正体
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おれと緑谷が戻って二日後。
訓練に繰り出そうと皆で準備しているとオールマイトが訪ねてきた。
「猶予ォ!?」
「あぁ。本来なら死柄木は明日にも万全の身体となるハズだった」
概要すると
ヒーローの本場、アメリカNo.1ヒーローのスターアンドストライプがはるばる日本までやって来て死柄木と交戦。命を落としてしまうという悲しい結末になってしまった。
が、スターの〝個性〟新秩序 が死柄木に相当なダメージを与えてくれたおかげでストックしてる〝個性〟、詳しい数は分からんが大方は減ったと思われるらしい。
ありがとう、スターアンドストライプ…!
「少なくとも一週間、死柄木は動けない。スターアンドストライプが残してくれた最後の猶予だ。この時間を有効に使う。死柄木とAFOを倒す」
その言葉に重みを感じる。いよいよ、その時が来るんだと。
偉大なるヒーローがまた一人、いなくなってしまったのは悲しいけど、悲しんでる暇なんて無い。スターや皆の思いを無駄にする訳にはいかねェ。
オールマイトの言う通り、絶対に死柄木とAFOを倒す。
それと、これは個人的だけどおれの出生についてちゃんと話してもらおうじゃねえか。
しかし総力戦になるとはいえ、現時点でヒーローと敵の数の差では圧倒的に敵が有利だ。
ヒーローは周りからの罵声に堪えきれず辞めて減っていく中、対して敵はその自由な生き様に感化されて仲間が増えていく可能性があるという。寡戦 になるかもしれねえ。
かつて桶狭間に厳島、川島中の戦いで将軍らが知略を巡らせ少ない軍を率いて凱歌をあげたという伝説がある。
「君たち自身と君たちが守りたいモノを守る為に、この猶予を使って少しでも力を底上げしてもらう」
「んなもん、とっくにやっとるわぁ!!」
突然、吠えるように答えた爆豪にオールマイトがビクッと肩を揺らした。
「オールマイトはデクくんと出てっちゃったから」
「いらしてもすぐ出ていきますし」
「紙間さんも最初はホークスやベストジーニストといるって連絡はしてくれましたが、緑谷さんがいなくなった日からは一切連絡くれませんし」
「ごめんよヤオモモ!もう無視しないから百姉ちゃん大好き!」
「二人とも仲良しだね」
オールマイトが穏やかに言う。
「姉弟ですから!」
おれと緑谷が不在だった間に、皆はパトロールの片手間にプッシーキャッツの元で圧縮訓練を受けていたと尾白が着替えながら説明する。
何故、リビングで着替える。そんな事よりいい身体してんな。
常闇と芦戸も意気込みを見せる。
「これからかっちゃんたちが組手してくれるんです。OFAを完成させてやるっt」「はああい!?言ってねーーーよダツゴクに耳千切られたんか!!!」
仲直りしたんだよな…?
にも関わらず相変わらずな二人に砂藤が呆れる。
「大丈夫だ爆豪!ちゃんとついてるぞ。ほら、ぷにぷにしてる」
緑谷の両耳たぶを持って見せる。
「爆豪はそういう意味で言ったんじゃねえから」
そういえば耳たぶってパンと同じ固さって本当かな?
▽▼▽
対人だったり単独でだったりと、各々が訓練に精を出していく。
おれは常闇をクラフトスネークで捕まえようと試みる。
常闇は黒影との連携でおれの攻撃を悉く躱す。加えて黒影は光以外の攻撃をすり抜ける上に前後左右無敵だ。黒影の体(?)ってすり抜ける事もあれば触れる事も出来るから本当に謎だ。飲食もするし。触った感覚は毛がちょっと固めの犬みたいだった。
ちなみに常闇の毛も固めだろうかと触ってみた事がある。おんなじだった。びっくりされたので、おれのも触っていいぞと言ったら断られた。黒影は遠慮なくしてた。
黒影の体質を逆手に取って、紙吹雪で視界を混乱させる。
紙吹雪の中に閉じ込められた常闇に向けてクラフトスネークを伸ばす。
「よしっ!」
閉じ込めた張本人でもあるおれにも見えないので、紙の感覚で位置を把握。手応えあり。
大物に掛かった釣りの如く、このまま引っ張ろうとしたら
こっちが引っ張られた。
「おわッ!?」
次の瞬間、何が何だか分からないまま黒影にハンマー投げよろしく吹っ飛ばされた。
「伊織ー、ドコ行クノー!?」
投げた張本人(?)黒影の声がだんだんと遠ざかっていく。
「ぶはっ」
木の枝と葉がクッションとなったおかげで衝撃は和らいだ。
「かなり飛んだなぁ………っと!」
林の方まで投げるとは黒影、肩強いな。そもそもあいつに肩あるのか疑問だけど。
ひょいと木から地面に降りる。
「ん?……あ!おめーら、こんな所で何してんだ?」
そこには緑谷と青山がいた。よく見ると葉隠もいる。
「ここで訓練か?」
入り組んだ地形を利用した戦いもあるかもしれねえしな。
「……え!?おい、何で泣いてんだ!青山の父ちゃんと母ちゃんまで!?どうしたんだよ一体何があったんだよ?」
「……紙間くん。先生を呼んできてほしい。皆にも説明しなければならないから、訓練は一旦止めてって言ってきて」
ただならぬ雰囲気におれは言われた通りにするしかなかった。
訓練に繰り出そうと皆で準備しているとオールマイトが訪ねてきた。
「猶予ォ!?」
「あぁ。本来なら死柄木は明日にも万全の身体となるハズだった」
概要すると
ヒーローの本場、アメリカNo.1ヒーローのスターアンドストライプがはるばる日本までやって来て死柄木と交戦。命を落としてしまうという悲しい結末になってしまった。
が、スターの〝個性〟
ありがとう、スターアンドストライプ…!
「少なくとも一週間、死柄木は動けない。スターアンドストライプが残してくれた最後の猶予だ。この時間を有効に使う。死柄木とAFOを倒す」
その言葉に重みを感じる。いよいよ、その時が来るんだと。
偉大なるヒーローがまた一人、いなくなってしまったのは悲しいけど、悲しんでる暇なんて無い。スターや皆の思いを無駄にする訳にはいかねェ。
オールマイトの言う通り、絶対に死柄木とAFOを倒す。
それと、これは個人的だけどおれの出生についてちゃんと話してもらおうじゃねえか。
しかし総力戦になるとはいえ、現時点でヒーローと敵の数の差では圧倒的に敵が有利だ。
ヒーローは周りからの罵声に堪えきれず辞めて減っていく中、対して敵はその自由な生き様に感化されて仲間が増えていく可能性があるという。
かつて桶狭間に厳島、川島中の戦いで将軍らが知略を巡らせ少ない軍を率いて凱歌をあげたという伝説がある。
「君たち自身と君たちが守りたいモノを守る為に、この猶予を使って少しでも力を底上げしてもらう」
「んなもん、とっくにやっとるわぁ!!」
突然、吠えるように答えた爆豪にオールマイトがビクッと肩を揺らした。
「オールマイトはデクくんと出てっちゃったから」
「いらしてもすぐ出ていきますし」
「紙間さんも最初はホークスやベストジーニストといるって連絡はしてくれましたが、緑谷さんがいなくなった日からは一切連絡くれませんし」
「ごめんよヤオモモ!もう無視しないから百姉ちゃん大好き!」
「二人とも仲良しだね」
オールマイトが穏やかに言う。
「姉弟ですから!」
おれと緑谷が不在だった間に、皆はパトロールの片手間にプッシーキャッツの元で圧縮訓練を受けていたと尾白が着替えながら説明する。
何故、リビングで着替える。そんな事よりいい身体してんな。
常闇と芦戸も意気込みを見せる。
「これからかっちゃんたちが組手してくれるんです。OFAを完成させてやるっt」「はああい!?言ってねーーーよダツゴクに耳千切られたんか!!!」
仲直りしたんだよな…?
にも関わらず相変わらずな二人に砂藤が呆れる。
「大丈夫だ爆豪!ちゃんとついてるぞ。ほら、ぷにぷにしてる」
緑谷の両耳たぶを持って見せる。
「爆豪はそういう意味で言ったんじゃねえから」
そういえば耳たぶってパンと同じ固さって本当かな?
▽▼▽
対人だったり単独でだったりと、各々が訓練に精を出していく。
おれは常闇をクラフトスネークで捕まえようと試みる。
常闇は黒影との連携でおれの攻撃を悉く躱す。加えて黒影は光以外の攻撃をすり抜ける上に前後左右無敵だ。黒影の体(?)ってすり抜ける事もあれば触れる事も出来るから本当に謎だ。飲食もするし。触った感覚は毛がちょっと固めの犬みたいだった。
ちなみに常闇の毛も固めだろうかと触ってみた事がある。おんなじだった。びっくりされたので、おれのも触っていいぞと言ったら断られた。黒影は遠慮なくしてた。
黒影の体質を逆手に取って、紙吹雪で視界を混乱させる。
紙吹雪の中に閉じ込められた常闇に向けてクラフトスネークを伸ばす。
「よしっ!」
閉じ込めた張本人でもあるおれにも見えないので、紙の感覚で位置を把握。手応えあり。
大物に掛かった釣りの如く、このまま引っ張ろうとしたら
こっちが引っ張られた。
「おわッ!?」
次の瞬間、何が何だか分からないまま黒影にハンマー投げよろしく吹っ飛ばされた。
「伊織ー、ドコ行クノー!?」
投げた張本人(?)黒影の声がだんだんと遠ざかっていく。
「ぶはっ」
木の枝と葉がクッションとなったおかげで衝撃は和らいだ。
「かなり飛んだなぁ………っと!」
林の方まで投げるとは黒影、肩強いな。そもそもあいつに肩あるのか疑問だけど。
ひょいと木から地面に降りる。
「ん?……あ!おめーら、こんな所で何してんだ?」
そこには緑谷と青山がいた。よく見ると葉隠もいる。
「ここで訓練か?」
入り組んだ地形を利用した戦いもあるかもしれねえしな。
「……え!?おい、何で泣いてんだ!青山の父ちゃんと母ちゃんまで!?どうしたんだよ一体何があったんだよ?」
「……紙間くん。先生を呼んできてほしい。皆にも説明しなければならないから、訓練は一旦止めてって言ってきて」
ただならぬ雰囲気におれは言われた通りにするしかなかった。