神子の覚醒
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誰かの声が聞こえる…。私を私のままでいさせてくれない誰かの声…。
知っている、この声はもう1人の私…「神子」の私だ…。
どうして鬼宿をちゃんと攻撃しなかったって攻めるの。翼宿に大きな怪我を負わせたのは私のせいだって。
あの時美朱の気持ちを考えたら、鬼宿を元に戻すってことしか頭に思い浮かばなくて…。
その判断が間違っていたの?「神子」は「人間」じゃない…。
そんなこと言わないで…。私の持っている感情がみんなを苦しめているの…?
でも、あなたに意識を渡してしまうと私はもう美朱たちと普通には話せない…。それを知っているの…あなたは私だけど、違う私…。
「神子」の私はただ非情に使命を全うするだけ。巫女を攻撃したらもう、敵って認識するんでしょう?
そしたら唯ちゃんとも戦うことになる。それは美朱が悲しむ。ねえ、どうして「心」が必要ないの…?
前の神子は巫女の悲しむ姿を想像したりしなかった?他の巫女は、七星士は本当に望んでいたのかな…私が、神子が戦うことを…。
お願いだから、もう少しでいいの、時間をちょうだい…。まだ、美朱たちと一緒に笑いたい、一緒にご飯食べたり、会話をしたい。
それから、柳宿にまだ気持ちを伝えていないの…。本当は伝えちゃいけない想いだって分かっているけれど。私の肉体は消えるし、皆の記憶からも消えるわ。
でも私が、「緋連」が生きているこの時に、少しでも思い出を作りたい。好きな人の笑顔をもっとみたい、好きな人の側にいたいの…。
だから、あなたはもう少し眠っていて。そして、もう一人のあなたも…。