お花見
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どれにしよっかなー。
食べたいおかずをひょいひょいと紙皿の上に乗せていく。
「紙間」
隣に座っていた障子がでかい高菜おにぎりを差し出した。
「えっ!おれ食べていいやつ?」
「ああ」
「やったー!食べたかったんだ。ありがとう障子。いただきます!」
両手サイズよりもでかいおにぎりに思いっきりかぶり付く。
「うん、美味い!」
おにぎりを食べればおかずが進み、おかずを食べればおにぎりが進む。
「紙間は高菜が好きなのか?」
「どれも好きだ。一番はシンプルに塩かな。障子は何選んだ?待って今当てる…………そぼろ!」
「明太子」
「惜しい!」
「少しもかすってないが」
イベントとか外で食べる飯ってなんでこんなに特別美味いんだろう。
「エリちゃん、どれがいい?」
相澤先生がエリちゃんにおかずのリクエストを聞く。
「んっと、タコさんウインナとお花のグラタンとあと卵焼き」
「卵焼き、甘いのとしょっぱいのがあるけど」
「甘いのが好きです。けど、どっちも美味しそう」
そうだろうそうだろう。なんたって砂藤の料理はめちゃくちゃ美味いからな。たくさん食べて大きくなるんだぞ。
「じゃあ両方取るか。大丈夫だよ。食べきれなかったら先生が食べるから。はい。どうぞ」
「ありがとうございます。いただきます」
エリちゃん用に小さめに握ったおにぎりは明太子を抜いた四種。
「そういえば……気になったんですけど、エリちゃんて学校はどうするんですか?」
チューリップ唐揚げを頬張っていた緑谷が相澤先生に問う。
エリちゃんは本来ならば小学校に通ってるはずだ。
事情があるとはいえ、ずっと通わないというのは今後大変だろう。
「今春から小学校に編入する事が決まった。勉強だけじゃなく、〝個性〟のコントロールも日々上達しているし、このまま上手くいけば順調に編入できる手筈だ」
「そうなんですか。良かったねエリちゃん……ウッ……」
緑谷、感動のあまりスプラッシュ大号泣し始めた。おまえはエリちゃんの親か兄貴か?
弁当が涙浸しにならないように皆で守った。
「楽しめよ。たくさん友達出来るといいな」
「うんっ。楽しみです」
そんなエリちゃんは歌と絵本にハマっていて、手の空いてる先生に読み聞かせしてもらってるらしい。
こないだはオールマイトの膝に座らせてもらって、頭がパンのヒーロー絵本を読み聞かせしてもらったという。初孫を可愛がるおじいちゃんかな?まぁ、オールマイトの年齢ならいてもおかしくはないだろうけど。
それを聞いた緑谷が羨望の眼差しを向けていた。
どっちがだ?読み聞かせか、膝の上か。
反応したのは緑谷だけじゃなく、轟と爆豪もだった。気持ちは分かるが、特にこいつらは群を抜いてオールマイト大好きすぎる。
「小さい頃って皆、何の絵本好きだった?」
エリちゃんとオールマイトのほのぼのエピソードにおれのふとした疑問に皆が幼少期を思い出しながら懐かしいタイトルを述べていく。
一番人気はねずみの兄弟が鍋いっぱいのカステラを作る話だった。夢だよな。
たくさんあったおにぎりやおかずは食べ盛りのわんぱく達によって空っとなった。
食べきれるかと懸念していたでっかいおにぎりは余裕で平らげた。美味かった。満足。
「デザートもあるけど食うか?」
「「「「「食う~~~!!」」」」」
待ってました!とばかりに砂藤に集まっていく。
デザートは別腹だ!
「エリちゃんが参加するって聞いて、りんごのデザートも入れてみた」
桜餅とりんごのムース、めっちゃ美味かった。
一口食べた途端、エリちゃんは麗日から教えてもらった英語で「ヤミー!」と顔を綻ばせた。かわいい。
「来年もさ、またこうやって皆でお花見しようね!」
桜を見上げながら芦戸が言う。
「そうだな」
風が吹いて桜の花びらがりんごのムースの上に乗った。
春だなぁ。
食べたいおかずをひょいひょいと紙皿の上に乗せていく。
「紙間」
隣に座っていた障子がでかい高菜おにぎりを差し出した。
「えっ!おれ食べていいやつ?」
「ああ」
「やったー!食べたかったんだ。ありがとう障子。いただきます!」
両手サイズよりもでかいおにぎりに思いっきりかぶり付く。
「うん、美味い!」
おにぎりを食べればおかずが進み、おかずを食べればおにぎりが進む。
「紙間は高菜が好きなのか?」
「どれも好きだ。一番はシンプルに塩かな。障子は何選んだ?待って今当てる…………そぼろ!」
「明太子」
「惜しい!」
「少しもかすってないが」
イベントとか外で食べる飯ってなんでこんなに特別美味いんだろう。
「エリちゃん、どれがいい?」
相澤先生がエリちゃんにおかずのリクエストを聞く。
「んっと、タコさんウインナとお花のグラタンとあと卵焼き」
「卵焼き、甘いのとしょっぱいのがあるけど」
「甘いのが好きです。けど、どっちも美味しそう」
そうだろうそうだろう。なんたって砂藤の料理はめちゃくちゃ美味いからな。たくさん食べて大きくなるんだぞ。
「じゃあ両方取るか。大丈夫だよ。食べきれなかったら先生が食べるから。はい。どうぞ」
「ありがとうございます。いただきます」
エリちゃん用に小さめに握ったおにぎりは明太子を抜いた四種。
「そういえば……気になったんですけど、エリちゃんて学校はどうするんですか?」
チューリップ唐揚げを頬張っていた緑谷が相澤先生に問う。
エリちゃんは本来ならば小学校に通ってるはずだ。
事情があるとはいえ、ずっと通わないというのは今後大変だろう。
「今春から小学校に編入する事が決まった。勉強だけじゃなく、〝個性〟のコントロールも日々上達しているし、このまま上手くいけば順調に編入できる手筈だ」
「そうなんですか。良かったねエリちゃん……ウッ……」
緑谷、感動のあまりスプラッシュ大号泣し始めた。おまえはエリちゃんの親か兄貴か?
弁当が涙浸しにならないように皆で守った。
「楽しめよ。たくさん友達出来るといいな」
「うんっ。楽しみです」
そんなエリちゃんは歌と絵本にハマっていて、手の空いてる先生に読み聞かせしてもらってるらしい。
こないだはオールマイトの膝に座らせてもらって、頭がパンのヒーロー絵本を読み聞かせしてもらったという。初孫を可愛がるおじいちゃんかな?まぁ、オールマイトの年齢ならいてもおかしくはないだろうけど。
それを聞いた緑谷が羨望の眼差しを向けていた。
どっちがだ?読み聞かせか、膝の上か。
反応したのは緑谷だけじゃなく、轟と爆豪もだった。気持ちは分かるが、特にこいつらは群を抜いてオールマイト大好きすぎる。
「小さい頃って皆、何の絵本好きだった?」
エリちゃんとオールマイトのほのぼのエピソードにおれのふとした疑問に皆が幼少期を思い出しながら懐かしいタイトルを述べていく。
一番人気はねずみの兄弟が鍋いっぱいのカステラを作る話だった。夢だよな。
たくさんあったおにぎりやおかずは食べ盛りのわんぱく達によって空っとなった。
食べきれるかと懸念していたでっかいおにぎりは余裕で平らげた。美味かった。満足。
「デザートもあるけど食うか?」
「「「「「食う~~~!!」」」」」
待ってました!とばかりに砂藤に集まっていく。
デザートは別腹だ!
「エリちゃんが参加するって聞いて、りんごのデザートも入れてみた」
桜餅とりんごのムース、めっちゃ美味かった。
一口食べた途端、エリちゃんは麗日から教えてもらった英語で「ヤミー!」と顔を綻ばせた。かわいい。
「来年もさ、またこうやって皆でお花見しようね!」
桜を見上げながら芦戸が言う。
「そうだな」
風が吹いて桜の花びらがりんごのムースの上に乗った。
春だなぁ。