仮免試験
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前々から教員らの間で密かな噂になっていた内通者疑惑。そういう人がいるのではないかと見極めるために全寮制度を導入したらしい。
『それは、違います!!』
否定するも公安からの疑いの眼差しは変わらない。
すると相澤先生がちょっと待ったと声をあげた。
『そもそもその情報は紛れもない本人提供。普通、自分を不利に陥れるような事はしません。オール・フォー・ワンとの関係性を知った時点で隠す選択肢を選んでもおかしくない』
『ええ、ええ、分かっております。紙間さんからの情報提供を元に我々は紙間さんの経歴、養父である大月さんにも捜査協力してもらい調べました』
結果は何も出なかったそうだ。
『……それでもまだ疑うと?』
『何かあってからじゃ遅いでしょう?紙間さんは生後2ヶ月で拾われた。その空白の2ヶ月で何か分かればいいんですが…』
『その言い方だと何か出てほしいと言ってるようですが?産まれたばかりの赤ン坊に何ができると?何を覚えていると?そういうならば紙間が内通者だという確たる証拠はあるんですよね?』
相澤先生と目良さんの間に見えない火花が散ってるように見えた。
沈黙が続く。
うわぁ、気まずい。
どうしよう。
『……あ、あの!』
『『?』』
『公安の皆さんがおれを疑われるのは最もです』
公安はおれの事をとことん調べ尽くした。
それでも疑念がある。
何かあるから疑う。
何もないから疑う。
どっちに転んでも一緒だ。
『けど! おれは敵じゃない。今も昔もずっと……ヒーローを目指してます。おれは絶対にヒーローになります。もし……可能性があるならば……そのチャンスをもう一度いただけませんか』
目良さんを真っ直ぐに見据える。
『――勿論です。君の疑いが晴れれば…ですが、ヒーロー仮免許を発行するつもりです』
それに…と続けた。
『紙間さんの事を調べてる時ですが、関わりを持ったプロヒーロー…プッシーキャッツにも捜査協力してもらいました。彼女らは貴女の潔白を信じていました。オールマイトもです』
『…ッ!』
グッと何かあたたかくて泣きたくなるような優しいものが込み上げてきた。
『そちらのイレイザーヘッドも』
『えっ』
相澤先生はおれと目を合わせないように逸らした。
『えー、まぁ、学業との平行で大変だとは思いますが3ヶ月の特別講習とテスト、頑張ってください。そして必ず身の潔白を証明してみてください』
『はい!必ずや仮免を取ります。おれは…立派なヒーローになって身の潔白を証明します。そして……オール・フォー・ワンを倒します!!』
力強く宣する。相澤先生と公安の人らがポカーンとしていた。
『………………………あのねぇ……無理だよ。やめなさい。他にあるでしょ。パトロールとか救けるとかさ…』ハァ…
目良さんに諭された。
『はい。すみませんでした』
相澤先生、そんな呆れた眼差しで見ないで。
公安の人が何人か唖然としていたり、下を向いたり肩を震わしていた。
勢いとはいえど、なんか恥ずかしい!!
去り際に目良さんが何かを差し出した。
『君のファンだという子からだよ』
【伊織へ
しょくばたいけんのときもがっしゅくのときもつめたいたいどとってごめんなさい。
おふろでいろんなあそびをおしえてくれてありがとう。たのしかったです。
はやくあってちょくせつおれいをいわせてください。
だいすきです。
『それは、違います!!』
否定するも公安からの疑いの眼差しは変わらない。
すると相澤先生がちょっと待ったと声をあげた。
『そもそもその情報は紛れもない本人提供。普通、自分を不利に陥れるような事はしません。オール・フォー・ワンとの関係性を知った時点で隠す選択肢を選んでもおかしくない』
『ええ、ええ、分かっております。紙間さんからの情報提供を元に我々は紙間さんの経歴、養父である大月さんにも捜査協力してもらい調べました』
結果は何も出なかったそうだ。
『……それでもまだ疑うと?』
『何かあってからじゃ遅いでしょう?紙間さんは生後2ヶ月で拾われた。その空白の2ヶ月で何か分かればいいんですが…』
『その言い方だと何か出てほしいと言ってるようですが?産まれたばかりの赤ン坊に何ができると?何を覚えていると?そういうならば紙間が内通者だという確たる証拠はあるんですよね?』
相澤先生と目良さんの間に見えない火花が散ってるように見えた。
沈黙が続く。
うわぁ、気まずい。
どうしよう。
『……あ、あの!』
『『?』』
『公安の皆さんがおれを疑われるのは最もです』
公安はおれの事をとことん調べ尽くした。
それでも疑念がある。
何かあるから疑う。
何もないから疑う。
どっちに転んでも一緒だ。
『けど! おれは敵じゃない。今も昔もずっと……ヒーローを目指してます。おれは絶対にヒーローになります。もし……可能性があるならば……そのチャンスをもう一度いただけませんか』
目良さんを真っ直ぐに見据える。
『――勿論です。君の疑いが晴れれば…ですが、ヒーロー仮免許を発行するつもりです』
それに…と続けた。
『紙間さんの事を調べてる時ですが、関わりを持ったプロヒーロー…プッシーキャッツにも捜査協力してもらいました。彼女らは貴女の潔白を信じていました。オールマイトもです』
『…ッ!』
グッと何かあたたかくて泣きたくなるような優しいものが込み上げてきた。
『そちらのイレイザーヘッドも』
『えっ』
相澤先生はおれと目を合わせないように逸らした。
『えー、まぁ、学業との平行で大変だとは思いますが3ヶ月の特別講習とテスト、頑張ってください。そして必ず身の潔白を証明してみてください』
『はい!必ずや仮免を取ります。おれは…立派なヒーローになって身の潔白を証明します。そして……オール・フォー・ワンを倒します!!』
力強く宣する。相澤先生と公安の人らがポカーンとしていた。
『………………………あのねぇ……無理だよ。やめなさい。他にあるでしょ。パトロールとか救けるとかさ…』ハァ…
目良さんに諭された。
『はい。すみませんでした』
相澤先生、そんな呆れた眼差しで見ないで。
公安の人が何人か唖然としていたり、下を向いたり肩を震わしていた。
勢いとはいえど、なんか恥ずかしい!!
去り際に目良さんが何かを差し出した。
『君のファンだという子からだよ』
【伊織へ
しょくばたいけんのときもがっしゅくのときもつめたいたいどとってごめんなさい。
おふろでいろんなあそびをおしえてくれてありがとう。たのしかったです。
はやくあってちょくせつおれいをいわせてください。
だいすきです。
洸汰】