第二次決戦
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緑谷と死柄木が交戦してる富士山方面を、遠くからただただ見ているしか出来ないまま雨風に紛れてヘリの音が聞こえてきた。
「! こっちです!」
ヒーローの授業で講師に来た自衛隊の人が教えてくれた。遭難した時に居場所を相手にアピールする方法。光るもの、音、目立つ色。
とはいえ、ライトも鏡なんて持ってない。音は草笛なら出来るけど、肝心の草がない。おれは目立つ色の鮮やかな黄色い紙傘で居場所をアピールしていた。
こんなに紙出しまくるなんて、去年のおれじゃあここまで出来なかったな。プルスウルトラってすげえや。
救助隊員が降下していくが、途中で雨風に揺られてなかなか辿り着かない。何せ、おれらがいるビルは半壊して足場がちょっとしかないのだ。着陸不可能。
宙ぶらりんになった隊員がヘリにいる他の隊員とやり取りした後、おれに向かって言った。
「オリガミ!君の〝個性〟で俺をここまで連れてきてくれないか?」
「………え? ………………ああ!はい!」
おれはクラフトスネークを隊員の手首に巻いて、ビルまで寄せる。
「状態は?」
「オールマイトがけっこう大怪我してて、骨折とか打撲してるかもしれません」
「わかりました」
救助隊員が無線機で担架を要求すると、ヘリからゆっくりと担架が降りてきた。
すると、おれのインカムに通信が入った。
《こちら、イレイザーヘッド。黒霧を使えるようになった。ただ、どれくらい保つかは分からない。――ヒーロー総員に告ぐ!制圧完了済み、動けるものは直ちにデクの加勢に向かってほしい!行ける奴はいるか?》
「はい!行けます!直ぐにでも!おれ今、静岡にいて。デクのいる富士山麓付近に近いんで、紙飛行機でひとっ飛びです。ワープゲートは寄越さなくても大丈夫です!」
通信を切ると、エッジショットが止めようとする。
「右肩……おまえだって骨折してるだろう。それに酸による火傷……病院で治療を受けるべきだ」
「その代わりに左腕と両足がある。友達のピンチに駆け付けられないようじゃ、何のためにヒーロー目指したんか父ちゃんや皆に顔向けできません。おれは腕がもげようが、皮フが爛れようが、骨折してようが立ち止まるなんて選択肢はミジンコもない!」
きっと、向かっていくのはおれだけじゃない。緑谷は不思議と応援したくなるようなそんな男だ。
担架に乗せられ、ヘリへと運ばれようとするオールマイトが言った。
「少年。私も止めたいが、君は止まらないだろう。だが、これだけは守ってほしい。生きて皆と雄英に帰る事を」
「――はい!!約束します!!」
▽▼▽
スピード特化させたロケット紙飛行機で行く。
「……ん?爆豪もか!」
「大・爆・殺・神ダイナマイト!!」
「すまん!とりあえず乗れ!向こう着くまでに温存しとけ」
ダイナマイトは爆破の移動を止めて、おれの紙飛行機へと乗り移った。
「もっとだ!ちんたらしてねえでスピード上げろ!!」
「無茶言うなよ、これでも紙飛行機最大の全速力だ……っつーの!!しっかり掴まっとけ振り落とされんなよ!!」
▼▽▼
空気抵抗と揚力のバランスを取りながら移動していくと蠢く黒い何かが見えてきた。中心に人らしきもの。
あれは……死柄木!?いや、中身はAFOか。身体の殆どが失ってるのにそれでも〝個性〟で繋ぎ止めようとしてる。
どこまで往生際が悪いんだ。さっさとくたばれってんだよ。
緑谷が皆にサポートされながらAFOに向かって走っていくのが見える。
「大・爆・殺・神ダイナマイト!今からお前の足場にバネを生やす!ショート!そこにいるか!?もうすぐダイナマイトがそっちに来っからジャンプ台かなんかを作ってくれ!」
《わかった!》
距離とタイミングを掴んだダイナマイトがバネによるスプリンタージャンプと爆破で紙飛行機から跳び立った。
勝利を、祈りを思いっきり叫んだ。
「行けーーーッ!!頑張れ!!」
「! こっちです!」
ヒーローの授業で講師に来た自衛隊の人が教えてくれた。遭難した時に居場所を相手にアピールする方法。光るもの、音、目立つ色。
とはいえ、ライトも鏡なんて持ってない。音は草笛なら出来るけど、肝心の草がない。おれは目立つ色の鮮やかな黄色い紙傘で居場所をアピールしていた。
こんなに紙出しまくるなんて、去年のおれじゃあここまで出来なかったな。プルスウルトラってすげえや。
救助隊員が降下していくが、途中で雨風に揺られてなかなか辿り着かない。何せ、おれらがいるビルは半壊して足場がちょっとしかないのだ。着陸不可能。
宙ぶらりんになった隊員がヘリにいる他の隊員とやり取りした後、おれに向かって言った。
「オリガミ!君の〝個性〟で俺をここまで連れてきてくれないか?」
「………え? ………………ああ!はい!」
おれはクラフトスネークを隊員の手首に巻いて、ビルまで寄せる。
「状態は?」
「オールマイトがけっこう大怪我してて、骨折とか打撲してるかもしれません」
「わかりました」
救助隊員が無線機で担架を要求すると、ヘリからゆっくりと担架が降りてきた。
すると、おれのインカムに通信が入った。
《こちら、イレイザーヘッド。黒霧を使えるようになった。ただ、どれくらい保つかは分からない。――ヒーロー総員に告ぐ!制圧完了済み、動けるものは直ちにデクの加勢に向かってほしい!行ける奴はいるか?》
「はい!行けます!直ぐにでも!おれ今、静岡にいて。デクのいる富士山麓付近に近いんで、紙飛行機でひとっ飛びです。ワープゲートは寄越さなくても大丈夫です!」
通信を切ると、エッジショットが止めようとする。
「右肩……おまえだって骨折してるだろう。それに酸による火傷……病院で治療を受けるべきだ」
「その代わりに左腕と両足がある。友達のピンチに駆け付けられないようじゃ、何のためにヒーロー目指したんか父ちゃんや皆に顔向けできません。おれは腕がもげようが、皮フが爛れようが、骨折してようが立ち止まるなんて選択肢はミジンコもない!」
きっと、向かっていくのはおれだけじゃない。緑谷は不思議と応援したくなるようなそんな男だ。
担架に乗せられ、ヘリへと運ばれようとするオールマイトが言った。
「少年。私も止めたいが、君は止まらないだろう。だが、これだけは守ってほしい。生きて皆と雄英に帰る事を」
「――はい!!約束します!!」
▽▼▽
スピード特化させたロケット紙飛行機で行く。
「……ん?爆豪もか!」
「大・爆・殺・神ダイナマイト!!」
「すまん!とりあえず乗れ!向こう着くまでに温存しとけ」
ダイナマイトは爆破の移動を止めて、おれの紙飛行機へと乗り移った。
「もっとだ!ちんたらしてねえでスピード上げろ!!」
「無茶言うなよ、これでも紙飛行機最大の全速力だ……っつーの!!しっかり掴まっとけ振り落とされんなよ!!」
▼▽▼
空気抵抗と揚力のバランスを取りながら移動していくと蠢く黒い何かが見えてきた。中心に人らしきもの。
あれは……死柄木!?いや、中身はAFOか。身体の殆どが失ってるのにそれでも〝個性〟で繋ぎ止めようとしてる。
どこまで往生際が悪いんだ。さっさとくたばれってんだよ。
緑谷が皆にサポートされながらAFOに向かって走っていくのが見える。
「大・爆・殺・神ダイナマイト!今からお前の足場にバネを生やす!ショート!そこにいるか!?もうすぐダイナマイトがそっちに来っからジャンプ台かなんかを作ってくれ!」
《わかった!》
距離とタイミングを掴んだダイナマイトがバネによるスプリンタージャンプと爆破で紙飛行機から跳び立った。
勝利を、祈りを思いっきり叫んだ。
「行けーーーッ!!頑張れ!!」