オリジン
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「紙間さん、実はわたくし、あの場にいました。聞いてました。今でも信じられなくて…」
ヤオモモに続いて切島も宣う。
「爆豪と八百万の言う事も分かる。言いたくないなら無理に聞かねえけどよ。けど……やっぱり気になるっつーか…」
爆豪もヤオモモも切島もおれがオール・フォー・ワンの孫か確認しにわざわざ来たのか。
おれ、爆豪、切島、ヤオモモの間に緊張感が走る。
くじ引きで決まったとはいえ、事情を知らない青山と障子は「どういう事だ?」と聞いてきた。
「……………………うまく纏められねえけど聞いてほしい……聞いてくれるか?」
おれは話した。
もうこの説明すんの4回目だな。
オール・フォー・ワンの孫と聞いて、誰かの吐息みたいな小さな声で驚きの「えっ…」が聞こえてきた。
まぁそりゃそうだよな。驚くもんな。
「……………それは本当かい?」
今まで言葉を発していなかった青山が恐る恐ると聞いてきた。
「あっ、いや、そうじゃないんだ。……えっと、おれと奴は義理の祖父と孫という関係性らしい。奴はおれの実の母親と義理の父娘だったらしくって。そっちにも血の繋がりはない」
でも、と続ける。
「やっぱりさ、おれが雄英にいたらまたああいう危険が皆に及ぶんじゃねえかって考えたら……すげえいやだ。どうしたらいいか色々考えて…」
「それが退学という訳か」
障子がおれの言おうとしていた事を言い、肯定の意味を込めて頷いた。
「だが、オール・フォー・ワンはタルタロスにいる。あそこにいる限り、奴は何も出来ない」
「そーだよ!大体、紙間は悪くねえ!」
障子の言葉に切島が同意する。
「ありがとう。そう言ってくれておれは嬉しい。でも、もう決めたんだ。おれは雄英を辞める」
居住いを正し、真っ直ぐと皆を見据える。
「青山、切島、障子、爆豪、ヤオモモ。短いけどなかなか濃い4ヶ月だった。楽しかったぞ。お前らと出会えて本当に良かった。今までありが――」
するとおれの顔面が爆発した。
Σ「バクゴォォォォ!!?」
何やってんだ!と後ろから爆豪を羽交締めで止める切島。
「な…な…」
「悲劇の主人公気取りか?あ゙?俺、言ったよなぁ?
『余計な事考えんな』
『見くびんな』
忘れたんか?理解できてんのか?俺がビビると思っとんか?こいつら舐めとんのか?だったらなんであの時、切島の手ェ取ったんだ?」
「……っ」
「辞めるだぁ?この俺様がいる1-A に退学者が出たなんて認めやしねえ!」
えええ、横柄だ。
「辞めたけりゃ、俺に殺されるか俺を倒すか、ここで今すぐ選べ…」
なんだその嫌な二択は。
むちゃくちゃじゃねえか。
「いやだ!!」
「あ゙ァん!?」
「爆豪に勝てたら最高だけど、なんかいやだ!」
「おめえが俺に勝とうなんざ1000無量大数年早え!!」
そんなギネスびっくりな長生き出来る訳ねえだろ。
「それにおれ、今まで黙ってたけどさ…!」
意を決して性別を明かそうとしたら、何故かヤオモモに頬を摘ままれた。
え。待って、何。
「お…おほっへう ?」
「ええ、怒ってますのよ」
「紙間、俺も怒ってる」
「ひょーひ」
「体育祭の後覚えてるか?銭湯帰りのお前と偶然会った時の事だ」
『――かっこいいヒーローになってそれで、あんたが育てた子供はこんなに立派になりましたよ~って自慢できる子供になりたい』
「父親に誇れるかっこいいヒーローになる。そう言ってたのは嘘だったのか?」
「ひょえあ… 」
ヤオモモの手をそっと頬から離す。
「嘘じゃねえ……本当に、今でも思ってる。でも怖いんだ」
「そんなの誰だってそうだ。俺だって怖い。もう一度聞く。紙間は何になりたい んだ?」
「おれは…おれは――…」
「ヒーローに……ヒーローになりたい…。お前らと一緒に、かっこいいヒーローになりたい…」
その言葉で箍が外れてしまい、おれの涙腺は緩んでしまった。鼻水垂らして泣きじゃくった。
――すっきりしたが、なんだか恥ずかしい。
「……なんつーか、おれ…カッコ悪くね?」
「いえ、そんな事ありませんわ。先程は乱暴なマネをして申し訳ありません」
「ううん。いいよ。許す」
美人に怒られてつねられるなんて寧ろご褒美だ。
「ヤオモモよりも一番謝るべきは爆豪じゃねえのか。よくもおれの顔にヒドイ事したな。おれに謝れ」
「ハッ、避けねえてめえが悪い」
避けたら避けたで文句言うじゃねえかよ。
ヤオモモに続いて切島も宣う。
「爆豪と八百万の言う事も分かる。言いたくないなら無理に聞かねえけどよ。けど……やっぱり気になるっつーか…」
爆豪もヤオモモも切島もおれがオール・フォー・ワンの孫か確認しにわざわざ来たのか。
おれ、爆豪、切島、ヤオモモの間に緊張感が走る。
くじ引きで決まったとはいえ、事情を知らない青山と障子は「どういう事だ?」と聞いてきた。
「……………………うまく纏められねえけど聞いてほしい……聞いてくれるか?」
おれは話した。
もうこの説明すんの4回目だな。
オール・フォー・ワンの孫と聞いて、誰かの吐息みたいな小さな声で驚きの「えっ…」が聞こえてきた。
まぁそりゃそうだよな。驚くもんな。
「……………それは本当かい?」
今まで言葉を発していなかった青山が恐る恐ると聞いてきた。
「あっ、いや、そうじゃないんだ。……えっと、おれと奴は義理の祖父と孫という関係性らしい。奴はおれの実の母親と義理の父娘だったらしくって。そっちにも血の繋がりはない」
でも、と続ける。
「やっぱりさ、おれが雄英にいたらまたああいう危険が皆に及ぶんじゃねえかって考えたら……すげえいやだ。どうしたらいいか色々考えて…」
「それが退学という訳か」
障子がおれの言おうとしていた事を言い、肯定の意味を込めて頷いた。
「だが、オール・フォー・ワンはタルタロスにいる。あそこにいる限り、奴は何も出来ない」
「そーだよ!大体、紙間は悪くねえ!」
障子の言葉に切島が同意する。
「ありがとう。そう言ってくれておれは嬉しい。でも、もう決めたんだ。おれは雄英を辞める」
居住いを正し、真っ直ぐと皆を見据える。
「青山、切島、障子、爆豪、ヤオモモ。短いけどなかなか濃い4ヶ月だった。楽しかったぞ。お前らと出会えて本当に良かった。今までありが――」
するとおれの顔面が爆発した。
Σ「バクゴォォォォ!!?」
何やってんだ!と後ろから爆豪を羽交締めで止める切島。
「な…な…」
「悲劇の主人公気取りか?あ゙?俺、言ったよなぁ?
『余計な事考えんな』
『見くびんな』
忘れたんか?理解できてんのか?俺がビビると思っとんか?こいつら舐めとんのか?だったらなんであの時、切島の手ェ取ったんだ?」
「……っ」
「辞めるだぁ?この俺様がいる
えええ、横柄だ。
「辞めたけりゃ、俺に殺されるか俺を倒すか、ここで今すぐ選べ…」
なんだその嫌な二択は。
むちゃくちゃじゃねえか。
「いやだ!!」
「あ゙ァん!?」
「爆豪に勝てたら最高だけど、なんかいやだ!」
「おめえが俺に勝とうなんざ1000無量大数年早え!!」
そんなギネスびっくりな長生き出来る訳ねえだろ。
「それにおれ、今まで黙ってたけどさ…!」
意を決して性別を明かそうとしたら、何故かヤオモモに頬を摘ままれた。
え。待って、何。
「お…
「ええ、怒ってますのよ」
「紙間、俺も怒ってる」
「ひょーひ」
「体育祭の後覚えてるか?銭湯帰りのお前と偶然会った時の事だ」
『――かっこいいヒーローになってそれで、あんたが育てた子供はこんなに立派になりましたよ~って自慢できる子供になりたい』
「父親に誇れるかっこいいヒーローになる。そう言ってたのは嘘だったのか?」
「
ヤオモモの手をそっと頬から離す。
「嘘じゃねえ……本当に、今でも思ってる。でも怖いんだ」
「そんなの誰だってそうだ。俺だって怖い。もう一度聞く。紙間は
「おれは…おれは――…」
「ヒーローに……ヒーローになりたい…。お前らと一緒に、かっこいいヒーローになりたい…」
その言葉で箍が外れてしまい、おれの涙腺は緩んでしまった。鼻水垂らして泣きじゃくった。
――すっきりしたが、なんだか恥ずかしい。
「……なんつーか、おれ…カッコ悪くね?」
「いえ、そんな事ありませんわ。先程は乱暴なマネをして申し訳ありません」
「ううん。いいよ。許す」
美人に怒られてつねられるなんて寧ろご褒美だ。
「ヤオモモよりも一番謝るべきは爆豪じゃねえのか。よくもおれの顔にヒドイ事したな。おれに謝れ」
「ハッ、避けねえてめえが悪い」
避けたら避けたで文句言うじゃねえかよ。