期末テスト
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でっっっか!!
おれ、尾白、上鳴、瀬呂、芦戸、耳郎はどこまでも続く圧倒的な威圧感のある西洋風豪邸を見上げたまま、開いた口が塞がらない。城かな?
「道迷った?」
「いや…ここで合ってるよ」
尾白がスマホで地図を確認して言う。
まじか……いや、なんとなくそうだろうなとは思ってたけど……こう、現実だとなると……うん。考えるのやめよう。
誰がインターホン押すべきか迷っていたら厳重な門が開いた。執事が出迎えてくれた。本物だ。
門から家まで続く道程を歩くとこれまたでかい扉が開かれ、多勢のメイドがお出迎え。本物だ。
すげえ。うわ、玄関広い。つーかここ、玄関なの?どっかの部屋じゃないよな?
ヤオモモの母ちゃんが「いらっしゃい」とわざわざ出迎えてくれた。すると耳郎とおれの方を見た。
「「?」」
なんとなく気にはなったものの、まぁいいかと執事に変わってヤオモモの母ちゃんに講堂まで案内される。
廊下広いなぁ。長いなぁ。絨毯ふかふかだなぁ。天井高いなぁ。シャンデリアだなぁ。きれいな壁だなぁ。すごい絵画だなぁ。
語彙力皆無のアホっぽさ満開の感想が頭の中で過っていたら、おれの肩に芦戸の手が置かれる。
「付けたのは紙間 伊織くんでーす!」
「え?」
「まぁ…貴方が百のあだ名を付けてくれたのね。ふふ、百からいつも話は聞いてるわ。弟が出来たって。どんな子なのか気になっていたのよ」
「あ、ど、どうも…」
さっきの視線はあれか。
ヤオモモの母ちゃん基ヤオママは芦戸と楽しそうに会話をし、ようやく講堂へと着いた。
中ではヤオモモが準備をしていた。メガネを掛けて先生仕様だ。似合うなぁ。
▽▼▽
ヤオモモの教え方は解りやすい。個人別の学力に合わせた問題を用意してくれるだけじゃなくウィークポイントの傾向や対策まで練ってくれていた。
「流石、ヤオモモ先生。おれ、社会系のテストいつもは赤点ギリギリだけど今回はすごい点数取れそうだ!」
「まぁ…ふふ…」
ヤオモモ、先生としてもやっていけそうだな。相澤先生みたいにヒーローと先生両立していったりしてな。
ヤオモモは皆に引っ張りだこで懇切丁寧に教えていく中、上鳴が限界だ。〝個性〟を使ってないのにアホ面になっていてパンク寸前だ。
「ではそろそろ休憩を入れましょうか」
ヤオモモの言葉にペンを置いてぐぐっと背伸びする。
メイドが紅茶とクッキーをワゴンで運んできて、紅茶を淹れてくれる。茶葉とか本格的なやつだ。
「なんかセレブになった気分がする」
「わかる」
紅茶でホッと一息つき、クッキーを摘まむ。
「………………………………???………っっ!!!んぐっ…!?」
なんっだこれは!!
複雑な苦味。強烈なえぐみと辛み。そして塩辛さ。
砂藤がたまに差し入れしてくれる塩クッキーとは違う。
(まっっっず…!!)
吐き出したいがせっかく用意してくれたものだし、失礼だと思い、紅茶で劇マズクッキーを流し込んだ。
「もしかして、お口に合いませんでした……?」
「……い、いやあ、そんなこと……」
「セレブのクッキーって、すごいね……」
「魚みたいな匂いもしてて初めて食べる味だな……」
「魚?」
ヤオモモは恐る恐るクッキーを摘まむと衝撃で表情が歪んだ。
「ちょっ……失礼しますわ……っ」
おれ、尾白、上鳴、瀬呂、芦戸、耳郎はどこまでも続く圧倒的な威圧感のある西洋風豪邸を見上げたまま、開いた口が塞がらない。城かな?
「道迷った?」
「いや…ここで合ってるよ」
尾白がスマホで地図を確認して言う。
まじか……いや、なんとなくそうだろうなとは思ってたけど……こう、現実だとなると……うん。考えるのやめよう。
誰がインターホン押すべきか迷っていたら厳重な門が開いた。執事が出迎えてくれた。本物だ。
門から家まで続く道程を歩くとこれまたでかい扉が開かれ、多勢のメイドがお出迎え。本物だ。
すげえ。うわ、玄関広い。つーかここ、玄関なの?どっかの部屋じゃないよな?
ヤオモモの母ちゃんが「いらっしゃい」とわざわざ出迎えてくれた。すると耳郎とおれの方を見た。
「「?」」
なんとなく気にはなったものの、まぁいいかと執事に変わってヤオモモの母ちゃんに講堂まで案内される。
廊下広いなぁ。長いなぁ。絨毯ふかふかだなぁ。天井高いなぁ。シャンデリアだなぁ。きれいな壁だなぁ。すごい絵画だなぁ。
語彙力皆無のアホっぽさ満開の感想が頭の中で過っていたら、おれの肩に芦戸の手が置かれる。
「付けたのは紙間 伊織くんでーす!」
「え?」
「まぁ…貴方が百のあだ名を付けてくれたのね。ふふ、百からいつも話は聞いてるわ。弟が出来たって。どんな子なのか気になっていたのよ」
「あ、ど、どうも…」
さっきの視線はあれか。
ヤオモモの母ちゃん基ヤオママは芦戸と楽しそうに会話をし、ようやく講堂へと着いた。
中ではヤオモモが準備をしていた。メガネを掛けて先生仕様だ。似合うなぁ。
▽▼▽
ヤオモモの教え方は解りやすい。個人別の学力に合わせた問題を用意してくれるだけじゃなくウィークポイントの傾向や対策まで練ってくれていた。
「流石、ヤオモモ先生。おれ、社会系のテストいつもは赤点ギリギリだけど今回はすごい点数取れそうだ!」
「まぁ…ふふ…」
ヤオモモ、先生としてもやっていけそうだな。相澤先生みたいにヒーローと先生両立していったりしてな。
ヤオモモは皆に引っ張りだこで懇切丁寧に教えていく中、上鳴が限界だ。〝個性〟を使ってないのにアホ面になっていてパンク寸前だ。
「ではそろそろ休憩を入れましょうか」
ヤオモモの言葉にペンを置いてぐぐっと背伸びする。
メイドが紅茶とクッキーをワゴンで運んできて、紅茶を淹れてくれる。茶葉とか本格的なやつだ。
「なんかセレブになった気分がする」
「わかる」
紅茶でホッと一息つき、クッキーを摘まむ。
「………………………………???………っっ!!!んぐっ…!?」
なんっだこれは!!
複雑な苦味。強烈なえぐみと辛み。そして塩辛さ。
砂藤がたまに差し入れしてくれる塩クッキーとは違う。
(まっっっず…!!)
吐き出したいがせっかく用意してくれたものだし、失礼だと思い、紅茶で劇マズクッキーを流し込んだ。
「もしかして、お口に合いませんでした……?」
「……い、いやあ、そんなこと……」
「セレブのクッキーって、すごいね……」
「魚みたいな匂いもしてて初めて食べる味だな……」
「魚?」
ヤオモモは恐る恐るクッキーを摘まむと衝撃で表情が歪んだ。
「ちょっ……失礼しますわ……っ」