みのり屋説明
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一番最初に誕生した世界樹。
しかし、他の世界樹とは違い世界を創る事はなかった。生み出しているのは魂そのもの。
みのり屋で生まれた魂たちは、他の世界樹が創った世界で暮らすために旅立っていく。
旅立った子供たちがどんな生活をしているのか気になり、九つの人格に分かれ、人の姿で旅行することにした。
みのり屋として旅をすると決めた時に、茂がみのり屋の代表になると全員で決めた。
同じ人物として記憶もしっかりと維持したまま産まれ変わってくる。基本的に外見はみんなほとんど同じ姿で生まれてくる。まったく同じという事はないが、大体同じ。
死んだら今まで使っていた肉体は光の粒子として消えてなくなる。
生命霊気を一定以上流すとその間肉体の全盛期へ変化するという特徴がある。戦闘は若返り、もしくは歳を取り生命霊気を流さなければ通常の肉体年齢に戻る。
年齢を操ることは不可能なので、現在か全盛期かしかない。
和はこれが出来ない。
世界樹の果物は完全栄養食。体に必要な栄養素を補い、余分な分はカットして体外へ排出してくれる。葉っぱも回復薬や美肌効果のある入浴剤などの材料になっている。食べた人の体に一番良い体型を作り、維持してくれる役割もある。アレルギー、病気、障害、怪我等(欠損は不可)も治してくれるスーパー食材。
この果物、湖から欠損も治せるポーションが作れる。
その代わり、種が無いので他では育てることが出来ない。
樹の中で暮らしている。上空には雲で出来た畑があり、そこで野菜や主食の米、麦等を育てている。果樹は果樹園として森の球に植えているので、果物は簡単に手に入る。根で繋がっている球に大型動物などがいるので、生活圏にいるのはスライムと妖精くらい。
妖精、魂は世界樹から散った花が根元の湖に落ちて生まれてくる。そして、根で繋がっている場所などで好きに暮らしている。妖精が毛や羽根をくれたりする時は他の妖精たちも集まってきて色々分けてくれる。その布と糸で魂たちの希望に合わせた服や小物を作ってあげたりもする。
湧水の湖には何もいないが、そこから流れていく川には魚や色々な生き物が生息している。
全員自分の”部屋”を持っており、それは”心の中”とも表現できる。家にある扉と繋がっているので、家族であれば誰でも入ることが出来る。
部屋の内装、季節、個性はそれぞれの性格や力に影響しているので、全員違う。
全員仲がいいが、気が合うという意味でよく一緒にいる相手がそれぞれいる。
優と茂、満。榊と至、望。進と和、豊の三人といる事が多いかもしれない。
みのり屋にとっての結婚はプロポーズをし、返事をして口付けをして魂を繋げることを言う。
望、一月睦月(むつき)世界が生まれ 闇 417Hz変化の周波数
豊、二月如月(きさらぎ)命を慈しみ 光 174Hz安定の周波数
茂、三月弥生(やよい)自然が育ち 土 285Hz促進の周波数
進、五月皐月(さつき)命があふれる 風 936Hz活発の周波数
榊、六月水無月(みなづき)歴史ができて 光 538Hz奇跡の周波数
至、七月文月(ふみづき)文化が根付き 水 852Hz直感の周波数
満、八月葉月(はづき)葉が落ちる 光 639Hz調和の周波数
和、十月神無月(かんなづき)幹は朽ち果て 風 741Hz自由の周波数
優、十二月師走(しわす)新しい芽吹きを迎える 水 396Hz解放の周波数
みのり屋は月日、時間という概念がないような生活をしているが、一応368日が9カ月のサイクルで回っている。ひと月41日。こうする事で、最後の一日は現津たち残ったものが自由に過ごす日に充てている。
和は寿命が無くなったので、「神無月(神のいない月)」は無くなった。つまり、世界から神が居なくなることはない。
みのり屋には地球では絶滅した動物がまだ生息していたりする。
九人の中には虫が苦手な者も数名いるが、虫型の種は大丈夫。
虫が苦手な理由は、単に意思の疎通が出来ず、トイレやお風呂、台所などにいきなり出て来て出て行ってくれなかったりするから。後は病原菌をふりまいてしまってりもするので。
みのり屋の家にはいないため。初めて見た時は怖いとも思わなかった。