職場体験
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夕食はマンダレイとピクシーボブとラグドールと虎さんと食卓を囲んだ。
訓練でもお腹は空くが、いつもより空腹感強く箸が進む進む!
しょうが焼きのタレと絡んだ盛りだくさんのキャベツ。ナスのお新香。豆腐とワカメの味噌汁。ご飯。特にご飯が美味い。いいお米使ってるのかな。
「ご飯のおかわりいいですか?」
「流石男の子、よく食べるね!」
「うむ!よく食べるのはいいことだ」
男の子といえば洸汰くんいないな。ひとつだけ座高が高めの椅子がぽつんと空いていた。洸汰くんとはまだ一緒にご飯たべたことない。
「洸汰くんってなんでヒーローに否定的なんですか?」
ワイプシ達は箸を止め、互いに顔を見合わせる。
マンダレイが重々しく口を開いた。
「実は私のイトコ、つまり洸汰の両親、ヒーローだったんだけど……――」
▼▽▼
「はぁ~~極楽……やっっっぱ温泉って最高だ。日本人で良かったぁ…。星が綺麗だなぁ皆にも見せたい」
スマホは部屋だ。あとで部屋のバルコニーから夜空撮ろう。麗日、星好きだし喜ぶかな。
「…………」
ふと、さっきの事が浮かぶ。
マンダレイから洸汰くんの事情を聞いて、何も言葉が出なかった。
Σ「うわっ…………なんで泣いてんだよおまえは」
洸汰くんが入ってきた。顔見たら泣きそう。もう泣いてるけど。
「もし…父ちゃんが死んだらと思ったら悲しくなって…」グスッ
「はぁ?……………っ!マンダレイか」
洸汰くんにとって両親は触れたくない話だったようで沈黙が流れた。
「…くだらねぇんだよヒーローとか敵だなんて。馬鹿みたいに戦って殺し合ってさ……お前だって頭イカれてるよ。死ぬかもしれないってのにヒーロー目指すなんて」
「ああ、そうだおれは馬鹿だ。だけどな、ひとつ訂正させてくれ。
――おれは死ぬの怖いよ!」
浴室に反響するおれの突然のヘタレ発言に洸汰くんはポカンとした。
「おれさ、USJで敵に遭遇した時、死を覚悟するっつーよりも死にたくないって気持ちが強かった。ちょっと足すくんでたし。あ、ちょっとな!?」
ヒーローは命を賭して一般人を守る。
ヒーローという職業柄、死に際は選べない。
ヒーローだって人間だし、命あっての物種だ。
「死にたくねぇならなんでヒーローを。山の仕事なら他にもあんだろ」
「確かに。林業とか猟師とかヒーローに近い職業なら山岳救助隊。でもな、おれはヒーローになりたいんだ。捨て子だったおれを育ててくれた父ちゃんに恩返ししたい。それだけだ」
「……!」
「まぁ、洸汰くんがヒーロー嫌いでも構わんよ」
「変なやつ。ヒーロー志望がヒーロー嫌いを容認するなんて」
「あっはっは」
長く湯に浸かったせいか、頭がフラフラする。さて、上がるか。
▼▽▼
「ごめん洸汰くん本当にごめん」
「おまえ女だったのかよ…!」
「まぁ事情がありまして……おれが女ってことは言わないでほしい。頼む!」
脱衣場でタオルを巻いただけのおれとベンチで横になる洸汰くん――大事な部分はタオル掛けてる――の熱を引かせるために団扇で扇ぐ。
おれが女であることを知り、びっくりした洸汰くんはショックで気絶してしまった。
「別に…俺には関係のないことだ」
「わぁ、ありがとう!いいやつだ!」
「っ!?」(顔が胸に当たっ…!)
Σ「洸汰くん!?おれ、そんなに強く抱き締めたか?わー、鼻血!湯あたり!?」
訓練でもお腹は空くが、いつもより空腹感強く箸が進む進む!
しょうが焼きのタレと絡んだ盛りだくさんのキャベツ。ナスのお新香。豆腐とワカメの味噌汁。ご飯。特にご飯が美味い。いいお米使ってるのかな。
「ご飯のおかわりいいですか?」
「流石男の子、よく食べるね!」
「うむ!よく食べるのはいいことだ」
男の子といえば洸汰くんいないな。ひとつだけ座高が高めの椅子がぽつんと空いていた。洸汰くんとはまだ一緒にご飯たべたことない。
「洸汰くんってなんでヒーローに否定的なんですか?」
ワイプシ達は箸を止め、互いに顔を見合わせる。
マンダレイが重々しく口を開いた。
「実は私のイトコ、つまり洸汰の両親、ヒーローだったんだけど……――」
▼▽▼
「はぁ~~極楽……やっっっぱ温泉って最高だ。日本人で良かったぁ…。星が綺麗だなぁ皆にも見せたい」
スマホは部屋だ。あとで部屋のバルコニーから夜空撮ろう。麗日、星好きだし喜ぶかな。
「…………」
ふと、さっきの事が浮かぶ。
マンダレイから洸汰くんの事情を聞いて、何も言葉が出なかった。
Σ「うわっ…………なんで泣いてんだよおまえは」
洸汰くんが入ってきた。顔見たら泣きそう。もう泣いてるけど。
「もし…父ちゃんが死んだらと思ったら悲しくなって…」グスッ
「はぁ?……………っ!マンダレイか」
洸汰くんにとって両親は触れたくない話だったようで沈黙が流れた。
「…くだらねぇんだよヒーローとか敵だなんて。馬鹿みたいに戦って殺し合ってさ……お前だって頭イカれてるよ。死ぬかもしれないってのにヒーロー目指すなんて」
「ああ、そうだおれは馬鹿だ。だけどな、ひとつ訂正させてくれ。
――おれは死ぬの怖いよ!」
浴室に反響するおれの突然のヘタレ発言に洸汰くんはポカンとした。
「おれさ、USJで敵に遭遇した時、死を覚悟するっつーよりも死にたくないって気持ちが強かった。ちょっと足すくんでたし。あ、ちょっとな!?」
ヒーローは命を賭して一般人を守る。
ヒーローという職業柄、死に際は選べない。
ヒーローだって人間だし、命あっての物種だ。
「死にたくねぇならなんでヒーローを。山の仕事なら他にもあんだろ」
「確かに。林業とか猟師とかヒーローに近い職業なら山岳救助隊。でもな、おれはヒーローになりたいんだ。捨て子だったおれを育ててくれた父ちゃんに恩返ししたい。それだけだ」
「……!」
「まぁ、洸汰くんがヒーロー嫌いでも構わんよ」
「変なやつ。ヒーロー志望がヒーロー嫌いを容認するなんて」
「あっはっは」
長く湯に浸かったせいか、頭がフラフラする。さて、上がるか。
▼▽▼
「ごめん洸汰くん本当にごめん」
「おまえ女だったのかよ…!」
「まぁ事情がありまして……おれが女ってことは言わないでほしい。頼む!」
脱衣場でタオルを巻いただけのおれとベンチで横になる洸汰くん――大事な部分はタオル掛けてる――の熱を引かせるために団扇で扇ぐ。
おれが女であることを知り、びっくりした洸汰くんはショックで気絶してしまった。
「別に…俺には関係のないことだ」
「わぁ、ありがとう!いいやつだ!」
「っ!?」(顔が胸に当たっ…!)
Σ「洸汰くん!?おれ、そんなに強く抱き締めたか?わー、鼻血!湯あたり!?」