宇宙に近い上空、真空状態という特殊な環境でも生きて行けるように強靭な肉体を持ち、寿命らしい寿命はない。
天の民は皆強靭な肉体を持って生れるため、その一生を精神性を高める事に使う傾向がある。座禅を組み、瞑想をする者も多く、修行として自分自身に”制約と誓約”を結んでいる者もいる。
皆頭脳明晰で、考え込むものが多い傾向がある。飲食も排泄も必要ないので考え込み、そのまま石になって生涯を終えるものが大半であり、天の民が死んでしまう原因でもある。
血の通った肉体ではあるが、石のようにもなる不思議な体。
他の種族の様に翼などを出して飛ぶことはできないが、足元に雲を発生させて乗り、移動する事が可能。
”神”を感じると後頭部辺りに光る後輪（生まれた世界によって形が変わる）が現れる。後輪の光は邪気を払うとされており、人族から崇められたり心の支えになったり、信仰の対象になる事もある。