二人の英雄 ※劇場版Ⅰ
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「なんかラッキーじゃね?100階越えてからシャッターが開きっぱなしなんて」
「うちらの事、見失ったとか?」
「それはない」
監視カメラを横目で一瞥。
敵はおれ達の居場所をカメラを通して確認してる。
「紙間の言う通り、恐らく違う」
「私たち、誘い込まれてますわね」
「ああ」
罠と分かっていても、皆を救けるためには前に進まなければならない。
「そもそも変じゃねえ?I・アイランド って敵犯罪は一度もないハズなのに、あいつらどうやって入国したんだ?」
「あっ確かに……」
観光客やビジネスとして装うにも密入国するにもどちらもこの島の警備システムでは不可能だ。税関で止められるし、島の周りにはヒーローや海上警備隊がパトロールしてる。
「……………………まさか、この島に共犯者が?」
「…………………そんな。一体、誰が」
共犯者がいる。その答えに辿り着いたヤオモモの言葉にメリッサさんが信じられない、という表情を浮かべた。
「それは分からない。まだそうとは決まった訳じゃない。恐らくそうかもしれないって事だ」
▽▼▽
130階。プレートにはLaboratoryと記されている。
「うわ、なんだあれ」
量産された小さなロボみたいなのがあちこちと縦横無尽に見廻り。なんかあれに見つかったらヤバイ気がする。
「警備マシンよ」
「なんて数なん!」
「やっぱり罠だったか」
敵はおれ達を軟禁ではなく、捕獲する事にしたらしい。
「でもそうなることは、こちらも予想済みですわ」
ヤオモモが背中から絶縁シートを造り出した。
「ああ、予定通りプランAで行こう。――上鳴くん!」
よっしゃ!と気合十分な上鳴の手を飯田が取る。
ジャイアントスイングのように振り回し、警備マシンのいる頭上へと放り投げた。
「飯田、こっち!」
ヤオモモ産の絶縁シート、空けておいたスペースに飯田が潜り込む。おれは上鳴の〝個性〟喰らっても平気だけど「危ないから私たちと一緒に」とヤオモモに言われた。
「喰らえ!無差別放電130万V !!」
…………………あれ???
体育祭で見せた大放電を喰らったのにダメージどころか、何ともなかったかのように起動する警備マシン。
「……マジかよ」
防御された事に舌打ちした上鳴が再び電光を纏う。
あ、まさか。
「やめr「なら――200万V !!」
「ウェ~イ……」
さっきよりも激しい放電の副作用で脳機能がショートしてしまった上鳴はアホ面でその場にへたりこんでしまった。
「バカ!そんな事したらアホになっちゃうだろ……」
「でも見て」
微動だにしない警備マシン。
やったか?
――ダメだった。
警備マシンは上鳴を囲い込むと縄でぐるぐると捕縛した。あんな強力な放電食らっても無傷とは……恐るべし最先端技術。
上鳴を捕縛してるマシンとは別のマシンがおれ達へと向かって来た。
「仕方ない。皆、プランBだ!」
ヤオモモが発煙筒を造り、警備マシン達のいる所へと投げた。筒から勢いよく煙が噴き出していく。
「これで通信を妨害できますわ!」
ヤオモモの胸元から次々と発煙筒が造られ、それを麗日と耳郎が投げていく。
ボン!ボン!ボン!と警備マシン周辺が煙幕に包まれる。
視界不良になったところに峰田がもぎもぎを投げる。
「メリッサさん。危ないからこっちへ」
峰田の粘着性の強いもぎもぎに引っ掛かった警備マシンは身動きできない。以前、これで入試に合格したと宣っていたからイケるかもしれない。だってあんなデカイロボ、止められたなら警備マシンくらいの大きさなんて楽勝だろ。
「どうだ!………………………えっ」
上鳴の放電もダメ。峰田のもぎもぎもダメ。
頑丈すぎるだろ……。
「しつけぇー!」
一体、なんなら止まるんだよ!!
「うちらの事、見失ったとか?」
「それはない」
監視カメラを横目で一瞥。
敵はおれ達の居場所をカメラを通して確認してる。
「紙間の言う通り、恐らく違う」
「私たち、誘い込まれてますわね」
「ああ」
罠と分かっていても、皆を救けるためには前に進まなければならない。
「そもそも変じゃねえ?
「あっ確かに……」
観光客やビジネスとして装うにも密入国するにもどちらもこの島の警備システムでは不可能だ。税関で止められるし、島の周りにはヒーローや海上警備隊がパトロールしてる。
「……………………まさか、この島に共犯者が?」
「…………………そんな。一体、誰が」
共犯者がいる。その答えに辿り着いたヤオモモの言葉にメリッサさんが信じられない、という表情を浮かべた。
「それは分からない。まだそうとは決まった訳じゃない。恐らくそうかもしれないって事だ」
▽▼▽
130階。プレートにはLaboratoryと記されている。
「うわ、なんだあれ」
量産された小さなロボみたいなのがあちこちと縦横無尽に見廻り。なんかあれに見つかったらヤバイ気がする。
「警備マシンよ」
「なんて数なん!」
「やっぱり罠だったか」
敵はおれ達を軟禁ではなく、捕獲する事にしたらしい。
「でもそうなることは、こちらも予想済みですわ」
ヤオモモが背中から絶縁シートを造り出した。
「ああ、予定通りプランAで行こう。――上鳴くん!」
よっしゃ!と気合十分な上鳴の手を飯田が取る。
ジャイアントスイングのように振り回し、警備マシンのいる頭上へと放り投げた。
「飯田、こっち!」
ヤオモモ産の絶縁シート、空けておいたスペースに飯田が潜り込む。おれは上鳴の〝個性〟喰らっても平気だけど「危ないから私たちと一緒に」とヤオモモに言われた。
「喰らえ!無差別放電130万
…………………あれ???
体育祭で見せた大放電を喰らったのにダメージどころか、何ともなかったかのように起動する警備マシン。
「……マジかよ」
防御された事に舌打ちした上鳴が再び電光を纏う。
あ、まさか。
「やめr「なら――200万
「ウェ~イ……」
さっきよりも激しい放電の副作用で脳機能がショートしてしまった上鳴はアホ面でその場にへたりこんでしまった。
「バカ!そんな事したらアホになっちゃうだろ……」
「でも見て」
微動だにしない警備マシン。
やったか?
――ダメだった。
警備マシンは上鳴を囲い込むと縄でぐるぐると捕縛した。あんな強力な放電食らっても無傷とは……恐るべし最先端技術。
上鳴を捕縛してるマシンとは別のマシンがおれ達へと向かって来た。
「仕方ない。皆、プランBだ!」
ヤオモモが発煙筒を造り、警備マシン達のいる所へと投げた。筒から勢いよく煙が噴き出していく。
「これで通信を妨害できますわ!」
ヤオモモの胸元から次々と発煙筒が造られ、それを麗日と耳郎が投げていく。
ボン!ボン!ボン!と警備マシン周辺が煙幕に包まれる。
視界不良になったところに峰田がもぎもぎを投げる。
「メリッサさん。危ないからこっちへ」
峰田の粘着性の強いもぎもぎに引っ掛かった警備マシンは身動きできない。以前、これで入試に合格したと宣っていたからイケるかもしれない。だってあんなデカイロボ、止められたなら警備マシンくらいの大きさなんて楽勝だろ。
「どうだ!………………………えっ」
上鳴の放電もダメ。峰田のもぎもぎもダメ。
頑丈すぎるだろ……。
「しつけぇー!」
一体、なんなら止まるんだよ!!