愛情と友情の螺旋
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朱雀七星士が全員そろったこともあり、宮廷に帰ることになった一向。どうやら張宿は笛を使い、気を送ることで相手を錯乱させたり、眠らせたりということが出来るようなのだ。
「久しぶりねー宮廷も…」
何日も離れていた宮廷に帰り着き、辺りを見回す柳宿。
「本当、久しぶりだ」
それに緋連も返したが、柳宿は少し不機嫌に緋連を見る。緋連が鬼宿の村で美朱を庇いコウモリの攻撃を受け続けたことに怒っているようなのだ。
「あの時はあれで精一杯だった」と説明はしたが、納得してくれない。
「柳宿…そんなに怒らないでよ…」
覗き込むが目を合わせてくれない。そんな柳宿の態度に緋連は寂しくなった。
「ほっとけ、ほっとけ、気いつかんと寝とった奴が悪いねん」
ポンと肩に手を置かれる。
「でも…」
「どうせ、自分に怒っとるだけや、気にせんでええ」
翼宿の言葉に緋連は頷いた。せっかく七星士が揃ったと言うのに気まずい雰囲気のままいたくはないが、そればかりに構っていられない。することは山積みなのだから。
「そういえば、星宿さんの姿が見えませんが…?」
張宿が言うと柳宿が「あんたたち、まだ気付いてなかったの!あのお方はね…」と説明し始めると。後ろから星宿の声が聞こえる。
綺麗な皇帝の衣装に身を包んだ星宿の姿に一同は目を奪われる。そして、奥から星宿の身代わりになっていた井宿が駆けてくた。
「みんな、お帰りなのだ!!」
三頭身で駆けてくるその姿に初めて会う翼宿達は更に驚いた。
「井宿、同じ朱雀七星士だよ」
緋連が井宿を紹介する。その井宿が星宿に「陛下、御無事で何よりですだ」と跪きながら言うと、翼宿達は大きな声を上げ驚いた。
「そう緊張せずともよい。一緒に旅をしてきた仲間ではないか」
一通り七星士同士の自己紹介が終わった後、緋連達は大きな部屋に案内され、倶東国にある四神天地書と鬼宿を取り返すための作戦を考えていた。
しかし、星宿が紅南国の皇帝だったと言うことに驚き、また、翼宿は「えらい口のきき方してもうた」と冷や汗を流しながら話すものなので、星宿が緊張を解くために告げたのだった。
「しかし、どうやって、鬼宿と天地書を取り返そうか…」
「私が行く!天地書をとられたの私のせいだし!」
美朱が立ちあがって言うと星宿がそれを危険だと制するが、井宿が自分も一緒に行くと名乗りを上げた。そして緋連を見る。
「…緋連ちゃんも来るのだ」
「井宿…」
「青龍七星士にはオイラの術が効かないかも知れないのだ」
その時のために、武術も神力も使える緋連がいた方が心強いと井宿は言った。緋連は頷く。