職場体験
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「おはy………………………んふっぐぅwwwww」
「……………チビ紙ィ……てめぇ笑ってんじゃねえぞ…」
「あーっはっはっはwww!!笑ってwwないwww」
「思っくそ笑ってんじゃねえか!ブッ殺すぞ!」
爆豪がぴっちり8:2分けヘアーになっていた。おれの笑い声で切島と瀬呂がやって来た。爆豪の変化を見た途端、笑い転げた。
「はぁ~…朝から笑ったwww脇腹痛ぇ…」
爆豪が切島と瀬呂に弄られる中、おれはヤオモモの元へと向かう。
体育祭以降、いつも通りだが、どこか元気のないヤオモモ。職場体験中に綺麗な景色や休憩時間にワイプシ達と撮った写真とか他愛ない会話を送ったりしてみた。けど特に広がりがないまま、終わってしまった。
「おはようヤオモモ。見た?爆豪。おれ、最初転校生だと思って声掛けちゃって………………ヤオモモ?」
「……………えっあっ!紙間さん。おはようございます」
「うん。おはよう。職場体験どうだった?」
「…………ええ。勉強になりましたわ」
会話が広がらないまま、終了。
一方で轟は体育祭以降、丸く変わった。
元々口数少ないのかそんなに話したりしないが、おれやクラスの皆の話に耳を傾けてくれたり、挨拶を返してくれるようになった。いい進展だ。
教室では職場体験を通して変化のあるものや特に変わりのないもの様々。
変わったのは爆豪の髪型と覚醒した麗日。
そして飯田、轟、緑谷の三人。
「そうそうヒーロー殺し!」
「……心配しましたわ」
「命あって何よりだぜ。マジでさ」
「返信くるまで気が気じゃなかったんだぞ」
エンデヴァーが救けてくれた事に轟が反芻し、緑谷が首肯く。
「俺、ニュースとか見たけどさヒーロー殺し、敵 連合とも繋がってたんだろ?もし、あんな恐ろしい奴がUSJ来てたらと思うとゾッとするよ」
USJに来た敵のほとんどはチンピラ同然だったせいでなんとかなれたけど、ヒーロー殺しはそんじょそこらのチンピラとは違う。プロヒーローを何人も殺害、再起不能にさせた指名手配犯だ。
「――でもさぁ、確かに怖えけどさ。尾白、動画見た?」
今、話題になっているヒーロー殺し ステインの動画。
誰かが投稿したものだ。
《偽物が蔓延るこの社会も、徒に〝力〟を振りまく犯罪者も、粛清対象だ。
全ては正しき社会の為に。
贋物……………正さねば――……誰かが……血に染まらねば…!
〝英雄 〟を取り戻さねば!!
――来い。来てみろ。贋物ども。
俺を殺していいのは、本物の英雄 だけだ!!》
動画はここで終わった。
画面越しでも、遠目から撮影されたものでも、呼吸を忘れるほど威圧感を抱いた。
「アレ見ると一本気っつーか、執念っつーか、かっこよくね?とか思っちゃわね?」
「上鳴。それは……」
本人にとってはなんてことない世間話だろうが、飯田の前ではダメだろ。
上鳴は慌てて謝罪をするが、飯田は意味ありげに左手を眺めた。
「いや……いいさ。確かに信念の男ではあった。クールだと思う人がいるのも、分かる。ただ奴は信念の果てに“粛清”という手段を選んだ。どんな考えを持とうともそこだけは間違いなんだ。
――俺のような者をこれ以上出さぬ為にも!!改めてヒーローの道を、俺は歩む!!」
飯田は右手をロボットのようにビシッと振り下ろした。
「おおっ飯田節、復活だな!!」
良かった。元気になったみたいだ。
「……………チビ紙ィ……てめぇ笑ってんじゃねえぞ…」
「あーっはっはっはwww!!笑ってwwないwww」
「思っくそ笑ってんじゃねえか!ブッ殺すぞ!」
爆豪がぴっちり8:2分けヘアーになっていた。おれの笑い声で切島と瀬呂がやって来た。爆豪の変化を見た途端、笑い転げた。
「はぁ~…朝から笑ったwww脇腹痛ぇ…」
爆豪が切島と瀬呂に弄られる中、おれはヤオモモの元へと向かう。
体育祭以降、いつも通りだが、どこか元気のないヤオモモ。職場体験中に綺麗な景色や休憩時間にワイプシ達と撮った写真とか他愛ない会話を送ったりしてみた。けど特に広がりがないまま、終わってしまった。
「おはようヤオモモ。見た?爆豪。おれ、最初転校生だと思って声掛けちゃって………………ヤオモモ?」
「……………えっあっ!紙間さん。おはようございます」
「うん。おはよう。職場体験どうだった?」
「…………ええ。勉強になりましたわ」
会話が広がらないまま、終了。
一方で轟は体育祭以降、丸く変わった。
元々口数少ないのかそんなに話したりしないが、おれやクラスの皆の話に耳を傾けてくれたり、挨拶を返してくれるようになった。いい進展だ。
教室では職場体験を通して変化のあるものや特に変わりのないもの様々。
変わったのは爆豪の髪型と覚醒した麗日。
そして飯田、轟、緑谷の三人。
「そうそうヒーロー殺し!」
「……心配しましたわ」
「命あって何よりだぜ。マジでさ」
「返信くるまで気が気じゃなかったんだぞ」
エンデヴァーが救けてくれた事に轟が反芻し、緑谷が首肯く。
「俺、ニュースとか見たけどさヒーロー殺し、
USJに来た敵のほとんどはチンピラ同然だったせいでなんとかなれたけど、ヒーロー殺しはそんじょそこらのチンピラとは違う。プロヒーローを何人も殺害、再起不能にさせた指名手配犯だ。
「――でもさぁ、確かに怖えけどさ。尾白、動画見た?」
今、話題になっているヒーロー殺し ステインの動画。
誰かが投稿したものだ。
《偽物が蔓延るこの社会も、徒に〝力〟を振りまく犯罪者も、粛清対象だ。
全ては正しき社会の為に。
贋物……………正さねば――……誰かが……血に染まらねば…!
〝
――来い。来てみろ。贋物ども。
俺を殺していいのは、
動画はここで終わった。
画面越しでも、遠目から撮影されたものでも、呼吸を忘れるほど威圧感を抱いた。
「アレ見ると一本気っつーか、執念っつーか、かっこよくね?とか思っちゃわね?」
「上鳴。それは……」
本人にとってはなんてことない世間話だろうが、飯田の前ではダメだろ。
上鳴は慌てて謝罪をするが、飯田は意味ありげに左手を眺めた。
「いや……いいさ。確かに信念の男ではあった。クールだと思う人がいるのも、分かる。ただ奴は信念の果てに“粛清”という手段を選んだ。どんな考えを持とうともそこだけは間違いなんだ。
――俺のような者をこれ以上出さぬ為にも!!改めてヒーローの道を、俺は歩む!!」
飯田は右手をロボットのようにビシッと振り下ろした。
「おおっ飯田節、復活だな!!」
良かった。元気になったみたいだ。