仮免試験
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わいわいと喜ぶのも束の間。
《えー、100人の皆さん。これ、ご覧下さい》
壁掛けモニターに映し出されたのはおれ達がさっきまで使っていた一次試験のフィールドだ。
何だ?
とそのままモニターを見ていたら、突然ビルや橋、森林に地面が次々と爆破していく。
……え………………ええええ!!?
(((((――何故!!)))))
唖然とするおれ達をよそに続けるアナウンス。
《次の試験でラストになります。皆さんには、これからこの被災現場でバイスタンダーとして救助演習を行ってもらいます》
「バイスタンダー?
…って確か、えーっと」
「その場に居合わせた人の事だ。授業で習っただろ」
「あっ、そうだ!そうそう」
砂藤が助け舟を出してくれたおかげで思い出した。
バイスタンダーは
事故や傷病人が発生した時、現場に居合わせた一般市民のこと。
警察や救急隊に連絡し、救急隊が来るまで代わりを務め、円滑な橋渡しなど色々やる事がある。
そん時にAEDと心マと人工呼吸を習った。峰田が血眼になってて皆、ドン引きした。相手役が人形だと知った時「せめて女体にしてくれぇ~ッ」とほざいてた。
《ここでは一般市民としてではなく、仮免許を取得した者としてどれだけ適切な救助を行えるか、試させていただきます》
障子が何かに気付いた。
「人がいる…」
被災現場を模したフィールドには何人もの老人や子供が彷徨いていた。
「え…あァ!?あァァ?老人に子供!?危ねえ何やってんだ!?」
「そもそも老人と子供がなんで試験会場 にいるんだよ?」
どうやらこの人達はHELP・US・COMPANY――略してHUC という要救助者のプロらしい。
色んな仕事があるんだな。
「…………………………」
模擬被災地が神野区のあれと重なって見えてしまった。
あの時は多くの死傷者が出た。
…………………頑張ろう。
▼▽▼
次の試験が始まるまで10分の休憩時間が設けられた。
腹減ったなぁ。何食べようかな。サンドイッチ旨そう。
「なぁなぁ、すげー事あってさァ聞いてくれよ」
瀬呂が峰田と上鳴に話し掛けていた。
ハムチーズ、たまご、ツナ、カツ、BLT……色々あるな。どれにしようかな。
「Rは?」
「18」
「聞こう」
峰田、即答だな。ぶれねえやつだ。
「口田、サンドイッチいるか?取り敢えず腹拵えした方がいいぞ」
「……えっ、あ、ありがとう…」
「ん。好きなの取れ。喉は平気か?」
「……うん、大丈夫」
「そうか!次も頑張ろうぜ」
二人並んでサンドイッチを頬張る。和やかだ。
そんな和やかな空気の中、
「「緑谷ァァ!!」」
上鳴と峰田が緑谷に詰め寄っていた。
え?何があったんだ?なんか怒ってる?
瀬呂に聞くと一次審査の時、士傑のセクシーな女子生徒がすっ裸で緑谷といたらしい。
緑谷…!?おまえ…初 でピュアボーイに見せかけておいて実は…なやつだったのか?なんて罪作りなやつなんだ。
「何してたんだてめェは!?俺たちが大変な時に!」
「試験中だぞ!ナメてんのか人生を!」
怒り狂った上鳴と峰田が緑谷をもみくちゃにしていく。
その様子を見ていたらしい、件の士傑の女子生徒が緑谷に向かって意味深な笑みを浮かべて手を振ってきた。
上鳴と峰田が更に激昂。もみくちゃのわやくちゃだ。
緑谷が弁明をしていると、士傑の人達がぞろぞろとこっちにやって来た。
「爆豪くんよ。肉倉…糸目の男が君のとこに来なかったか?」
爆豪に用があるようだ。話し掛けてきたのは全身もっさりと毛に覆われた人だ。毛……スゲェ……父ちゃんも毛むくじゃらだけど、この人、スゲェ。
「ああ…ノした」
物騒な返事に毛むくじゃら先輩はやっぱりな…と呆れていた。
「あれは自分の価値基準を押し付ける節があってね、何かと有名な君を見て暴走してしまった。雄英とはいい関係を築いていきたい。――すまなかったね」
手触り気になる。触っていいかな?顔とか埋めたい。
「それでは」
毛むくじゃら先輩がそう宣うと他の士傑の皆も踵を返した。
《えー、100人の皆さん。これ、ご覧下さい》
壁掛けモニターに映し出されたのはおれ達がさっきまで使っていた一次試験のフィールドだ。
何だ?
とそのままモニターを見ていたら、突然ビルや橋、森林に地面が次々と爆破していく。
……え………………ええええ!!?
(((((――何故!!)))))
唖然とするおれ達をよそに続けるアナウンス。
《次の試験でラストになります。皆さんには、これからこの被災現場でバイスタンダーとして救助演習を行ってもらいます》
「バイスタンダー?
…って確か、えーっと」
「その場に居合わせた人の事だ。授業で習っただろ」
「あっ、そうだ!そうそう」
砂藤が助け舟を出してくれたおかげで思い出した。
バイスタンダーは
事故や傷病人が発生した時、現場に居合わせた一般市民のこと。
警察や救急隊に連絡し、救急隊が来るまで代わりを務め、円滑な橋渡しなど色々やる事がある。
そん時にAEDと心マと人工呼吸を習った。峰田が血眼になってて皆、ドン引きした。相手役が人形だと知った時「せめて女体にしてくれぇ~ッ」とほざいてた。
《ここでは一般市民としてではなく、仮免許を取得した者としてどれだけ適切な救助を行えるか、試させていただきます》
障子が何かに気付いた。
「人がいる…」
被災現場を模したフィールドには何人もの老人や子供が彷徨いていた。
「え…あァ!?あァァ?老人に子供!?危ねえ何やってんだ!?」
「そもそも老人と子供がなんで
どうやらこの人達はHELP・US・COMPANY――略して
色んな仕事があるんだな。
「…………………………」
模擬被災地が神野区のあれと重なって見えてしまった。
あの時は多くの死傷者が出た。
…………………頑張ろう。
▼▽▼
次の試験が始まるまで10分の休憩時間が設けられた。
腹減ったなぁ。何食べようかな。サンドイッチ旨そう。
「なぁなぁ、すげー事あってさァ聞いてくれよ」
瀬呂が峰田と上鳴に話し掛けていた。
ハムチーズ、たまご、ツナ、カツ、BLT……色々あるな。どれにしようかな。
「Rは?」
「18」
「聞こう」
峰田、即答だな。ぶれねえやつだ。
「口田、サンドイッチいるか?取り敢えず腹拵えした方がいいぞ」
「……えっ、あ、ありがとう…」
「ん。好きなの取れ。喉は平気か?」
「……うん、大丈夫」
「そうか!次も頑張ろうぜ」
二人並んでサンドイッチを頬張る。和やかだ。
そんな和やかな空気の中、
「「緑谷ァァ!!」」
上鳴と峰田が緑谷に詰め寄っていた。
え?何があったんだ?なんか怒ってる?
瀬呂に聞くと一次審査の時、士傑のセクシーな女子生徒がすっ裸で緑谷といたらしい。
緑谷…!?おまえ…
「何してたんだてめェは!?俺たちが大変な時に!」
「試験中だぞ!ナメてんのか人生を!」
怒り狂った上鳴と峰田が緑谷をもみくちゃにしていく。
その様子を見ていたらしい、件の士傑の女子生徒が緑谷に向かって意味深な笑みを浮かべて手を振ってきた。
上鳴と峰田が更に激昂。もみくちゃのわやくちゃだ。
緑谷が弁明をしていると、士傑の人達がぞろぞろとこっちにやって来た。
「爆豪くんよ。肉倉…糸目の男が君のとこに来なかったか?」
爆豪に用があるようだ。話し掛けてきたのは全身もっさりと毛に覆われた人だ。毛……スゲェ……父ちゃんも毛むくじゃらだけど、この人、スゲェ。
「ああ…ノした」
物騒な返事に毛むくじゃら先輩はやっぱりな…と呆れていた。
「あれは自分の価値基準を押し付ける節があってね、何かと有名な君を見て暴走してしまった。雄英とはいい関係を築いていきたい。――すまなかったね」
手触り気になる。触っていいかな?顔とか埋めたい。
「それでは」
毛むくじゃら先輩がそう宣うと他の士傑の皆も踵を返した。