体育祭
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
轟の巨大な氷壁は炎熱 で溶かされたものの、ステージは濡れて使いものにならないため渇くまでの間、クールタイム。
どっちかっつーとドライタイムか?
「ただいまー!」
「……こんなに食うのか」
障子が驚くのも無理はない。
出店から帰ってきたおれの手元には焼きそばとタコ焼きとイカ焼きとはし巻きとたい焼きとリンゴ飴と揚げ餅とベビーカステラとフライドポテトとフランクフルトが積まれていた。
「いやぁ、これはだな…」
元々おれは焼きそばを買うつもりだったが近くにいたタコ焼き屋のおっちゃんの様子がおかしい。
聞くとトイレに行きたいらしく、じゃあちょっとの間店番するからと見送った。
そのお礼にとタコ焼きをタダで貰い、ラッキーとなった。
その後も落とし物拾ったり探し物手伝ったりその度にお礼に色々貰った。
タダで。
「…てな訳でお礼に~ってじゃんじゃん貰った。流石にこんなに食べきれねぇからお前らどれか貰ってくれ。
あ、おれ焼きそば食べたいからひとつ残してくれ」
ごちになりまーす!!
と手元からパックが次々と無くなっていく。
「紙間、タコ焼きいいか」
「おういいぞ。好きなの取れ。タダで貰ったからな」
「紙間くん、お餅…」
「どうぞ麗日」
「紙間、紅き禁断の果実を頂けないか」
「リンゴ飴だな。ちょうど2本あるけど黒影 も食べる?つか黒影って飲食可?」
「可!食べル!」
「紙間、フランクフルトくれ!」
「はい峰田……どうした?あ、辛いのダメ系?ソース拭くか?」
ケチャップとマスタードが交差するように掛けられているフランクフルトを片手に峰田はだらしない笑みを浮かべた。
「よぉし!女子、オイラのフランクフルトを食べさせてやろう。咥えている所をじっくりと観察さs――」
最後まで言い切る前に梅雨ちゃんが舌で峰田をビンタ。
食べ物で遊ぶんじゃないよ。
「障子。次の対決誰と誰だっけ」
「上鳴とB組の塩崎だ」
スルーして焼きそばを啜った。
▽▼▽
ドライタイムが済んだステージでは次の対決が始まろうとしていた。
上鳴 対 塩崎
序盤で上鳴が宣言した通りにこの勝負は一瞬で終わった。
上鳴は瞬殺された。
雷電と植物。お互い〝個性〟の相性が悪かったみたいだ。
「紙間も上鳴の〝個性〟は効かないんだったな」
「紙は植物から作られてるからなー。でもおれが濡れていたらアウト。普通に感電する」
▼▽▼
飯田 対 発目
しかし何故かサポートアイテムフル装備の飯田。
「あれ?体育祭でヒーロー科はアイテム禁止なのに」
日常に支障をきたす場合は事前に申請すればOKらしい。
青山がその例だ。
「申し訳ありません!しかし…彼女のスポーツマンシップに心打たれたのです!」
飯田の付けているアイテムはピンクドレッドの彼女こと発目が渡してきたもの。自分も着けるから飯田も着けて対等に戦いたいと渡してきたものだと。
「その気概を俺は!無下に扱ってはならぬと思ったのです!」
青春大好きミッドナイト先生による采配でアイテム使用OKとなった。
いいんかいそれで。
そしてスタートした途端、発目に向かって走る飯田。
《素晴らしい加速じゃないですか飯田くん!!》
逃げる様子もなく突然、実演販売士のような口上でアイテムのプレゼンが始まった。見れば口元にヘッドセットマイク。
「……そういうことかぁ」
発目はサポート科だ。
発目はこの試合、勝ち負け云々よりも自分の腕と作品 の売り込み。観客の中にいるであろうサポートやアイテム企業へのアピールのためだろう。さっきからスタンド席の方ちらちらと見てるっぽいしな。
アイテム解説紹介付きの鬼ごっこは10分もの間、繰り広げられていた。
「ふー…もう思い残すことはありません!」
全て紹介し、満足した発目は自分で場外へと。結果は飯田の勝ちとなったが「騙したなぁ!!」と叫んでいた。
どっちかっつーとドライタイムか?
「ただいまー!」
「……こんなに食うのか」
障子が驚くのも無理はない。
出店から帰ってきたおれの手元には焼きそばとタコ焼きとイカ焼きとはし巻きとたい焼きとリンゴ飴と揚げ餅とベビーカステラとフライドポテトとフランクフルトが積まれていた。
「いやぁ、これはだな…」
元々おれは焼きそばを買うつもりだったが近くにいたタコ焼き屋のおっちゃんの様子がおかしい。
聞くとトイレに行きたいらしく、じゃあちょっとの間店番するからと見送った。
そのお礼にとタコ焼きをタダで貰い、ラッキーとなった。
その後も落とし物拾ったり探し物手伝ったりその度にお礼に色々貰った。
タダで。
「…てな訳でお礼に~ってじゃんじゃん貰った。流石にこんなに食べきれねぇからお前らどれか貰ってくれ。
あ、おれ焼きそば食べたいからひとつ残してくれ」
ごちになりまーす!!
と手元からパックが次々と無くなっていく。
「紙間、タコ焼きいいか」
「おういいぞ。好きなの取れ。タダで貰ったからな」
「紙間くん、お餅…」
「どうぞ麗日」
「紙間、紅き禁断の果実を頂けないか」
「リンゴ飴だな。ちょうど2本あるけど
「可!食べル!」
「紙間、フランクフルトくれ!」
「はい峰田……どうした?あ、辛いのダメ系?ソース拭くか?」
ケチャップとマスタードが交差するように掛けられているフランクフルトを片手に峰田はだらしない笑みを浮かべた。
「よぉし!女子、オイラのフランクフルトを食べさせてやろう。咥えている所をじっくりと観察さs――」
最後まで言い切る前に梅雨ちゃんが舌で峰田をビンタ。
食べ物で遊ぶんじゃないよ。
「障子。次の対決誰と誰だっけ」
「上鳴とB組の塩崎だ」
スルーして焼きそばを啜った。
▽▼▽
ドライタイムが済んだステージでは次の対決が始まろうとしていた。
上鳴 対 塩崎
序盤で上鳴が宣言した通りにこの勝負は一瞬で終わった。
上鳴は瞬殺された。
雷電と植物。お互い〝個性〟の相性が悪かったみたいだ。
「紙間も上鳴の〝個性〟は効かないんだったな」
「紙は植物から作られてるからなー。でもおれが濡れていたらアウト。普通に感電する」
▼▽▼
飯田 対 発目
しかし何故かサポートアイテムフル装備の飯田。
「あれ?体育祭でヒーロー科はアイテム禁止なのに」
日常に支障をきたす場合は事前に申請すればOKらしい。
青山がその例だ。
「申し訳ありません!しかし…彼女のスポーツマンシップに心打たれたのです!」
飯田の付けているアイテムはピンクドレッドの彼女こと発目が渡してきたもの。自分も着けるから飯田も着けて対等に戦いたいと渡してきたものだと。
「その気概を俺は!無下に扱ってはならぬと思ったのです!」
青春大好きミッドナイト先生による采配でアイテム使用OKとなった。
いいんかいそれで。
そしてスタートした途端、発目に向かって走る飯田。
《素晴らしい加速じゃないですか飯田くん!!》
逃げる様子もなく突然、実演販売士のような口上でアイテムのプレゼンが始まった。見れば口元にヘッドセットマイク。
「……そういうことかぁ」
発目はサポート科だ。
発目はこの試合、勝ち負け云々よりも自分の腕と
アイテム解説紹介付きの鬼ごっこは10分もの間、繰り広げられていた。
「ふー…もう思い残すことはありません!」
全て紹介し、満足した発目は自分で場外へと。結果は飯田の勝ちとなったが「騙したなぁ!!」と叫んでいた。