第二次決戦
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オールマイトがAFOと大蛇脳無に苦戦し、ステインから奪った凝血で身動きが出来なくなっていたところに爆風と変速で飛んできた爆豪が猛スピードでオールマイトを取り返し、窮地を脱した。
「爆豪少年……!」
「勝つぞ!!!」
爆風で軌道を修正し、AFOから離れるように距離を取りビルの屋上へと着地するが勢いよすぎておもいっきりと激突した。
「爆豪…少年!大丈夫か……!?」
「こっちの台詞じゃ!ヨボヨボのジイさんがよ――ボッ」
勢いよく血を吐いた爆豪の胸から糸が飛び出た。その正体は小さくなったエッジショットだった。
「あ゛ア゛あ゛あ゛ア゛……」
空の上の大蛇脳無が突然呻き出した。
オールマイトとエッジショットは満身創痍で動けないので爆豪が警戒し、相手がどう動くかを目を光らせた。
「(オールマイトとエッジショットに攻撃が当たんねえようにヘビ脳無とあの光るチビをぶっ潰す)」
すると、大蛇脳無が口から何かを吐き出した。
「オ゛エ゛」
「うおおおおらぁああっ!!!ど根性ーーー!!!」
「「「は」」」
▽▼▽
「よっしゃあ!脱☆出☆成☆功☆!!やれば出来るぞおれ!!……って、おわァ!?やっべ落ちる!」
急いで足場を造ろうとしたら、細い何かが巻き付いてきて引っ張られた。
「……た、助かった。どなたか存じ上げませんがありがとうございます!!」
あー、シャバの空気だ!雨でジメジメしてるけどまぁいいや。
「…………………………その声、てめェ紙間か?」
「爆豪!?それにオールマイトまで!っ……と……?」
さっき、おれを助けてくれたちっこいのはなんとエッジショットらしい。まじか。どうしてこんな姿に?
「えっと、紙間少年……だよね?その髪は?」
オールマイトが不思議そうに聞いてきた。指してるのは歪なアシンメトリーじゃねえのは分かる。色だ。
「多分だけど、黒紙造る時に色素が抜けちまったんだと思う。あと、目がなんかぼやける」
目にも色素があるしな。おれもこうなんの知らなかったぜ。いつも白い紙だったから。
――血と怪我で分かりづらいが、黒を使いすぎて色素が抜けてしまった伊織は普段の黒髪に白のバングカラーから白に近い金髪に、瞳は焦げ茶色からヘーゼル色になっていた。
胃に落ちる前になんとか脱出成功したものの、えずきによって胃酸が逆流して少しばかりかかってしまった。コスチュームはところどころ溶けていて、ブーツに至っては完全に溶けていて裸足に。元よりへそ出しノースリーブという露出の多めな格好だったせいか、そこら辺が斑模様に赤く爛れていた。
なんとここはおれがいた和歌山の群訝山荘跡地じゃなく、静岡の雄英付近だという。
「紙間。おまえ、まだ動けるか」
オールマイトからアイテムを受け取った爆豪が言う。
「サポートか?」
「いや。オールマイトとエッジショットを頼む」
「分かった。おれの分まで
「ハッ、俺を誰だと思ってんだ!!そっちこそ、絶対守れよオリガミ!」
自信満々に言うや否や、AFOの元へと飛んで行った。
「俺がラスボスだAFO!!
よく見りゃ、AFOまた小さくなってねえか?小学生くらいに見える。巻き戻しの制限時間に焦ってるのか、AFOが更にスピードを上げて雄英へ向かっていく。それを爆豪が追い掛けていく。
「疾い……!」
「本当だ…一瞬でもうあんな遠くまで……」
「あいつは死の間際……瞬間ではあったが……死柄木すら翻弄する動きを見せた……。あいつは
「あーッ!!」
「「!!」」ビクッ
思い出した!忘れる所だった!
おれはベルトポーチから有名なキャラクターのシールで封されている手紙を取り出した。良かった溶けてない。
「ちょっと脳無の腹ン中で死にかけてたら、夢?かなんかでおれのばーちゃんだって人が出てきて……んで、これをオールマイトに渡してって」
もしかしてばーちゃん、オールマイトのファンだったのかな。
ちなみにオールマイトは凝血で動けないので、ジャケットのポケットに突っ込んだ。
あのシール見てたらあんぱん食べたくなってきた。
「おばあさんが?」
「はい!あの世から救けてくれたんです!」
「……ちなみにだけど……おばあさんの名前は?」
「――菜月。橘 菜月って言ってました」