ホワイトデー
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「…………………………………」ブツブツ
自分の世界に入り込み、何やら独り言つ緑谷。
「歩きスマホは危ねえぞ」
Σ「わぁッッ!!!」
「おっと!」
背後から話し掛けられたおれに驚いた緑谷の手からスマホが元気よく飛び出した。慌ててキャッチ。
「しっ紙間くん…!」
「悪ィ。驚かせるつもりはなかったんだが。けど、歩きスマホは危ねえからやめとけ。学校内とはいえここは外だし、誰かにぶつかって怪我させたらアウトだろ」
「ごめん。気をつけるよ」
スマホを返そうとすると、緑谷が先ほどまで見ていた画面が目に入った。
【ホワイトデーにオススメのプレゼントランキング】
「……………? 随分と熱心に調べてるんだな」
「えっあっ!これは!個人的にというか!紙間くん!」
「うおっなんだ?」
緑谷から相談があると言われ、おれ達は近くのベンチに座った。
「これから言う事は誰にも言わないでね」
「おれは口は軽いけど、ダチとの約束は固く守るぜ。男同士の約束だ」
「君は女の子のハズだけど………。えっと、まずバレンタインに皆からとは別にある女の子から個人的に貰って」
「愛の告白されたんだな」
「告ッ!?いや、されてないよ!友チョコ!飯田くんも一緒にいて、その娘から貰ったの」
麗日だな。緑谷と仲良しの女の子って十中八九あいつしかいねえ。
「それでホワイトデーに告白で男を決めようと……わかった。誰にも言わないし、おれは陰ながら応援する!」
麗日はおまえの事、惚れてるっぽいしきっと上手くいくだろう。
「そんなんじゃなくてうr……その娘は大切な友達なんだ。それでね、僕バレンタインなんてお母さん以外の女性に初めて貰ったからどうすれば……」
「それ、おれに聞いてどうするんだ?プレゼントの相談なんて参考に出来るかどうかわかんねえぞ」
おれだってバレンタインに父ちゃん以外の人に渡すの初めてだったし、なんならホワイトデーだって。
「おまえ、母ちゃんにホワイトデーやってたりしてるのか?」
「うん。お花とかお菓子を毎年あげてるよ」
「喜んでくれてるか?」
「うん」
「それでいいじゃねえか。おまえが相手の事を考えて選んだやつなら、その娘はきっと喜ぶぞ。それによ、ブランドのバッグじゃなきゃイヤよなんて言う女の子じゃないだろ」
「…………ありがとう紙間くん」
「どういたしまして」
うーん。あの様子じゃ、麗日の一方通行ってやつかな。緑谷の心に変化が起こるまで見守っておくとするか。
あ、おれもヤオモモに何かホワイトデーあげた方がいいな。
▽▼▽
そして3月14日。ホワイトデー。
「ヤオモモー!はい、ホワイトデー♡」
朝の教室。まだ全員揃ってなくまばらだ。
おれはヤオモモに平べったい小さな包みを渡す。
「まぁ、栞!」
「ヤオモモ、たっくさん本読んでるからな」
「あら、素敵な押し花。これはフリージアですね。意味は感謝、親愛、友情。ありがとうございます紙間さん。大切に使わせていただきますね」
「へへっ、花言葉とか知らないけど、あげるなら素敵なやつにしたいなーって調べた!褒めて!」
頭を撫でてくれた。やったぜ。
緑谷の花を参考にした。ありがとな緑谷。
「あっ!それなら私も紙間さんにホワイトデーの贈り物を用意するべきでしたわ。すみません、こういったイベントは初めてで……」
「気にすんな。それなら来年こそやろうぜ!」
「来年……ええ!是非」
▼▽▼
昼休み。心操にメッセージアプリで呼び出された。
「よっ。マブい猫でも見つけたのか?」
「言い回しが古い。猫はいつでも可愛いでしょ。はい。こないだのお礼」
ぶっきらぼうに差し出した紙袋の中にはどら焼き。生地に猫の焼印。
「おおっ可愛いな!ありがとう!一緒に食おうぜ。座れ座れ。ほれ、半分こな」
「(渡すだけが一緒に食う事になってしまった)
……まぁ、別にいいけど」
ふわふわもちもちの生地に餡子の優しい甘さ。あ、苺入ってる。これは緑茶が欲しくなるぞ。
「早く4月になんねえかなー。心操がヒーロー科に来んの楽しみだぜ」
「足元掬われないようにな」
「そっちこそ、望む所だぜ!」
自分の世界に入り込み、何やら独り言つ緑谷。
「歩きスマホは危ねえぞ」
Σ「わぁッッ!!!」
「おっと!」
背後から話し掛けられたおれに驚いた緑谷の手からスマホが元気よく飛び出した。慌ててキャッチ。
「しっ紙間くん…!」
「悪ィ。驚かせるつもりはなかったんだが。けど、歩きスマホは危ねえからやめとけ。学校内とはいえここは外だし、誰かにぶつかって怪我させたらアウトだろ」
「ごめん。気をつけるよ」
スマホを返そうとすると、緑谷が先ほどまで見ていた画面が目に入った。
【ホワイトデーにオススメのプレゼントランキング】
「……………? 随分と熱心に調べてるんだな」
「えっあっ!これは!個人的にというか!紙間くん!」
「うおっなんだ?」
緑谷から相談があると言われ、おれ達は近くのベンチに座った。
「これから言う事は誰にも言わないでね」
「おれは口は軽いけど、ダチとの約束は固く守るぜ。男同士の約束だ」
「君は女の子のハズだけど………。えっと、まずバレンタインに皆からとは別にある女の子から個人的に貰って」
「愛の告白されたんだな」
「告ッ!?いや、されてないよ!友チョコ!飯田くんも一緒にいて、その娘から貰ったの」
麗日だな。緑谷と仲良しの女の子って十中八九あいつしかいねえ。
「それでホワイトデーに告白で男を決めようと……わかった。誰にも言わないし、おれは陰ながら応援する!」
麗日はおまえの事、惚れてるっぽいしきっと上手くいくだろう。
「そんなんじゃなくてうr……その娘は大切な友達なんだ。それでね、僕バレンタインなんてお母さん以外の女性に初めて貰ったからどうすれば……」
「それ、おれに聞いてどうするんだ?プレゼントの相談なんて参考に出来るかどうかわかんねえぞ」
おれだってバレンタインに父ちゃん以外の人に渡すの初めてだったし、なんならホワイトデーだって。
「おまえ、母ちゃんにホワイトデーやってたりしてるのか?」
「うん。お花とかお菓子を毎年あげてるよ」
「喜んでくれてるか?」
「うん」
「それでいいじゃねえか。おまえが相手の事を考えて選んだやつなら、その娘はきっと喜ぶぞ。それによ、ブランドのバッグじゃなきゃイヤよなんて言う女の子じゃないだろ」
「…………ありがとう紙間くん」
「どういたしまして」
うーん。あの様子じゃ、麗日の一方通行ってやつかな。緑谷の心に変化が起こるまで見守っておくとするか。
あ、おれもヤオモモに何かホワイトデーあげた方がいいな。
▽▼▽
そして3月14日。ホワイトデー。
「ヤオモモー!はい、ホワイトデー♡」
朝の教室。まだ全員揃ってなくまばらだ。
おれはヤオモモに平べったい小さな包みを渡す。
「まぁ、栞!」
「ヤオモモ、たっくさん本読んでるからな」
「あら、素敵な押し花。これはフリージアですね。意味は感謝、親愛、友情。ありがとうございます紙間さん。大切に使わせていただきますね」
「へへっ、花言葉とか知らないけど、あげるなら素敵なやつにしたいなーって調べた!褒めて!」
頭を撫でてくれた。やったぜ。
緑谷の花を参考にした。ありがとな緑谷。
「あっ!それなら私も紙間さんにホワイトデーの贈り物を用意するべきでしたわ。すみません、こういったイベントは初めてで……」
「気にすんな。それなら来年こそやろうぜ!」
「来年……ええ!是非」
▼▽▼
昼休み。心操にメッセージアプリで呼び出された。
「よっ。マブい猫でも見つけたのか?」
「言い回しが古い。猫はいつでも可愛いでしょ。はい。こないだのお礼」
ぶっきらぼうに差し出した紙袋の中にはどら焼き。生地に猫の焼印。
「おおっ可愛いな!ありがとう!一緒に食おうぜ。座れ座れ。ほれ、半分こな」
「(渡すだけが一緒に食う事になってしまった)
……まぁ、別にいいけど」
ふわふわもちもちの生地に餡子の優しい甘さ。あ、苺入ってる。これは緑茶が欲しくなるぞ。
「早く4月になんねえかなー。心操がヒーロー科に来んの楽しみだぜ」
「足元掬われないようにな」
「そっちこそ、望む所だぜ!」