に持たせ、次は髪飾りを合わせていく。美朱はお団子にするから大丈夫だと言うが、お団子にだって、オシャレは必要だ。
お団子の上からかぶせられる布を持ち、彼女の髪に被せて行く。
「どう?」
「すごい!柳宿センスいいね!」
嬉しそうにほほ笑む美朱に柳宿は微笑んだ。そう、まさかその瞬間を自分の大切な人が見ているとも知らずに。
「お団子にして、で、これなんか、綺麗なんじゃない?」
次々と美朱の髪にあてて行く。
「っていうか、あんたお団子より…。ほら、こっちの方が可愛いんじゃないかしら?」
「えー、そうかなぁ?」
柳宿が美朱の髪をいじりながら髪を結っていく。鏡に映る姿が変わって行く美朱はその姿に少し嬉しくなっていた。
「ほら、で、この紐巻いて…。ほら、服とぴったりの髪型じゃない!」
彼女の髪を結わえた後、柳宿は嬉しそうにほほ笑む。美朱も自分の姿に微笑んだ。ちょうど2人が顔を見合せた時、雷が空の上で唸り声をあげた。