林間合宿
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PM4:00
〝個性〟伸ばし訓練は初日から一切容赦なく苛烈に苛酷に行われた。
終わった頃にはほぼ全員がぐったりとした空気を纏う。
「さぁ、昨日言ったわね。『世話焼くのは今日だけ』って!」
え?そんな事言ってたか?
目の前にあるのはキャンプの定番料理、カレーの材料が大量に積まれていた。
「己で食う飯くらい己で作れ!カレー!!」
「アハハハハ!全員全身ブッチブチ!だからって雑なネコマンマは作っちゃダメね!」
ピクシーボブとラグドールの言葉に「イエッサ…」と蚊の鳴くような声で返事した。
ネコマンマでもいいから早く食べたい……そして温泉浸かって寝たい。
料理の前にまずは着替えることにした。
▼▽▼
インナーまで汗で湿っていた。
びっしゃびしゃのインナーだけ残して着替えるっつーのもなんか気持ち悪いし。
よし、あいつらがいなくなってからにしよう。
すると腹をさすっている青山が視界に入った。
「青山、これいるか?」
渡したのは腹痛に効く薬。
痛みが引き起こしてるのは腸なのか筋肉なのかはたまた神経なのかは知らんけど、青山は訓練中何度もトイレに駆け込んでいた。
「メルシィ…☆でもこれ……生理薬じゃないかい?」
「え?」
や ら か し た。
「そんな……!バカな……!」
「紙間、知らないで持って来たのかよwww」
「雪山遭難したの○゙太みてーなやつだなww」
上鳴と瀬呂がツッコんできた。
誰がの○゙太さんだ。
世界地図持ってきたの、の○゙太さんらしいわねってか。うるせえ~~っ。
「そういや俺、中学ん時、彼女に頭痛に効くからって貰った事あるぜ。イケんだろ」
「イケるっつても頭痛はともかく腹痛だろ。どうなんだ?そもそも痛む部分が男と女じゃ違えだろ」
まぁ、男にも効くと言っても青山の腹痛と生理痛の腹痛は根本的に違うだろうという事で飲まないという結論に至った。
「すまん……青山……ちゃんと確認しとけば…」
「落ち込まないで。気持ちだけ受け取っておくよ☆」
「そうか?まぁ、辛かったら先生にでも言って薬貰っとけよ」
着替えに関してはうまいこと誤魔化していたら、おれ一人だけになったので早速着替えはじめた。
「いや~ん、まいっちんぐ!」
「………………」
「………………」
「……なんかごめん」
「……いや。まだ着替えてなかったのか」
おれの姿はタンクトップ、ボクサーパンツ。インナーは汗臭く湿ったやつから綺麗で乾いたやつに着替え済みだ。
「ははは。ちょっとね。障子は?」
「忘れ物だ。早く着替えてこい」
「うん。急いで行く」
びっっっっくりした~~~!!
インナー着替え済みで良かった。あと少し遅かったらバレてたかもしれねえ。
急いでササッと服を着て、皆いるところへと向かった。
▽▼▽
飯田の指揮により、カレーを作る係と米を炊く係にと分けられていく。
おれは米係。
「轟ストーップ!」
「お?」
おれと同じ米係の轟が米を洗おうとしていた。
「その手に持ってるのは何だ?」
「何って……洗剤だけど」
お察しだろうか。
彼は洗剤で米を洗おうとしていた。
「水でいいんだよ」
「そうなのか?」
「そうだ」
「そうか」
おれの見様見真似で米を研いでいく轟を見守る。
「水捨てる時は米溢さないようにゆっくり傾けて……そうそう、うまい」
飯盒に米と水をセットし、轟が火を起こす。あっちこっちから火を頂戴と求められる轟はモテモテだ。
爆豪、竃吹っ飛ばすなよ。
パチパチと燃える火を眺める。
火って眺めてると眠くなるんだよな。
「ねむたい……とどろきのせいだぞ」
「? 悪ぃ」
本人は責められてる理由が分かってないようだ。おれもなんで轟を責めてるのか分からない。
「ゆるす」
「そうか」
「はやくたべたい」
「ああ」
〝個性〟伸ばし訓練は初日から一切容赦なく苛烈に苛酷に行われた。
終わった頃にはほぼ全員がぐったりとした空気を纏う。
「さぁ、昨日言ったわね。『世話焼くのは今日だけ』って!」
え?そんな事言ってたか?
目の前にあるのはキャンプの定番料理、カレーの材料が大量に積まれていた。
「己で食う飯くらい己で作れ!カレー!!」
「アハハハハ!全員全身ブッチブチ!だからって雑なネコマンマは作っちゃダメね!」
ピクシーボブとラグドールの言葉に「イエッサ…」と蚊の鳴くような声で返事した。
ネコマンマでもいいから早く食べたい……そして温泉浸かって寝たい。
料理の前にまずは着替えることにした。
▼▽▼
インナーまで汗で湿っていた。
びっしゃびしゃのインナーだけ残して着替えるっつーのもなんか気持ち悪いし。
よし、あいつらがいなくなってからにしよう。
すると腹をさすっている青山が視界に入った。
「青山、これいるか?」
渡したのは腹痛に効く薬。
痛みが引き起こしてるのは腸なのか筋肉なのかはたまた神経なのかは知らんけど、青山は訓練中何度もトイレに駆け込んでいた。
「メルシィ…☆でもこれ……生理薬じゃないかい?」
「え?」
や ら か し た。
「そんな……!バカな……!」
「紙間、知らないで持って来たのかよwww」
「雪山遭難したの○゙太みてーなやつだなww」
上鳴と瀬呂がツッコんできた。
誰がの○゙太さんだ。
世界地図持ってきたの、の○゙太さんらしいわねってか。うるせえ~~っ。
「そういや俺、中学ん時、彼女に頭痛に効くからって貰った事あるぜ。イケんだろ」
「イケるっつても頭痛はともかく腹痛だろ。どうなんだ?そもそも痛む部分が男と女じゃ違えだろ」
まぁ、男にも効くと言っても青山の腹痛と生理痛の腹痛は根本的に違うだろうという事で飲まないという結論に至った。
「すまん……青山……ちゃんと確認しとけば…」
「落ち込まないで。気持ちだけ受け取っておくよ☆」
「そうか?まぁ、辛かったら先生にでも言って薬貰っとけよ」
着替えに関してはうまいこと誤魔化していたら、おれ一人だけになったので早速着替えはじめた。
「いや~ん、まいっちんぐ!」
「………………」
「………………」
「……なんかごめん」
「……いや。まだ着替えてなかったのか」
おれの姿はタンクトップ、ボクサーパンツ。インナーは汗臭く湿ったやつから綺麗で乾いたやつに着替え済みだ。
「ははは。ちょっとね。障子は?」
「忘れ物だ。早く着替えてこい」
「うん。急いで行く」
びっっっっくりした~~~!!
インナー着替え済みで良かった。あと少し遅かったらバレてたかもしれねえ。
急いでササッと服を着て、皆いるところへと向かった。
▽▼▽
飯田の指揮により、カレーを作る係と米を炊く係にと分けられていく。
おれは米係。
「轟ストーップ!」
「お?」
おれと同じ米係の轟が米を洗おうとしていた。
「その手に持ってるのは何だ?」
「何って……洗剤だけど」
お察しだろうか。
彼は洗剤で米を洗おうとしていた。
「水でいいんだよ」
「そうなのか?」
「そうだ」
「そうか」
おれの見様見真似で米を研いでいく轟を見守る。
「水捨てる時は米溢さないようにゆっくり傾けて……そうそう、うまい」
飯盒に米と水をセットし、轟が火を起こす。あっちこっちから火を頂戴と求められる轟はモテモテだ。
爆豪、竃吹っ飛ばすなよ。
パチパチと燃える火を眺める。
火って眺めてると眠くなるんだよな。
「ねむたい……とどろきのせいだぞ」
「? 悪ぃ」
本人は責められてる理由が分かってないようだ。おれもなんで轟を責めてるのか分からない。
「ゆるす」
「そうか」
「はやくたべたい」
「ああ」