さらば雄英
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パトロールしつつ、ダツゴクとAFO、死柄木を捕まえる。そのためには
オールマイトは緑谷のサポート。
しかし、なかなか情報は掴めない。
確保したダツゴクから引き出そうにも決まって毎回こう言うのだ。
「知らねえ。好きに暴れろ。そう言ってた」
一方おれはインターンでお世話になったという事もあり、ラーカーズと超常解放戦線の残党の捜索。
「行くぞ
「はい!」
エッジショットからパトロールに誘われ、立ち上がる。
おれがAFOの孫だと露見されてから市民からの反発がすごい。
エンデヴァーら三人が会見で弁明してくれたが、不安は拭いきれなかったようだ。
おれはおれだとバレないようにエッジショット直伝の変装を。と、いってもウィッグとメガネ(伊達)とフードで案外バレないものだ。まぁ、前髪が特徴的だもんなおれ。コスチュームもオリガミと勘づかれないようにオーバーサイズのフード付きマントで覆い隠していた。
あと、外にいる間は“謎の人”という偽名で、活動する事にした。とてもシンプルだ。
▽▼▽
敵や脱ヒーロー派の市民に居場所を悟られないようにおれ達は仮の拠点を転々としていく。潜入調査や厄介なファン対策とかで全国にいくつかのセーフティハウスがあるらしい。プロって大変なんだな。
「紙間くん、聞きたい事あるんだけどいいかな?」
「おう、なんだ」
「
「たちばなよーこ?」
記憶を頼りに引っ張りだそうとしてみたが、めぼしい人物は一切合切浮かばなかった。ばーちゃんは
下の名前なら、おれの実母の名前だろうけど名字は違う。確か、戸井だったハズだ。
それに遥子って名前は珍しくもなんともないし、同名がいても不思議じゃないだろう。
「なんでそんな事を?」
緑谷のOFAの中にいる歴代継承者のうち一人、七代目の志村 菜奈さんがおれを見て
「知り合いの娘さんに似ている」
と言い出したらしい。
しかもオールマイトの師匠だと?めちゃくちゃすごい御方じゃないか。そんで、きっと美人に違いない。
すると、オールマイトがこっちに来た。師匠の話を聞いて交ざりたくなったのかな。
「紙間少年、ちょっと前髪あげてくれるかい?………うん、ありがとう。もういいよ」
なんだ?
緑谷と顔を見合わせるもよく分かんなかった。
まぁ、そんな事より一刻も早くこの状況を打破しないと。
この町が国が皆が安心して笑って暮らせるように。
(今まで意識してなかったが、少年の顔はよく見たらどことなくよーちゃんに似てる。赤ん坊以来会ってないからなんとも言えないが……。今は40ぐらいだと思うから、もし家庭を持ってたら彼らぐらいの子供がいてもおかしくはない)
「……………………………まさか、ね」
伊織が塚内から聞いた情報によれば
母親は母子家庭で育ち、その母親が中学の時に病死し、子供のいない友人夫妻に引き取られたという。
(母子家庭という共通点はある。けど……もし同一人物ならば彼女はもう――)
▼▽▼
「おれと勝負しろ」
オールマイトに連れられて仮拠点に戻ったかと思えば、数分足らずでまたパトロールに行こうとする緑谷の前に立ちはだかる。
「どうしたの急に」
「緑谷、休憩って知ってるか?」
「知ってるよ」
とはいえ、休めと言っても止まらないのが緑谷という男だ。
「じゃあ、おれが勝ったら一時間は大人しく休んでもらう。その間やっていいのは飯を食う、寝る、あとトイレ。破ったらペナルティで大人しくする時間30分追加な。おまえが勝ったら好きにしていい。じゃあ、いくぞ」
一歩も引かないおれに緑谷は仕方なしと構えた。
一瞬で終わらせてやるよ。