第二次決戦
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すぐに皆と合流しようと鼻血を拭い、紙絨毯に乗って飛んでいく。
右肩の出血が痛むが今はとにかくAFOを……と、突如空が曇り雨が降り始めた。それと同時に靄ゲートが現れる。
ファントムシーフ?だが通信からは何も届いていない。
そこから出てきたのは増援じゃなく、大勢のトゥワイスだった。
荼毘までいる?どういう事だ!?
「おめーら!…ってフロッピーとウラビティ!?奥渡 島でトガヒミコと戦ってたハズじゃあ…それにこの状況は一体……」
目下に蠢く大量のトゥワイス。いや、本人じゃない。
「同じゲートからあんたらも出てきたって事は、あのトゥワイス群はトガってことね……」
「……マジかよ」
トガヒミコの〝個性〟は今や対象者の〝個性〟まで使えるようになったという。
「このままじゃ、日本が埋めつくされる……止めなきゃ!」
「だが荼毘の熱が強すぎるぞ……!トガは構わず増殖するが、我々は逃げまどうだけ……!最早戦いにならない……!分断作戦は破れた……!」
まさか黒霧の意識が戻ったってのか?テンタコルとアニマは?ショートは?無事なのか?生きててくれ。さっき見た夢 が過る。
「……もう嫌だ……許せねえ……」
「……オリガミ?」
「え!?どこ行くん?」
硬度最大のバルカナイズドファイバー紙を極限まで体内に生成する。それを巨大な手にして、AFOを掴む。
「オール・フォー・ワン!!お前を倒す明確な理由がたった今出来た!!」
「……生きてたのか。すぐにでも弔の所に行かなきゃいけないんだ。後で相手にしてやるさ。今度は必ずね」
こいつ、おれを殺すつもりだったのかよ。最初から母親の事なんざ説明する気なんて無かったんだ。AFOにとっておれは裏切り者の子供だから。
「…ッお前に刺されて気絶してる時、夢で過去を見たんだ!十六年前に何があったのかを!橋の上で!おれの母親を!殺しただろう!?」
「オリガミくん!そのままそいつをここに留めろ!」
ホークスが小刀で若返ったAFOを攻撃しようとするが、跳ね返される。バルカナイズドファイバーホールドも跳ね返しの衝撃波で吹っ飛んだ。
「ホ~~~クスぅ…。分倍河原の遺志に付き合ってやれよ……」
「……巻き戻しの都合とは言え、随分な急ぎ用ッスね。死柄木 を信用してないんスか?」
「察しがいいね。そうさ……あれ はまだ真の意味で完成していない。“この僕”が必要な理由がある」
……乗っ取るつもりか。死柄木を。
「流石だな」
「?」
「その人を恐怖で支配するほどの強大な力があるってのに、ヒーローが来たらトンズラかよ。最恐の魔王が聞いて呆れるな」
「……何が言いたい?」
「その力だって、元はといえば他人のモンだろ。今のお前は人のふんどしで相撲を取ってんだよ!」
AFOの手がおれの頭を鷲掴んだ。
「口が悪いよ伊織。緑谷 出久だって元は自分の〝個性〟じゃないんだぜ。始まりは僕の弟の〝個性〟。だからソレは兄である僕のもの。返して貰いたいだけなんだ」
確かにそうかもしんねえ。だけど奪っただけのAFO と違って、緑谷は引き継いだんだ。それに〝個性〟だけじゃねえ。歴代……それだけじゃないたくさんの人の思いや覚悟も。
救けたい。笑顔にしたい。一つ一つは小さな願いだけれども、集まれば大きな願いになる。それが力の源となっていく。
「それに僕が遥子を殺した?最後まで見てなかったのか?あれは自ら橋から飛び降りたんだよ」
『利用されて一生を過ごすくらいならあの娘の母親のまま、ここで終わる方を選ぶ』
「死なれたのは残念だったが、良い〝個性〟だから彼女ごと持ち帰った。そして、白雲 朧の死体をベースにし掛け合わせて出来たのが僕とドクターの最高傑作脳無、黒霧だ。だから遥子が死んだのは自分の意志なんだぜ。
誇れよ?母親が愛しい我が子を思って身を挺したんだ。嘆け紙間 伊織。後で母親と同じ所に連れて行ってやるよ。遥子と同じ〝個性〟だったら良かったものの、父親のを引き継ぐとは……まぁ仕方ない。おしおきとして貰うよそのしょぼい〝個性〟」
「――いーや?めちゃくちゃカッコいい自慢の〝個性〟だぜ」
「!! (奪えない……これは……偽物だ!)」
カモフラージュマントシートで姿を隠しつつ、そこからセルロースナノファイバーで生成したクラフトスネーク 八岐大蛇でAFOの手足と胴体を拘束する。
「残ッ念だったなァおい!そいつは紙影分身だ!!」
エッジショットから教わった隠形術が上手くいったぜ!
「気配で分かんなかったのかよ?100年以上も生きてっからとうとうボケたか!?しょぼい〝個性〟に一杯食わされた気分はどんなんだ?」
AFOが鷲掴んでいたニセモノのおれは塵となって消えた。分身を喋らせるようになったのかって?答えはNo。種明かしをすれば分身に超小型スピーカーを取り付けて、ボリュームネックの内側にあるワイヤレスピンマイクで通した。気分はコ○ンくん。
「母ちゃんはおれを生かすために守ってくれた!だから今度はおれが、大切な誰かを守る為にこの力を使う!徒に力を使うだけのてめえなんかに負けてたまるか!もう誰一人、おまえなんかに好き勝手させない!!」
右肩の出血が痛むが今はとにかくAFOを……と、突如空が曇り雨が降り始めた。それと同時に靄ゲートが現れる。
ファントムシーフ?だが通信からは何も届いていない。
そこから出てきたのは増援じゃなく、大勢のトゥワイスだった。
荼毘までいる?どういう事だ!?
「おめーら!…ってフロッピーとウラビティ!?
目下に蠢く大量のトゥワイス。いや、本人じゃない。
「同じゲートからあんたらも出てきたって事は、あのトゥワイス群はトガってことね……」
「……マジかよ」
トガヒミコの〝個性〟は今や対象者の〝個性〟まで使えるようになったという。
「このままじゃ、日本が埋めつくされる……止めなきゃ!」
「だが荼毘の熱が強すぎるぞ……!トガは構わず増殖するが、我々は逃げまどうだけ……!最早戦いにならない……!分断作戦は破れた……!」
まさか黒霧の意識が戻ったってのか?テンタコルとアニマは?ショートは?無事なのか?生きててくれ。さっき見た
「……もう嫌だ……許せねえ……」
「……オリガミ?」
「え!?どこ行くん?」
硬度最大のバルカナイズドファイバー紙を極限まで体内に生成する。それを巨大な手にして、AFOを掴む。
「オール・フォー・ワン!!お前を倒す明確な理由がたった今出来た!!」
「……生きてたのか。すぐにでも弔の所に行かなきゃいけないんだ。後で相手にしてやるさ。今度は必ずね」
こいつ、おれを殺すつもりだったのかよ。最初から母親の事なんざ説明する気なんて無かったんだ。AFOにとっておれは裏切り者の子供だから。
「…ッお前に刺されて気絶してる時、夢で過去を見たんだ!十六年前に何があったのかを!橋の上で!おれの母親を!殺しただろう!?」
「オリガミくん!そのままそいつをここに留めろ!」
ホークスが小刀で若返ったAFOを攻撃しようとするが、跳ね返される。バルカナイズドファイバーホールドも跳ね返しの衝撃波で吹っ飛んだ。
「ホ~~~クスぅ…。分倍河原の遺志に付き合ってやれよ……」
「……巻き戻しの都合とは言え、随分な急ぎ用ッスね。
「察しがいいね。そうさ……
……乗っ取るつもりか。死柄木を。
「流石だな」
「?」
「その人を恐怖で支配するほどの強大な力があるってのに、ヒーローが来たらトンズラかよ。最恐の魔王が聞いて呆れるな」
「……何が言いたい?」
「その力だって、元はといえば他人のモンだろ。今のお前は人のふんどしで相撲を取ってんだよ!」
AFOの手がおれの頭を鷲掴んだ。
「口が悪いよ伊織。緑谷 出久だって元は自分の〝個性〟じゃないんだぜ。始まりは僕の弟の〝個性〟。だからソレは兄である僕のもの。返して貰いたいだけなんだ」
確かにそうかもしんねえ。だけど奪っただけの
救けたい。笑顔にしたい。一つ一つは小さな願いだけれども、集まれば大きな願いになる。それが力の源となっていく。
「それに僕が遥子を殺した?最後まで見てなかったのか?あれは自ら橋から飛び降りたんだよ」
『利用されて一生を過ごすくらいならあの娘の母親のまま、ここで終わる方を選ぶ』
「死なれたのは残念だったが、良い〝個性〟だから彼女ごと持ち帰った。そして、白雲 朧の死体をベースにし掛け合わせて出来たのが僕とドクターの最高傑作脳無、黒霧だ。だから遥子が死んだのは自分の意志なんだぜ。
誇れよ?母親が愛しい我が子を思って身を挺したんだ。嘆け紙間 伊織。後で母親と同じ所に連れて行ってやるよ。遥子と同じ〝個性〟だったら良かったものの、父親のを引き継ぐとは……まぁ仕方ない。おしおきとして貰うよそのしょぼい〝個性〟」
「――いーや?めちゃくちゃカッコいい自慢の〝個性〟だぜ」
「!! (奪えない……これは……偽物だ!)」
カモフラージュマントシートで姿を隠しつつ、そこからセルロースナノファイバーで生成したクラフトスネーク 八岐大蛇でAFOの手足と胴体を拘束する。
「残ッ念だったなァおい!そいつは紙影分身だ!!」
エッジショットから教わった隠形術が上手くいったぜ!
「気配で分かんなかったのかよ?100年以上も生きてっからとうとうボケたか!?しょぼい〝個性〟に一杯食わされた気分はどんなんだ?」
AFOが鷲掴んでいたニセモノのおれは塵となって消えた。分身を喋らせるようになったのかって?答えはNo。種明かしをすれば分身に超小型スピーカーを取り付けて、ボリュームネックの内側にあるワイヤレスピンマイクで通した。気分はコ○ンくん。
「母ちゃんはおれを生かすために守ってくれた!だから今度はおれが、大切な誰かを守る為にこの力を使う!徒に力を使うだけのてめえなんかに負けてたまるか!もう誰一人、おまえなんかに好き勝手させない!!」