ホワイトデー
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夜。寮。共有スペース。
「女子の皆ー。俺達男子からのホワイトデーだぞー」
キッチンから出てきたエプロン着けた男子達が甘い匂いを漂わせてクッキーやらケーキやらアイスやら次々とテーブルへと運んでいく。
バレンタインは女子がチョコパーティーしてたので、お返しに男子もホワイトデーパーティーでお返ししようという事になったらしい。砂藤パティシエ監修の元で慣れないお菓子作りに頑張ったそう。
プリンはカラメル焦げてたけど、美味かったし楽しかった。
▽▼▽
「ん?」
風呂を済ませて部屋に戻るとスマホに着信があることに気付く。電話だ。誰だ?と画面を見れば障子の名前が表示。何だろうか。
「もしもし」
共有スペース に降りる。
「おーい」
「風呂に入ってたのか。悪いな急に呼び出して」
あ、ドライヤーする前だった。
「大丈夫だ。風呂は既に済ませてたから。んで、何だ?」
「ああ、これを渡したくてな」
「もしかしてホワイトデーか?それならもう貰ったぞ」
「あれは皆から貰ったガトーショコラのお礼だ。これは紙間から貰ったクッキーのお礼だ。タコとイカのクッキー、美味かった」
「そうか!嬉しいぜ!」
プレゼントはハンドクリームだ。普段使ってるのとは違うなんか良さそうなやつ。
試しに付けてみたら、とろけるように馴染む。石鹸の香りがするのか。嗅いでみたが、わかんねえ。
「さっき、風呂入ったばかりだからこれ、どっちから匂ってんのかわかんねえ。障子、これは手からか?」
障子の顔に手を近づける。
マスクをずらし、嗅いでもらう。
「多分、手だな」
「手か」
すると徐におれの手を掴むや否や揉んだり見たりしてきた。手相占いでもすんの?
「なんかついてるか?」
「指と爪がついている」
「そりゃ手だからな。なんと!足にも指と爪がついてるぞ」
「足だからな。それよりも紙間、呼び出しておいてなんだが髪乾かしてからにしろ。前にも言ったと思うが風邪を引く」
おれの肩に掛けていたタオルで濡れたままの頭を拭いてくれる。大人しくされるがままのおれ。わはは楽しいぞ。将来はいいお父ちゃんになりそうだな。
「障子の手ってさ、強くて優しいから、守られてるって感じで安心するぜ」
「そうか」
「あっ、勿論障子が困ってたらおれが守るぞ!おまえよりは小っこいけど守る!」
意気込むと頭に手を乗せられた。
今日はなんだか撫でられるなぁ。嬉しいけど気恥ずかしいや。
そうだ。
「障子。しゃがめ。……もうちょい」
「?」
「偉い!凄い!いいぞ!」
「…………何をしてるんだ?」
「褒めてる!かっこいいぜ!いつもありがとう!」
障子の頭を撫で回せば、吃驚したのか目を見開いていた。
「いきなり悪かったな。急に」
「驚きはしたが、気にしてない。最後に撫でられたのはいつだったか」
「障子、上背あるもんなぁ。あ、オールマイトは?」
「流石に畏れ多い。あと髪、ちゃんとドライヤーで仕上げろ。おやすみ」
「おう!わかった。おやすみ。これ、ありがとな!」
▼▽▼
部屋に戻る途中、同じ階の麗日とバッタリ。
トイレから帰る所だったそう。
「今日は食べすぎて体重増えとるかも。怖い」
「その分動けば問題なしだ」
「明日、休みだし予定あらへんならジョギングに付き合うてくれる?」
「予定は……ないな!うん、いいぞ。ならば太陽に向かって走ろう!」
「いつの時代の青春ドラマやねん!」
そういや、麗日は緑谷から何貰ったんだろうな。
うーん。気になるけど緑谷との約束だしな。ま、いっか。
「あ、あのさ紙間くん。男の子から花束貰ったことある?」
「ない!あげた事はある。父ちゃんに。父の日に」
「と、友達の話なんやけど、ちょっと気になる男の子から小さめの花束貰って。花貰うの初めてだから、さ」
「薔薇の花束でプロポーズされたのか。やるなそいつ」
「プロッ!?違うよそんなん!そもそも薔薇やのうて、ピンクを中心にミモザとかアルストロメリアとか、かわいい花やった…って友達が!」
花とはやるな。あいつ。無自覚たらしめ。
「女子の皆ー。俺達男子からのホワイトデーだぞー」
キッチンから出てきたエプロン着けた男子達が甘い匂いを漂わせてクッキーやらケーキやらアイスやら次々とテーブルへと運んでいく。
バレンタインは女子がチョコパーティーしてたので、お返しに男子もホワイトデーパーティーでお返ししようという事になったらしい。砂藤パティシエ監修の元で慣れないお菓子作りに頑張ったそう。
プリンはカラメル焦げてたけど、美味かったし楽しかった。
▽▼▽
「ん?」
風呂を済ませて部屋に戻るとスマホに着信があることに気付く。電話だ。誰だ?と画面を見れば障子の名前が表示。何だろうか。
「もしもし」
「おーい」
「風呂に入ってたのか。悪いな急に呼び出して」
あ、ドライヤーする前だった。
「大丈夫だ。風呂は既に済ませてたから。んで、何だ?」
「ああ、これを渡したくてな」
「もしかしてホワイトデーか?それならもう貰ったぞ」
「あれは皆から貰ったガトーショコラのお礼だ。これは紙間から貰ったクッキーのお礼だ。タコとイカのクッキー、美味かった」
「そうか!嬉しいぜ!」
プレゼントはハンドクリームだ。普段使ってるのとは違うなんか良さそうなやつ。
試しに付けてみたら、とろけるように馴染む。石鹸の香りがするのか。嗅いでみたが、わかんねえ。
「さっき、風呂入ったばかりだからこれ、どっちから匂ってんのかわかんねえ。障子、これは手からか?」
障子の顔に手を近づける。
マスクをずらし、嗅いでもらう。
「多分、手だな」
「手か」
すると徐におれの手を掴むや否や揉んだり見たりしてきた。手相占いでもすんの?
「なんかついてるか?」
「指と爪がついている」
「そりゃ手だからな。なんと!足にも指と爪がついてるぞ」
「足だからな。それよりも紙間、呼び出しておいてなんだが髪乾かしてからにしろ。前にも言ったと思うが風邪を引く」
おれの肩に掛けていたタオルで濡れたままの頭を拭いてくれる。大人しくされるがままのおれ。わはは楽しいぞ。将来はいいお父ちゃんになりそうだな。
「障子の手ってさ、強くて優しいから、守られてるって感じで安心するぜ」
「そうか」
「あっ、勿論障子が困ってたらおれが守るぞ!おまえよりは小っこいけど守る!」
意気込むと頭に手を乗せられた。
今日はなんだか撫でられるなぁ。嬉しいけど気恥ずかしいや。
そうだ。
「障子。しゃがめ。……もうちょい」
「?」
「偉い!凄い!いいぞ!」
「…………何をしてるんだ?」
「褒めてる!かっこいいぜ!いつもありがとう!」
障子の頭を撫で回せば、吃驚したのか目を見開いていた。
「いきなり悪かったな。急に」
「驚きはしたが、気にしてない。最後に撫でられたのはいつだったか」
「障子、上背あるもんなぁ。あ、オールマイトは?」
「流石に畏れ多い。あと髪、ちゃんとドライヤーで仕上げろ。おやすみ」
「おう!わかった。おやすみ。これ、ありがとな!」
▼▽▼
部屋に戻る途中、同じ階の麗日とバッタリ。
トイレから帰る所だったそう。
「今日は食べすぎて体重増えとるかも。怖い」
「その分動けば問題なしだ」
「明日、休みだし予定あらへんならジョギングに付き合うてくれる?」
「予定は……ないな!うん、いいぞ。ならば太陽に向かって走ろう!」
「いつの時代の青春ドラマやねん!」
そういや、麗日は緑谷から何貰ったんだろうな。
うーん。気になるけど緑谷との約束だしな。ま、いっか。
「あ、あのさ紙間くん。男の子から花束貰ったことある?」
「ない!あげた事はある。父ちゃんに。父の日に」
「と、友達の話なんやけど、ちょっと気になる男の子から小さめの花束貰って。花貰うの初めてだから、さ」
「薔薇の花束でプロポーズされたのか。やるなそいつ」
「プロッ!?違うよそんなん!そもそも薔薇やのうて、ピンクを中心にミモザとかアルストロメリアとか、かわいい花やった…って友達が!」
花とはやるな。あいつ。無自覚たらしめ。