期末テスト
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「………とまぁ、そんなことがあって、敵の動きを警戒し、例年使わせて頂いてる合宿先を急遽キャンセル。行き先は当日まで明かさない運びとなった」
そう言うな否やしおりを豪快に破った相澤先生。困惑の声があがる。
確かによく考えてみりゃ、死柄木がショッピングモールにいたのが偶然なのか、それともおれ達がいる事を知っていたのかは分からない。
「話が誰に、どう、伝わっているのか学校が把握出来ませんもの」
「知らないうちに情報が盗られたとか漏れてたってのもあるかもしれねえし、念には念のためだな」
事件のあらましを聞いた爆豪が緑谷に「骨折してでも殺しとけよ」と物騒に言い放った。
「ちょっと爆豪。緑谷がどんな状況だったか聞いてなかった!?そもそも公共の場で〝個性〟は原則禁止だし!」
葉隠が軽く怒るが、爆豪は何処吹く風で「知るか」と返した。
おいお前らその辺にしとけ。相澤先生の顔が。
「……それと、夏休み中は不要不急の外出をなるべく控えるように」
そんな…!
二度めの困惑の声があがる。
「先生!おれ、地元の山に帰る予定なんですよ!童心に返って木登りしてセミ採りやヘビ捕まえたり、まだ見ぬ道を開拓したいのに!毎年失敗してるスイカの種とばし、今年こそは成功しようと決めてるんです!」
「諦めろ。つか返りすぎだ。遊んでばかりじゃなく課題もちゃんとやれ」
▽▼▽
夏休みを利用してどこかに遠出とかイベントとかヒッチハイクとか泊まったりとかする予定を立てていた皆は各々にがっかりした表情を浮かべる。
ヤオモモの予定、ヴェネチア観光には度肝を抜いた。
「ヴェネチアってどこだ…」
「イタリアですわ」
「イタリア」
「ヴェネチアは水の都。道路がなく、交通手段はゴンドラです」
「ゴンドラ」
そんなん行ったことも乗ったこともないぞ。
ちなみにだが、前の席の砂藤は田舎の祖父母に会いに、右斜め隣の麗日はおれ同様、帰省する予定だったそうだ。
▼▽▼
校門前でたまたま居合わせた轟と途中まで一緒に帰る事になった。
「あーあ。せっかくの夏休みなのにつまんねえ。轟ん家にでかいしゃもじ持って突撃しようかな」
不要不急かどうかと問われたら
轟くんはいつも蕎麦ばっかり食べてるため、健康面が気になって様子を見に行きました。
とでも言っておこう。
ほんとに三食蕎麦だったらある意味、すげーけどな。
「……なんでしゃもじ?よくわかんねえけど、来てくれるのか?」
表情は変わらないが、こころなしか嬉しそうな轟。マジででかいしゃもじで突撃しようかな。
すると興味深い内容が街頭テレビから流れてきた。
「?」
「あれ」
テレビには近日開催予定の《I・エキスポ》特集が流れていた。
「《I・エキスポ》かぁ……。いいなー行きたい」
トランペットが欲しい少年のようにテレビにかじりつく。
「切島、プレオープンに行くんだってよ。爆豪の付き添いとはいえ、羨ましい」
何故、爆豪がプレオープンチケットを持ってるのか。体育祭優勝で招待されたらしい。
優勝を認めてない本人は行かないとごねていたが、「じゃあおれが爆豪の代わりに行く」と言ったら「ざけんな。俺の代わりは俺しかいねえ。俺が行くわ。てめぇは指咥えて留守番しとけ」と突き返されたのはいい思い出だ。
「俺も、持ってる」
「マジ?轟も体育祭で?」
「体育祭は関係ない。家に届いたやつだ。エンデヴァーの代理で行く事になった。行きてえなら一緒に行くか?」
……………………………………。
「え?おれ?」
「ああ。行きてえんだろ?」
轟は最初、緑谷を誘ったそうだが知り合いの付添で行く事になったと断られた。緑谷、そんな凄い知り合いいたのか。飯田は轟同様、ヒーロー一家なので招待状があるとの事。
「いっ行きたい!轟、あんたは神様だ!一生、崇め讃えよう!これから蕎麦まんじゅうを備えておけばいいんだな?」
「俺は人間だ。あと、それは地蔵だ」
そう言うな否やしおりを豪快に破った相澤先生。困惑の声があがる。
確かによく考えてみりゃ、死柄木がショッピングモールにいたのが偶然なのか、それともおれ達がいる事を知っていたのかは分からない。
「話が誰に、どう、伝わっているのか学校が把握出来ませんもの」
「知らないうちに情報が盗られたとか漏れてたってのもあるかもしれねえし、念には念のためだな」
事件のあらましを聞いた爆豪が緑谷に「骨折してでも殺しとけよ」と物騒に言い放った。
「ちょっと爆豪。緑谷がどんな状況だったか聞いてなかった!?そもそも公共の場で〝個性〟は原則禁止だし!」
葉隠が軽く怒るが、爆豪は何処吹く風で「知るか」と返した。
おいお前らその辺にしとけ。相澤先生の顔が。
「……それと、夏休み中は不要不急の外出をなるべく控えるように」
そんな…!
二度めの困惑の声があがる。
「先生!おれ、地元の山に帰る予定なんですよ!童心に返って木登りしてセミ採りやヘビ捕まえたり、まだ見ぬ道を開拓したいのに!毎年失敗してるスイカの種とばし、今年こそは成功しようと決めてるんです!」
「諦めろ。つか返りすぎだ。遊んでばかりじゃなく課題もちゃんとやれ」
▽▼▽
夏休みを利用してどこかに遠出とかイベントとかヒッチハイクとか泊まったりとかする予定を立てていた皆は各々にがっかりした表情を浮かべる。
ヤオモモの予定、ヴェネチア観光には度肝を抜いた。
「ヴェネチアってどこだ…」
「イタリアですわ」
「イタリア」
「ヴェネチアは水の都。道路がなく、交通手段はゴンドラです」
「ゴンドラ」
そんなん行ったことも乗ったこともないぞ。
ちなみにだが、前の席の砂藤は田舎の祖父母に会いに、右斜め隣の麗日はおれ同様、帰省する予定だったそうだ。
▼▽▼
校門前でたまたま居合わせた轟と途中まで一緒に帰る事になった。
「あーあ。せっかくの夏休みなのにつまんねえ。轟ん家にでかいしゃもじ持って突撃しようかな」
不要不急かどうかと問われたら
轟くんはいつも蕎麦ばっかり食べてるため、健康面が気になって様子を見に行きました。
とでも言っておこう。
ほんとに三食蕎麦だったらある意味、すげーけどな。
「……なんでしゃもじ?よくわかんねえけど、来てくれるのか?」
表情は変わらないが、こころなしか嬉しそうな轟。マジででかいしゃもじで突撃しようかな。
すると興味深い内容が街頭テレビから流れてきた。
「?」
「あれ」
テレビには近日開催予定の《I・エキスポ》特集が流れていた。
「《I・エキスポ》かぁ……。いいなー行きたい」
トランペットが欲しい少年のようにテレビにかじりつく。
「切島、プレオープンに行くんだってよ。爆豪の付き添いとはいえ、羨ましい」
何故、爆豪がプレオープンチケットを持ってるのか。体育祭優勝で招待されたらしい。
優勝を認めてない本人は行かないとごねていたが、「じゃあおれが爆豪の代わりに行く」と言ったら「ざけんな。俺の代わりは俺しかいねえ。俺が行くわ。てめぇは指咥えて留守番しとけ」と突き返されたのはいい思い出だ。
「俺も、持ってる」
「マジ?轟も体育祭で?」
「体育祭は関係ない。家に届いたやつだ。エンデヴァーの代理で行く事になった。行きてえなら一緒に行くか?」
……………………………………。
「え?おれ?」
「ああ。行きてえんだろ?」
轟は最初、緑谷を誘ったそうだが知り合いの付添で行く事になったと断られた。緑谷、そんな凄い知り合いいたのか。飯田は轟同様、ヒーロー一家なので招待状があるとの事。
「いっ行きたい!轟、あんたは神様だ!一生、崇め讃えよう!これから蕎麦まんじゅうを備えておけばいいんだな?」
「俺は人間だ。あと、それは地蔵だ」