オリジン
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それからとんとん拍子…とまではいかないが、雄英に退学届を提出。
塚内さんから〝個性〟を奪ったり与えたりするオール・フォー・ワンから危害を加えられていないかと色々聞かれた。
事実をちゃんと知るために、タルタロスにぶち込まれているオール・フォー・ワンとの直接面談を求めたが断られた。まぁ当たり前か。
代わりに塚内さんにDNA鑑定の協力の要請の言伝を頼んだ。
▽▼▽
その数日後。
「えっ、血縁関係はない?」
まさかの返事に拍子抜けする。
「君との関係性を聴取したらそう答えていた。それでも気になるなら協力しても構わないと」
「だったらなんで……あんな事を」
「その事なんだけどね――…」
『そもそも僕は血が繋がってるなんて一言も言ってないぜ。家族なんて血が全てじゃないだろう?あの子は血の繋がってない父親を父親と呼んでいる。それと同じだよ。かつてあの子の母親は僕を父親と慕っていた。僕の娘が産んだ子なら当然、僕の孫だ』
「……覚えてないんだね?」
「……はい。多分、まぁ赤ン坊だったからっていうのもありますが、父ちゃんがおれを拾った時は産まれてから2~3ヶ月は経ってたみたいで恐らくその前かと思うんですが……力になれずにすみません」
「いや、いいよ。それよりDNA鑑定についてはどうする?」
色々考えて、受ける事にした。はっきりと自分の目で確かめて不安を取り除きたいしな。
▼▽▼
そして検査の結果が来た。
検査の結果は杞憂に終わった。
おれとオール・フォー・ワンは血縁関係ゼロ。他人だった。
「はぁ~…良かった……」
いや、良くねえ。
オール・フォー・ワンの元で空白の(多分)2ヶ月過ごしていたかもしれないという疑惑があるんだぞおれには。
さて、高校中退者でも雇ってくれる所を捜すかと求人情報誌を手に取るとインターホンが鳴った。
ドアを開けて、訪問者の顔を見た途端――すぐに閉めた。
「新聞ならいりません」
「開けろやゴラァ!!」
「爆豪落ち着けって!あ、すみません五月蝿くして…」
「新聞なら!!いりません!!」
「すっとぼけてんじゃねえぞチビ紙ィ!!」
ガンガンドンドン!!と激しく叩かれるドア。やめろ、変形する!近所迷惑!
観念して中に招き入れた。
「なんなのこのメンバーは。バラバラすぎて共通点が見つかんねえ」
やって来たのは
爆豪、切島、青山、障子、ヤオモモだ。
「皆で見舞いに行こうってなってな。20人も押し掛けてきたらアレだしよ。んで、くじ引きで決まったメンバー」
「説明ありがとう。切島。おれはすっかり元気だぞ。あ、そうだ寮はどうだ?楽しいか?」
「おう!部屋王やったぜ!」
「良かったら僕のキラメキルームに招待するよ☆」
何気なく世間話をしようとしたら、爆豪が胸ぐらを掴んできた。形相すげえ。
「おい、てめェどういう了見だ?退学?そっちの説明が大事だろ」
「ひぃぃ!たっ助けてくれ!」
どこのヤーさんだ!
ちらっと他の4人に助けを求める視線を送るが、誰もおれの味方はいない。
そんな……!
「おおおお落ち着け…な?そうカッカするとストレス溜まるぞ?説明ならホラ、一身上の都合だって相澤先生から聞いてなかったか?」
「ほう?なら、話すか?その一身上の都合の詳しい内容ってのよ?伊織クン???」
「そ…それは………皆、ショック受ける内容だしさ、爆豪だってあの場にいたから聞いてただろ?知らない方がいいことだってある……」
爆豪は手を放した。
「決めつけんな」
「…………………え」
「あの敵 ボスヤローに言われた事が本当だとしても、俺らの気持ちを決めつけんな。見くびんな」
塚内さんから〝個性〟を奪ったり与えたりするオール・フォー・ワンから危害を加えられていないかと色々聞かれた。
事実をちゃんと知るために、タルタロスにぶち込まれているオール・フォー・ワンとの直接面談を求めたが断られた。まぁ当たり前か。
代わりに塚内さんにDNA鑑定の協力の要請の言伝を頼んだ。
▽▼▽
その数日後。
「えっ、血縁関係はない?」
まさかの返事に拍子抜けする。
「君との関係性を聴取したらそう答えていた。それでも気になるなら協力しても構わないと」
「だったらなんで……あんな事を」
「その事なんだけどね――…」
『そもそも僕は血が繋がってるなんて一言も言ってないぜ。家族なんて血が全てじゃないだろう?あの子は血の繋がってない父親を父親と呼んでいる。それと同じだよ。かつてあの子の母親は僕を父親と慕っていた。僕の娘が産んだ子なら当然、僕の孫だ』
「……覚えてないんだね?」
「……はい。多分、まぁ赤ン坊だったからっていうのもありますが、父ちゃんがおれを拾った時は産まれてから2~3ヶ月は経ってたみたいで恐らくその前かと思うんですが……力になれずにすみません」
「いや、いいよ。それよりDNA鑑定についてはどうする?」
色々考えて、受ける事にした。はっきりと自分の目で確かめて不安を取り除きたいしな。
▼▽▼
そして検査の結果が来た。
検査の結果は杞憂に終わった。
おれとオール・フォー・ワンは血縁関係ゼロ。他人だった。
「はぁ~…良かった……」
いや、良くねえ。
オール・フォー・ワンの元で空白の(多分)2ヶ月過ごしていたかもしれないという疑惑があるんだぞおれには。
さて、高校中退者でも雇ってくれる所を捜すかと求人情報誌を手に取るとインターホンが鳴った。
ドアを開けて、訪問者の顔を見た途端――すぐに閉めた。
「新聞ならいりません」
「開けろやゴラァ!!」
「爆豪落ち着けって!あ、すみません五月蝿くして…」
「新聞なら!!いりません!!」
「すっとぼけてんじゃねえぞチビ紙ィ!!」
ガンガンドンドン!!と激しく叩かれるドア。やめろ、変形する!近所迷惑!
観念して中に招き入れた。
「なんなのこのメンバーは。バラバラすぎて共通点が見つかんねえ」
やって来たのは
爆豪、切島、青山、障子、ヤオモモだ。
「皆で見舞いに行こうってなってな。20人も押し掛けてきたらアレだしよ。んで、くじ引きで決まったメンバー」
「説明ありがとう。切島。おれはすっかり元気だぞ。あ、そうだ寮はどうだ?楽しいか?」
「おう!部屋王やったぜ!」
「良かったら僕のキラメキルームに招待するよ☆」
何気なく世間話をしようとしたら、爆豪が胸ぐらを掴んできた。形相すげえ。
「おい、てめェどういう了見だ?退学?そっちの説明が大事だろ」
「ひぃぃ!たっ助けてくれ!」
どこのヤーさんだ!
ちらっと他の4人に助けを求める視線を送るが、誰もおれの味方はいない。
そんな……!
「おおおお落ち着け…な?そうカッカするとストレス溜まるぞ?説明ならホラ、一身上の都合だって相澤先生から聞いてなかったか?」
「ほう?なら、話すか?その一身上の都合の詳しい内容ってのよ?伊織クン???」
「そ…それは………皆、ショック受ける内容だしさ、爆豪だってあの場にいたから聞いてただろ?知らない方がいいことだってある……」
爆豪は手を放した。
「決めつけんな」
「…………………え」
「あの