林間合宿
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訓練の疲れと眠気と戦いながら鼓舞して皆で力を合わせたカレーがようやく出来上がった。米も炊けた。うん、いい出来だ。
いい匂いだ。お腹空いたなぁ。
カレーをよそい、それぞれ好きな席に座る。
「ヤオモモ、ここいい?」
「ええ、どうぞ」
並びは切島、瀬呂、おれ、ヤオモモの順で座った。
向かいには梅雨ちゃん、上鳴、耳郎。
皆、席に着いたところで手を合わせる。
「「「「「いただきまーす!!」」」」」
腹ペコわんぱく達は一斉にがつがつむしゃむしゃぱくぱくもぐもぐと食べ進めていく。手が止まらない。おれも止まらない。
「店とかで出たら微妙かもしれねーけど、この状況も相まってうめーーー!!」
切島に同意。
口いっぱいにカレーを頬張ってるため喋れないのでうんうんと頷いた。
「言うな言うな。ヤボだな!」
男子だけじゃなく女子も負けずと食べていく。特にヤオモモ。すごい食べるのに仕草は綺麗だ。
「そういや訓練ン時もかなり食ってただろ。お腹、苦しくないのか?」
「〝個性〟で消費されてるので大丈夫ですわ。それに訓練中は甘いものばかりでしたから」
「そうか。カレー美味いな!」
「ええ、美味しいですね」
意外と食べるヤオモモに関心したクラスメイトにヤオモモは自身の〝個性〟と食事の関連性を説明する。
「私の〝個性〟は脂質を様々な原子に変換して創造するので、沢山蓄える程沢山出せるのです」
「…………………」
それってまるで…………………………いや、やめよう。食事中によくない。うん、やめよう。
「うんこみてぇ」
「ぶふっ!!」
うんこ噴いた。あ、間違えたカレー噴いた。
おれと同じ事考えてたらしい瀬呂が戸惑いなくそのワードを口にした。
ヤオモモは自分の〝個性〟をうんこ扱いされた事にショックを受けた。
耳郎にシバかれる瀬呂を見て、口にしなくて良かったと思う。
御愁傷様。
食欲が失せるようなハプニングがあったものの、ぺろりと完食。
「皆ー、デザートにスイカ持ってきたにゃん」
プッシーキャッツが三角錘に切り分けられた大量のスイカを持ってきた。
「「「「「スイカー!!」」」」」
夏といえばやっぱこれだろ!
そうそう、スイカといえば。
おれはスイカを持って少し離れた所へ移動する。毎年失敗してるスイカの種飛ばし。よぉーし、今年こそは!
結果――出来なかった。
「今年も不発だった」ショボーン
瀬呂に「下手じゃんww」とツッコまれた。正論……言い返せねえ…!
見てろよ。これから上手くなって1㎞も飛ばしてアッと驚かせてやろうではないか。嘘、流石に1㎞は盛りすぎた。
「ん~なんつうか……こう…難しいんだよなぁ。こう、口ン中で種と実、食べ分けんの」
「ふーん……?それってさくらんぼの茎も結べないの?」ニヤ
「? やったことねぇけどそれとどう関係あるんだ?」
「紙間ってキス下手そう」
「ぶふっ!!」
瀬呂の失言二度めに今度はスイカを噴いた。デリカシーないな!
キスという明け透けなワードにおれだけじゃなく何名か赤くなる。特に緑谷。スイカみたいに真っ赤っかだぞ。
「さくらんぼの茎、結べるやつってキス上手いんだって」
「知らねーよ!」
「紙間、彼女出来たら範太兄ちゃんに相談するんだ。あんなことやこんなことする事になったら教えてやるよ」
「電気兄ちゃんにも言えよ?キスだけじゃなくアッチでも下手でフラれたなんてなったら可哀相だしよ」
「いらん」
瀬呂も上鳴も失礼だな。彼女いたことあるからって生意気だ。オトナの階段上りましたの余裕ってやつか。
何が下手だ。下手どころか未経験だ。
いい感じの人が出来ても絶対こいつらには相談しねえ。
いい匂いだ。お腹空いたなぁ。
カレーをよそい、それぞれ好きな席に座る。
「ヤオモモ、ここいい?」
「ええ、どうぞ」
並びは切島、瀬呂、おれ、ヤオモモの順で座った。
向かいには梅雨ちゃん、上鳴、耳郎。
皆、席に着いたところで手を合わせる。
「「「「「いただきまーす!!」」」」」
腹ペコわんぱく達は一斉にがつがつむしゃむしゃぱくぱくもぐもぐと食べ進めていく。手が止まらない。おれも止まらない。
「店とかで出たら微妙かもしれねーけど、この状況も相まってうめーーー!!」
切島に同意。
口いっぱいにカレーを頬張ってるため喋れないのでうんうんと頷いた。
「言うな言うな。ヤボだな!」
男子だけじゃなく女子も負けずと食べていく。特にヤオモモ。すごい食べるのに仕草は綺麗だ。
「そういや訓練ン時もかなり食ってただろ。お腹、苦しくないのか?」
「〝個性〟で消費されてるので大丈夫ですわ。それに訓練中は甘いものばかりでしたから」
「そうか。カレー美味いな!」
「ええ、美味しいですね」
意外と食べるヤオモモに関心したクラスメイトにヤオモモは自身の〝個性〟と食事の関連性を説明する。
「私の〝個性〟は脂質を様々な原子に変換して創造するので、沢山蓄える程沢山出せるのです」
「…………………」
それってまるで…………………………いや、やめよう。食事中によくない。うん、やめよう。
「うんこみてぇ」
「ぶふっ!!」
うんこ噴いた。あ、間違えたカレー噴いた。
おれと同じ事考えてたらしい瀬呂が戸惑いなくそのワードを口にした。
ヤオモモは自分の〝個性〟をうんこ扱いされた事にショックを受けた。
耳郎にシバかれる瀬呂を見て、口にしなくて良かったと思う。
御愁傷様。
食欲が失せるようなハプニングがあったものの、ぺろりと完食。
「皆ー、デザートにスイカ持ってきたにゃん」
プッシーキャッツが三角錘に切り分けられた大量のスイカを持ってきた。
「「「「「スイカー!!」」」」」
夏といえばやっぱこれだろ!
そうそう、スイカといえば。
おれはスイカを持って少し離れた所へ移動する。毎年失敗してるスイカの種飛ばし。よぉーし、今年こそは!
結果――出来なかった。
「今年も不発だった」ショボーン
瀬呂に「下手じゃんww」とツッコまれた。正論……言い返せねえ…!
見てろよ。これから上手くなって1㎞も飛ばしてアッと驚かせてやろうではないか。嘘、流石に1㎞は盛りすぎた。
「ん~なんつうか……こう…難しいんだよなぁ。こう、口ン中で種と実、食べ分けんの」
「ふーん……?それってさくらんぼの茎も結べないの?」ニヤ
「? やったことねぇけどそれとどう関係あるんだ?」
「紙間ってキス下手そう」
「ぶふっ!!」
瀬呂の失言二度めに今度はスイカを噴いた。デリカシーないな!
キスという明け透けなワードにおれだけじゃなく何名か赤くなる。特に緑谷。スイカみたいに真っ赤っかだぞ。
「さくらんぼの茎、結べるやつってキス上手いんだって」
「知らねーよ!」
「紙間、彼女出来たら範太兄ちゃんに相談するんだ。あんなことやこんなことする事になったら教えてやるよ」
「電気兄ちゃんにも言えよ?キスだけじゃなくアッチでも下手でフラれたなんてなったら可哀相だしよ」
「いらん」
瀬呂も上鳴も失礼だな。彼女いたことあるからって生意気だ。オトナの階段上りましたの余裕ってやつか。
何が下手だ。下手どころか未経験だ。
いい感じの人が出来ても絶対こいつらには相談しねえ。