埋めることのできない隙間
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街はすっかりクリスマスムードに変わり、街を歩く人々も待ちわびていたその日が訪れ、心なしか上機嫌に見える。
恋人たちは手を繋いだり腕を組んで歩き、子供たちは親と一緒にプレゼントを買ってもらったりケーキを抱えて歩いていた。
もちろんそれはクリスマスパーティーの会場へと向かっている自分たちも同じこと。
ルンルンと嬉しそうに歩く自分の未来の子供が転ばないように心配しつつも、自分の中の高揚感も抑えきれず顔はにやけたまま。
ピンポーン
目的の場所にたどり着き、チャイムを鳴らすとほどなくしてこの家の主が出迎えてくれた。
「いらっしゃい」
笑顔で迎え入れてくれる真珠。
「お邪魔しまーす!!」
玄関に並べられたスリッパを履き案内されたリビングへと向かう。目の前に広がる広いリビングにちびうさが感嘆の声をもらす。
「うわぁ、真珠ちゃんの家ひろーい…!」
普段お世話になっている月野家の家よりも広いその場所。リビングには大きなソファと目の前に大きなテレビ。その間に小さなガラスのテーブル。
それらがあってもまだあまりあるその空間にすごい、すごいとはしゃぐ気持ちを抑えられなかった。
「スモール・レディは私の家初めてだったかしら?」
その姿に真珠はちびうさを招待したことがなかったかと考えてみた。
「初めてだよー。すっごい広いね!!」
リビングに案内されたが、すぐ横にはダイニングキッチンがリビングよりは少しばかり小さいが、あるのだ。ダイニングのテーブルに持ってきた飲み物を衛が置かせてもらっていた。
「さて、じゃあ、飾りつけしますか!!」
ニッコリと笑ううさぎとちびうさ。彼女たちが持っていた袋には折り紙で作った輪っかの飾りや、クリスマスツリーに飾るオーナメントなどが入っている。
「これ、真珠ちゃんにプレゼント!!」
そう言って衛が持っていた箱を差し出すうさぎ。
「真珠ちゃんの所ツリーがないって言ってたから、まもちゃんに買ってもらったの」
差し出された箱の包みを開けると、あの時憧れて父親にねだったツリーが入っている。初めて見る自分のツリーに真珠は感動した。