二人の英雄 ※劇場版Ⅰ
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緑谷の超パワーによる一撃で金属の塊はバラけた。閉じ込められていたオールマイトが解放された。
二人は下へ、瓦礫の山へと落ちていった。
「あのガキ!」
余計なことしやがって、と言わんばかりに敵は歪んだ表情を浮かべた。
落ちた衝撃で砂煙が舞い、瓦礫やら金属やらで緑谷とオールマイトの姿が見えない。二人とも無事なのか?
しばらくすると遠目に大きな影と小さな影が立ち上がる。オールマイトと緑谷だ。
良かった。オールマイト潰れてない。緑谷も無事だ。怪我してるけど。
とはいえ、油断できない。
「行くぞ!」
「はい!」
緑谷とオールマイトが金属敵を見据えていた。
「くたばり損ないとガキが……ゴミの分際で往生際が悪いんだよ!」
なんつーブーメラン発言。
「そりゃ、テメーだろうが!!」
爆豪が降りかかってくる金属の塊を爆破で吹き飛ばしていく。
そうだ!爆豪の言う通りだぞ!金属敵の方がよっぽど往生際が悪い。
いい加減に諦めてほしい。おとなしく捕まってくれ。
せっかくのパーティ台無しにしやがって。こちとらお腹ペコペコなんだぞ。色んなヒーローと会えるのも、ご馳走楽しみにしてたのに。
金属敵に立ち向かっていく緑谷とオールマイト。近付いて来ないように金属の塊や鉄柱が二人を追い出そうと奮起する。
「させねぇ!」
轟が氷結をぶつけ、鉄柱の進行を止める。
とはいえ、いつまで耐えられるか。爆豪は手が痙攣してるし、轟は右半身に霜が降りている。
内心ハラハラしながらヤオモモ製の盾から様子を伺う。
それでも気丈に立ち続け、抵抗する力を緩めない。
それは敵も同様だ。もういいから敵はさっさとくたばってくれ。
「邪魔だ!!」
お前がな!!
さっきよりも太い鉄柱が盾を激しく突き、へこんだ。
「きゃあ!」
「ああっ!」
離れた場所からメリッサさんの悲鳴が。馬折り紙を造り、メリッサさんを迎えに行かせた。
向こうでは次々と襲い掛かってくる金属の物体を避けていく緑谷。オールマイトと二人で金属敵へと立ち向かっていくその姿が重なったように見えた。
馬折り紙に乗ったメリッサさんがおれ達の所へと来た。泣いていたみたいだが、触れないことにした。
激しい揺れ。足場が捲れあがり、更に崩れる。
Σ「うわ!!」
馬折り紙に乗っていたメリッサさんが落馬し、思わず受け止める。
「大丈夫ですか?」
「ええ、ありがとう」
麗日が何かに気付く。
「……なにあれ」
そこには今までの非じゃない莫大な鉄の塊。
「タワーごと潰れちまえ!!」
金属敵はその莫大な鉄の塊を地上に叩き落とすつもりだ。そんな事されたらタワーも人々も。
「……………なめんなよ。爆豪を、轟を、緑谷を、オールマイトを……おれらヒーローをなめんなよ!!」
「そうだ!行けー!」
麗日の
「「オールマイト!」」
耳郎とヤオモモの
「「「緑谷!」」」
飯田と切島と峰田の
「「ぶちかませ!」」
爆豪と轟の、皆の熱い声援が緑谷とオールマイトへと投げられていく。
「「DOUBLE DETROIT SMASH!!」」
「更に…」
「向こうへ!」
二人の英雄 は拳を構え、まっすぐと金属敵へ。
「「――Plus Ultra!!」」
金属敵に勢いよく拳をぶちかます。その凄まじい勢いで鉄の塊も金属敵を支えていた巨大物体もバラバラに砕け、スローモーションのように吹っ飛んでいく。
つ…ついに、敵をやっつけたんだ。
「……………はぁ~はらへったねむいつかれた」
安心からか、おれは一気に空腹と疲弊感と眠気が襲いかかり、立つのも辛い。あと痒いし痛い。
ああ、朝日が眩しいなぁ。
二人は下へ、瓦礫の山へと落ちていった。
「あのガキ!」
余計なことしやがって、と言わんばかりに敵は歪んだ表情を浮かべた。
落ちた衝撃で砂煙が舞い、瓦礫やら金属やらで緑谷とオールマイトの姿が見えない。二人とも無事なのか?
しばらくすると遠目に大きな影と小さな影が立ち上がる。オールマイトと緑谷だ。
良かった。オールマイト潰れてない。緑谷も無事だ。怪我してるけど。
とはいえ、油断できない。
「行くぞ!」
「はい!」
緑谷とオールマイトが金属敵を見据えていた。
「くたばり損ないとガキが……ゴミの分際で往生際が悪いんだよ!」
なんつーブーメラン発言。
「そりゃ、テメーだろうが!!」
爆豪が降りかかってくる金属の塊を爆破で吹き飛ばしていく。
そうだ!爆豪の言う通りだぞ!金属敵の方がよっぽど往生際が悪い。
いい加減に諦めてほしい。おとなしく捕まってくれ。
せっかくのパーティ台無しにしやがって。こちとらお腹ペコペコなんだぞ。色んなヒーローと会えるのも、ご馳走楽しみにしてたのに。
金属敵に立ち向かっていく緑谷とオールマイト。近付いて来ないように金属の塊や鉄柱が二人を追い出そうと奮起する。
「させねぇ!」
轟が氷結をぶつけ、鉄柱の進行を止める。
とはいえ、いつまで耐えられるか。爆豪は手が痙攣してるし、轟は右半身に霜が降りている。
内心ハラハラしながらヤオモモ製の盾から様子を伺う。
それでも気丈に立ち続け、抵抗する力を緩めない。
それは敵も同様だ。もういいから敵はさっさとくたばってくれ。
「邪魔だ!!」
お前がな!!
さっきよりも太い鉄柱が盾を激しく突き、へこんだ。
「きゃあ!」
「ああっ!」
離れた場所からメリッサさんの悲鳴が。馬折り紙を造り、メリッサさんを迎えに行かせた。
向こうでは次々と襲い掛かってくる金属の物体を避けていく緑谷。オールマイトと二人で金属敵へと立ち向かっていくその姿が重なったように見えた。
馬折り紙に乗ったメリッサさんがおれ達の所へと来た。泣いていたみたいだが、触れないことにした。
激しい揺れ。足場が捲れあがり、更に崩れる。
Σ「うわ!!」
馬折り紙に乗っていたメリッサさんが落馬し、思わず受け止める。
「大丈夫ですか?」
「ええ、ありがとう」
麗日が何かに気付く。
「……なにあれ」
そこには今までの非じゃない莫大な鉄の塊。
「タワーごと潰れちまえ!!」
金属敵はその莫大な鉄の塊を地上に叩き落とすつもりだ。そんな事されたらタワーも人々も。
「……………なめんなよ。爆豪を、轟を、緑谷を、オールマイトを……おれらヒーローをなめんなよ!!」
「そうだ!行けー!」
麗日の
「「オールマイト!」」
耳郎とヤオモモの
「「「緑谷!」」」
飯田と切島と峰田の
「「ぶちかませ!」」
爆豪と轟の、皆の熱い声援が緑谷とオールマイトへと投げられていく。
「「DOUBLE DETROIT SMASH!!」」
「更に…」
「向こうへ!」
二人の
「「――Plus Ultra!!」」
金属敵に勢いよく拳をぶちかます。その凄まじい勢いで鉄の塊も金属敵を支えていた巨大物体もバラバラに砕け、スローモーションのように吹っ飛んでいく。
つ…ついに、敵をやっつけたんだ。
「……………はぁ~はらへったねむいつかれた」
安心からか、おれは一気に空腹と疲弊感と眠気が襲いかかり、立つのも辛い。あと痒いし痛い。
ああ、朝日が眩しいなぁ。